高知地検の岡崎検事正が着任会見
高知地検の岡崎正男検事正(57)が22日、着任会見を行い、5月から始まる裁判員制度について「検察が一体となってこの制度が円滑に進むよう尽力したい。また、制度をより理解してもらうため導入後も広報活動に力を入れたい」などと語った。
高知の印象については、「高松高検総務部長時代に高知に来たことがあるが、県民の表情が明るいという印象がある。近代日本を築いた重要な地を理解したい」と話した。
岡崎検事正は東京都出身で、昭和50年に立教大法学部卒。同54年に検事任官後は京都地検特別刑事部長や大津地検次席検事、福岡地検小倉支部長などを歴任。16日付発令の人事異動で最高検検事から高知地検検事正に就任した。