架空投資話で７００万円詐取、被害１億円か 容疑の２人逮捕＝高知・続報注意
2008.12.02 大阪朝刊
架空会社の未公開株を上場するなどとうその投資話を持ちかけ、金をだまし取ったとして、県警捜査２課と高知署は１日、高知市上町、会社役員石崎貞利（６０）、札幌市中央区、同西本昌司（４８）両容疑者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
発表によると、両容疑者は２００５年９月～１２月、存在しない「日本無風力発電株式会社」が上場すると架空の投資話を持ちかけ、兵庫県の主婦（７２）ら４人から計約７００万円をだまし取った疑い。
石崎容疑者らは、無燃料で永久に発電する「無風力発電機」が「日本やアメリカなどで特許を取得した」などとうその内容をチラシやホームページに掲載。各地で株式講演会を開いて人を集め、「１株３５万円が数倍にもなる」「株式上場により多額の利益が得られる」と偽り、金をだまし取ったという。
同課などは同様の手口で、全国の約７０人から約１億円を集めたとみて、余罪を調べる。
［続報］
・２００８年１２月２３日付大阪朝刊２７面（記事番号００６）
＝「無風力発電」詐欺 会社役員を起訴 １人は処分保留＝高知
読売新聞社
