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備忘録

読売新聞の温故知新聞

2009-05-16 08:30:24 | 雑記録
読売新聞の温故知新聞

粟野仁雄氏は、高知県の国道でスクールバスに白バイが衝突した事故について、裁判官の明らかな「論理矛盾」を糾弾している。裁判官は、学校側の証言は身内だから信用できないとしながら、警察側の証言は身内でも信用できる、さらに第三者の証言については「第三者であるからといって信用できるわけではない」と融通無礙の証拠採用をしたという(「『この人、痴漢!』と言われたら」)。恣意的と言われても仕方のない論法だ。スクールバスの運転手には最高裁から上告棄却が告げられ、禁固1年4月の実刑が確定した。粟野氏はまた、論理のみならず表現も“難解”を極める判決(文)をも例示して、司法の意図するところに疑問符をつけている。「目撃していないという可能性がないとは必ずしも言えないわけではない」(前掲書)──もはや日本語ではない、と。

http://www.yomiuri.co.jp/onkochi/on20090430_61.htm?from=yolsp

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