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備忘録

四国銀行 6年ぶりの赤字決算

2009-05-16 07:13:25 | 雑記録

四国銀行 6年ぶりの赤字決算


四国銀行のことし3月期の決算は、アメリカのサブプライムローン問題をきっかけにした金融市場の混乱で保有している有価証券の価格が下落したことなどから6年ぶりに赤字決算になりました。

四国銀行のグループ全体のことし3月期の決算は、一般企業の売り上げにあたる経常収益は520億3700万円で、前の年と比べて59億円あまり減少しました。
一方、経常費用は保有している有価証券の価格が下落したことや取引先の企業の倒産などで759億2700万円と、前の年と比べておよそ237億円増えました。
その結果、税金などを差し引いたことし3月期の最終的な損益は、前の年よりおよそ252億円減少し、216億1600万円の赤字決算となりました。
四国銀行の1年間の決算が最終的に赤字になったのは、平成15年3月期以来6年ぶりです。

赤字決算の理由について四国銀行は、サブプライムローン問題をきっかけにした金融市場の混乱で保有している有価証券の価格が下落したことなどをあげています。
来年3月期の見通しについて、四国銀行は有価証券の評価額が今後は引き上がることが予想されることなどから、最終的な損益は23億円の黒字を見込んでいます。


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