高知白バイ事件

週刊女性より

2006.3.3(事故当日)の出来事

晴彦さんが勤める「高木ハイヤー」の女性社長からの電話だった。
「ハルさんのバスが事故に遭ったみたいです。ちょっと待機していましょう」
(えっ、どうしたんやろか)
「"止まっていたらロケットが飛び込んでくるような白バイがぶつかった"と、ハルさんが携帯電話からかけてきた。絶対、ハルさんが悪いんじゃないから」
(白バイが飛び込んでぶつかったって・・・)
しばらくすると再び電話が。
「もしもし、土佐署ですが、ご主人が事故を起こされました。逮捕しましたので今日は帰れません。洗面道具とか持ってきてください」
(まさか、逮捕やって。そんなアホな。ハルさんは安全運転で有名やったのに・・・)
伊○というという署の交通部長が応対した。香代子さんに、
「隊員は亡くなりました。ご主人は動揺しています。詳しくは明日からの取り調べで」
と答えるだけ。
そこへはいってきた上司と思われるひとが、
「おい、片岡どうしとる」
と聞き、
「ゆっくり休ませとけ!」
とだけいって、消えた。
「夫に会わせてください1」
と頼んだが、その日は会わせてもらえなかった。
仕方なく帰宅した。
「お父ちゃんが逮捕されたんや!」
取り乱した亜矢さんからの電話があった。
「娘は動転して何をいっているのかわからなかった」
そのとき、夫の逮捕が早々とニュースで流れていたことにも香代子さんは驚いた。

※カットして載せてます。