2024年1月19日(金)、佐伯区五日市町の石内公民館敷地内にある竪穴住居を訪ねた。30年前のアジア大会開催(1994年)に向け、マラソンコースとなる石内バイパスが建設された。そのとき発見された「下沖(したおき)5号遺跡」にちなみ復元された竪穴住居。地元有志が、今から約1,800年前の弥生時代後期の住居をイメージし、復元したもの。
近年、「かや」の入手が容易でなく、一部「わら」も使っている。ふき替えや修繕作業する人が高齢化し、技術の継承が課題となっているなど、案内してくれた公民館職員から説明を受けた。
かやぶき屋根は、想像していた以上の厚みがあり、ふき替えごとにかやが大量に必要になるだろうと思った。わらが下地に使われていた。
1,800年前と言えば、若い頃はずいぶん昔のような気がしていた。しかし、最近は、そんなに昔でもないなと思うようになった。アジア大会でカネボウの早田選手を沿道で応援したが、30年があっという間に過ぎたから。