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備忘録

「高知署長に裏金1000万円」県警OBが証言

2009-08-03 19:44:42 | 雑記録
「高知署長に裏金1000万円」県警OBが証言。 高知新聞。
2009.08.03 Monday
かつて高知県警と戦った高知新聞の記事を紹介します。
(高知白バイ事件でも片岡さんを支援してほしいのですが)

高知新聞

「高知署長に裏金1000万円」県警OBが証言
(2005年4月21日・朝刊)

 県警の捜査費不正問題で、複数の県警OBが20日までの共同通信の取材に対し、捜査費や旅費を組織的に裏金にし、「幹部の私的な飲食やヤミ手当、餞別(せんべつ)などに使われていた」と認めた。県内最大の高知署では1990年代(平成2―11年)、署長に1年間だけで1000万円以上の裏金が渡されたこともあったといい、「現場の捜査員にはほとんど渡っていなかった」などと証言した。

 60代のOBは「県警本部長らキャリアをはじめとする幹部に渡す裏金として、本部の会計課が年間数千万円を集める計画を立て、各部署から吸い上げるシステムになっていた」と説明。具体的には、捜査費を各部署に支給する際、天引きするだけでなく、いったん渡した中からキックバックさせていたという。

 裏金づくりの手口は架空領収書の作成やカラ出張で、「警察署の倉庫で大量の印鑑を一束につき3年ずつ寝かして、架空領収書をつくるために使い回していた」と、具体的な方法も明かした。

 捜査協力者が印鑑を持っておらず、領収書に母印を押したように装う場合は、会計担当者が両手の指を使い分け、偽造したという。

 また、元事務職員の男性は「署で月2回、署員を集める『教養日』に鉛筆で下書きされた領収書が次長から配られ、ほとんどの署員が架空領収書を書かされた」と証言。

 「パトカーをぶつけて壊してしまったときに、報告すると問題になるので、裏金で修理した」「カラ出張は実際には行かないため地名が分からず、『博多駅』が『福岡駅』と書類に書かれていた」という証言もあった。

 90年代の高知署長経験者7人(いずれもOB)のうち5人は20日夜までの高知新聞の取材に対し、「1円たりとももらっていない」「そんな事実は全くない」「誰がそんなことを言っているのか」などと裏金の授受を全面否定した(ほか2人は接触できず)。

 県警の黒木慶英本部長は「記事の内容を精査し、検証できることがあれば検証したい」とコメントした。


現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。ezaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。

皆さん、時速10キロメートルで2メートルのブレーキ痕がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします

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