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湘南平塚をホームに活動している、ボディ・エネルギーワークの山田久美子のブログです。
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2023.3.24 入生田 長興山 紹太寺 枝垂れ桜🌸

2023年03月28日 | 西湘探険隊
こんにちは、久美子です。
今日も観に来てくださって、
ありがとうございます😊
(いつもより長め🙇‍♀️)

雨が続く関東ですが、奇跡的に唯一晴れた24日に、りょうこさんと小田原の入生田にある《長興山 紹太寺》へ行って来ました。




初めましてのご挨拶🙇‍♀️

こちらは、大名《稲葉氏一族の菩提寺》

『稲葉氏』。
歴史的には、ちょこちょこみる名前です。
信長や秀吉の様な派手さはありませんが、ず〜〜〜っと目にする名前です。

父親は、江戸時代の小田原初代藩主。
で、この父親の母、いわゆる祖母が有名な『春日局』になり、実母が早くに亡くなった事から、その春日局に養育されたのが、二代目の藩主になる、『稲葉正則』さん。

三代将軍家光の乳母でもあった春日局の孫に当たる方。
その事もあり、幕府の中核として執務にも当たられていました。
(ネットで調べると、思った以上に優しいお顔つきで、ちょっとびっくり。)

この方が傾向していた、黄檗宗の名僧を招き開基したお寺の一つが、この《長興山 紹太寺》となります。

入生田駅から徒歩でも5分程度。
雲の間から覗く太陽が気持ち良かったです。

敷地はびっくりする程広くて、スニーカーで正解でした。

この時期は稲葉正則手植えと言われる樹齢約340年の枝垂れ桜🌸が有名との事。

先ずは、稲葉正則さんの祖母、春日局にご挨拶🙇‍♀️
と言っても、苔むした階段を軽く滑りながら上がります。
途中には季節の花も咲いていました。

マムシグサ?🐍

中々の昇り階段を上がり、ようやく到着。


稲葉正則さんの墓所と春日局の供養塔。
他にも、正室、側室、息子さんのお墓などありました。

ふと、振り返ると、大きく枝を伸ばす木があり、存在感たっぷり。

現在は木々に囲まれたとても静かな場所。

大奥を作った『春日局』。
そこから、江戸幕府は15代まで続く礎を基づいたのはこの大奥が大きな役割を担ったのは確かな事。
でも、多くの女性達が様々な思いを抱いたのも、大奥があったから。

政権が安定して長期に続いたから、大きな争いが起こらず、文化も発展して行った訳で。
どちらの視点から観るかによって、功罪は大きく変化して来ます。

裏切り者、石田三成の縁者として想像を絶する波瀾万丈の人生を送った《春日局》それを側で見ていた《稲葉正則》。

自分の視点から、相手の視点に変えてみる事で、物事の意味は変わるけれど、その時に感じた感情や思いはそこに留まっている。

その時の立場の中で何が出来るのか?
きっと問われている物はあるのだろう。

あの時出来なかった事が今なら出来る(かも知れない😅)

今の時代を見た、春日局はどう思うのか?
聴いてみたい気がする。

墓所を後にして、稲葉正則さんが手植えした枝垂れ桜🌸へ。



一枚目、高台から
二枚目、近影
三枚目、全体的に😊
この頃になると、日差しも強く熱いくらいでした。

桜の花びらがチラチラと風に散る光景は、雅そのもの。
ソメイヨシノよりも淡く、小さい花弁が風に流されて行きます。

高台にはまだ若い枝垂れ桜🌸もあり、
こちらは花盛りでした。




ケルトのトリスケレでは無いものの、それぞれの年代の美しさがありますね。


また違う品種。
みんな違って、みんな良い😁

桜🌸を堪能した午前中でした。















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