こんにちは、久美子です。
別に幼子を切り捨ては訳ではなく、
今日も観に来てくださって、ありがとうございます😊
物語の中の刀剣③
今回ご紹介するのは、
《童子切 安綱(どうじきり やすつな)と呼ばれる刀剣です。
(以前開催された根津美術館で行われたイベントのチラシ。ネットからお借りしました🙇♀️)
別に幼子を切り捨ては訳ではなく、
昔、京の都で悪さをしていた『酒呑童子(しゅてんどうじ)』という鬼をこの刀で斬り伏せた。
という物語。
登場人物は、
藤原道長に仕えていた、源頼光(みなもとのよりみつ 又は、らいこう)と呼ばれる武将と、頼光に仕えていた4人の武将。
その当時の都は洛中(人の住む世界)と洛外(人ならざるモノ達の世界)がはっきりとした境界線が引かれていました。
都の丹波の“大江山”と呼ばれる山中に
『酒呑童子』と呼ばれる鬼の頭目がいて、都の姫君達を攫ってしまうなどの悪行三昧を繰り返していました。
この事に苦慮した道長が武士の代表格である、
源頼光に依頼をして、酒呑童子討伐の命を降します。
幾ら、名刀であろうがただの人である頼光がすんなりと敵うはずも無く、様々な策を講じて、神仏の力も借りて紆余曲折ありながらも無事に鬼退治をして、都に生還する。
というお話。
能や歌舞伎、御伽草子の格好の題材となっています。
また、この源頼光という人物は何故か?妖に縁があり😅
『酒呑童子』以外の妖も切り捨てたりしているので、その話はまた別の機会に🙇♀️
まぁ、今で言うと、“ウルトラマン”やヒーロー物の主人公的な立ち位置になるのでしょうね😊
しかし、ウルトラマンとは違い実在の人物であり、この御伽草子の話の裏には別の物語が隠れていそうです。
この刀剣は今秋東京国立博物館で開催される
『国宝』で鑑賞する事が可能です。
9/26神奈川県平塚駅直結のカフェで東京国立博物館に実際に行く前にもう少し説明などもしたいと思います。
概要*「今秋・トーハク150年記念
国宝展に向けての
事前説明会」
9月26日(月)10~11時
平塚駅ビル内にて
参加費:2000縁
※ご都合が合わない方は
別日開催・応相談・ご興味ある方も、どうぞ。
ksfactory935@gmail.com まで🤗
*「東京上野トーハク150年記念・特別展
国宝刀剣19振、全部見せ!
コラボツアー」
10月下旬~11月、水曜の予定
(日時事前予約制)
詳細、後日。