2010年05月10日 05:12
再審請求予定日が近づいてまいりました。正直言って焦っています。
さて 高知白バイ事件、スクールバス運転手片岡晴彦さん有罪の重要な証拠として、ある写真がカタタヤスシ裁判官によって採用されました。
この写真①です (クリック拡大)
この写真に、運転席の片岡さんとバスの右前輪スリップ痕が写っています。
カタタヤスシ裁判官はこの写真について判決文で次のようなことを申されています
〇 「被告の片岡とスリップ痕が同時に撮影されいることからも、事故直後にスリップ痕は存在していたとが認められる」
〇 「多くの野次馬や、生徒や教師のいる中、いわば衆人環視の下ではスリップ痕を捏造したとは思えない」
「バスは止まっていた」という生徒や教師の証言も、1.2mのスリップ痕は物理的に不可能と言う指摘もこの1枚の写真によって『信用できない』の一言で蹴飛ばされてしまいました。
この写真が提出されたのは、裁判が始まってからでして、『このままじゃ、勝てない』と踏んだ地検と県警があわてて作成したものと考えています。
この写真の胡散臭さは支援ブログや旧ブログの「冤罪事件進行中」でよく指摘されている。結構有名な1枚。
さて、次の2枚の写真をご覧下さい
写真A
写真B
この2枚の写真は県警関係者から入手した・・・・なんてのは大嘘です。
ネット支援者の監視委員長さんが写真①から作成した合成写真です。
〇写真A
写真①から運転席の片岡さんを消し去ったもの
〇写真B
写真Aに下の写真からコピーした片岡さんを貼り付けたもの
製作者の監視委員長さん曰く『時間をかければもっと完成度は高くなる』 つまり、合成写真とはばれなくなるといっていました。(ネガを出せといわれれば別ですが・・・)
写真A/Bは間違いなくフォトショップで加工したものです。
、目撃証言や、事故状況からして明らかに不自然な存在であるスリップ痕をカタタ裁判官は『写真に写っている』としてスリップ痕を本物と認定した。
そして、その「写真に写っているスリップ痕」を「物的証拠」として警察に不利な証言や物理的法則を無視して、なおかつ、事実を訴える片岡さんを『反省していない』と実刑判決を下した。
写真に写っているスリップ痕が物的証拠なのか? はたまた、スリップ痕が写っている写真が物的証拠なのか定かではないが、このように写真の加工がパソコンとフォトショップのような加工ソフトがあれば、基本的な知識があれば誰でも精巧な合成写真が作成できる時代です。こういった時代においてネガのない写真は証拠としての価値があるのか?
「ネガのない写真はデジタル写真であるから証拠として無効だ」
この辺りを再審請求で問うてみることにした
写真鑑定の権威にこの写真の鑑定をしてもらった。「ネガを見てみないと合成とは断定はできない」と慎重な意見だったが、裏を返せばネガを見れば本物かどうかがわかるということだ。
高知新聞社会部の2名の記者が「ネガを見た。だから写真捏造はない』と言っているくらいだから、ネガはあるはずだが、それが法廷に出てこない。
あるなら、それを出してもらいたい。いや法廷は出さすべきだろう。
証拠捏造があったのかなかったのか。警察・地検が正当な捜査をしたのかどうかがはっきりする。
最後に写真①→写真A→写真Bへの加工の流れを動画にしてUPしました。
製作は監視委員長さん 編集はlm737