ふるさとの山歩き、樹木、カメラ、家庭菜園の日記

山歩き・歴史の散歩・樹木観察・デジタル一眼レフ・家庭菜園などの活動記録です。

三高山砲台跡

2022年06月24日 | 歴史の散歩

 2022年6月23日(木)、江田島市北西部の沖美町にある砲台山(401.8m)に登った。ロシア・バルチック艦隊の入港を阻止するため、明治31年(1898年)から2年の歳月を費やして完成した、砲台の遺構を見るためである。

 山の名前は、元々「三高山」だったのが、いつのまにか「砲台山」と呼ばれるようになったそうだ。暑くなる予報のため早めに行動しようと、宇品港8時25分発のフェリーに乗って、9時に登山を開始した。正面が砲台山である。

宮島や小黒神島の左向こうに阿多田島が見えた。

 ふうふうの体で11時半、北部砲台跡に着いた。

兵舎跡
  
パノラマ展望台から眺めた。三高港前面のカキ筏と左向こうが似島。
 
掩蔽部跡(えんぺいぶあと、避難壕跡)
 
観測所跡
 
砲床跡:大砲の台座を回転させる
     
南部砲台跡は、夏草に覆われていた。
   

登山口までの海沿いは、生産量日本一になったことがあるカキ棚と筏、下山して三高港までの谷間は、江田島市の花「菊」が気になった。

帰宅して、この日の中国新聞朝刊を読むと、奇しくも三高山砲台跡を含む広島湾要塞の記事が載っていた。

 

 

 

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