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ふるさとの山歩き、樹木、カメラ、家庭菜園の日記

山歩き・歴史の散歩・樹木観察・デジタル一眼レフ・家庭菜園などの活動記録です。

しま山「金蔵山」

2025年03月15日 | 山歩き

 2025年3月14日(金)、岩国港から南東26kmのところにある柱島の「金蔵山(きんぞうざん)」に登った。初めて登ったのが2021年。月日の経つのがつくづく早く感じる。中学1年生なら、早や高校2年生になっている。金蔵山(283m)は、しま山百選のひとつで、「西瀬戸内海の周防小富士」と呼ばれているところ。7時40分発の高速艇で、途中、柱島諸島の黒島・端島に寄って、8時39分に着いた。
 
登山口の柱島小中学校(2011年休校)から、山頂まで約1.1km。道はよく整備され、歩いた距離、山頂までの距離が掲示され、目安があり歩きやすい。

山頂には、太平洋戦争時の海軍の、見張り所の煉瓦の建物が残っている。

柱島は山口県岩国市にあり、広島県、愛媛県との県境にある。山頂から、南に山口県周防大島、東に愛媛県松山市の島々、北に広島県倉橋島を見渡した。
 
下山後、島一周農道を歩いた。海岸より一段高いところにある農道は、舗装され平坦で7km。農作物を運搬するために造られたそうだが、現在はあまり使われていないようだ。人口108人では已むを得ない。今はハイキングコースとして利用され、春と秋に地元の人が清掃しているそうだが、春はまだ先だ。落葉が集積し、落石や倒木もあった。

北に採石跡で直ぐわかる大黒神島、南に周防大島など周りの島々を確認しながら歩いた。

帰りの船の時刻まで集落内を散策した。


17時14分、岩国港に着いた。27,000歩、7時間30分の柱島だった。



 

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歴史と映画の島「真鍋島」

2025年03月09日 | 山歩き

 2025年3月7日(金)、笠岡諸島の真鍋島に行った。笠岡の住吉港から約18km。パンフレットには、昔の面影残る「歴史」と「映画」の島と紹介されている。歴史は、平安時代に付近の島々を支配していた水軍真鍋氏の根拠地で史跡がある。映画は、「瀬戸内少年野球団」などロケ地になったというもの。8時10分発の船に乗って、約1時間後に本浦港に着いた。

さっそく城山(126.8m)に向かう。猫が親しげに近寄ってくる。

岩坪地区の墓地内にある五輪石塔群を見学した。
五輪石塔群
 平安時代末期から戦国時代末期まで400年間に造られた真鍋氏代々の墓。
  
尾根沿いにある城山の小径に寄った。水仙の島六島(むしま)に近いので、真鍋島にもスイセンが咲いているだろうと勝手に思っていたが、ここ以外あまり見かけなかった。

真鍋島の最高峰「城山(126.8m)」
   
 これから向かう阿弥陀山、その向こうに六島、小飛島、大飛島を眺めた。小飛島と大飛島は重なって見え、小飛島の向こうに大飛島がある。
 
 東は香川県の佐柳島、西は北木島。
 
よく整備された尾根伝いの道を、真鍋城跡、阿弥陀山に向かった。
   
真鍋城跡
 
阿弥陀山(山の神、121m)
 真鍋城跡同様、眺望がなかったのが残念だった。
 
ふれあいパーク
 正面に北木島が見える。
 
天神鼻展望台から本浦港と城山を眺めた。
  
本浦地区の狭い路地を歩き回った。
真鍋家の「なまこかべ」と樹齢300年のホルトノキ
   
圓福寺(えんふくじ):795年開基の古刹。境内には御影石製の「金参拾萬円也」寄付板がずらりと並んでおり、島で大切に守られていると思った。
 
真鍋中学校
 昭和24年完成の全国でも珍しい現存する木造建築。映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地。出演者を調べると、夏目雅子・郷ひろみ・渡辺謙・ちあきなおみなど、よく知った名前が並んでいた。映画に興味がなかったので、知らなんだ。
 
 見るもの全てが珍しく、歩き詰めの6時間だった。
 


 

 

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大野城山

2025年03月01日 | 山歩き

 2025年2月26日(水)、1か月ぶりの山歩きで大野城山(265.6m)に登った。集合場所の五日市駅に、バス便の都合で、約1時間前に着いた。この待ち時間を有意義に過ごそうと、駅周辺でまだ行ったことがない海老山公園(53.7m)に行った。山頂から眺めて、近くにこんな素晴らしい公園があったのに、もっと早く来れば良かったと思った。五日市漁港、はつかいち大橋の向こうに宮島が見える。

大野城山へは、シダをかき分けかき分け登った。

山頂の門山(かどやま)城跡は、毛利元就と大内氏の重臣陶晴賢が戦った「厳島合戦」(1555年)の舞台になったところ。周辺の巨岩には柱穴があり、見張り台か簡単な建物があったようだ。

宮島の大鳥居も見える。

低い山だが、久々の山歩き。海老山にも登っていたので、かなり疲れた城山だった。

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坂町遊歩道「水尻・頭部ルート」

2025年01月23日 | 山歩き

 2025年1月22日(水)、坂町遊歩道「水尻・頭部(ずぶう)ルート」を歩いた。坂町内には、JR呉線の3つの駅(坂駅・水尻駅・小屋浦駅)がある。そして、それぞれの駅から、よく整備された遊歩道へアクセスできるようになっている。この日は、水尻駅から坂駅までの「水尻・頭部ルート」を歩いた。

2018年7月土砂災害後の砂防堰堤工事で通行止めになっていたが、工事も進み、通行できるようになっていた。

頭部みはらし公園から、宮島も見えるはずだったが、あいにくかすんで見えなかった。

ロウバイが咲き、春はもうそこまで来ていると感じた。

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観音山・高山

2025年01月18日 | 山歩き

 2025年1月17日(金)、阿多田島の観音山(116m)・高山(204m)に登った。阿多田島は、宮島の南約3kmのところにある大竹市の島で、釣りの名所。小方(おがた)港から乗ったフェリーは、新船に変わっていた。

まず、観音山に登った。周回道路に登山口がある。山道はよく整備されていた。山頂から見た気になる島は、採石され岩肌が見える目の前の大黒神島。そして、近々行こうと思っている遠くの柱島。

次は、高山。登山口は、観音山の登山口から、周回道路を少し行ったところ。2021年に初めて登って以降、登るたびに山道が整備されている。展望所でも、大黒神島と柱島が気になった。
 
山頂も周りの木が伐採され、見晴らしが一層よくなっていた。椅子の正面に宮島、横を向いたら観音山とその向こうに大黒神島。下山路の展望所では、猪子島(いのこじま)とその向こうに宮島。

2つの山に、ゆっくり登って下りて3時間弱。帰りのフェリーの時刻まで、約3時間。島を一周する舗装道路を歩いた。沿道には、桜の記念植樹がされているが、咲く時期でもなく、ひたすら歩くだけ。阿多田灯台資料館に寄った。以前寄ったときは、たまたま設備点検中で開いていて、見学できたが、そんな都合がよいことは何度もない。門が開いているだけ良かった。

今回、島で一番気になったのが、白い糞(?)。道路や木の葉など、島のいたる所で目に付いた。カァーカァー鳴くカラスの糞だろうか。衛生面から何らかの対策が必要ではないか、と思った。

港とフェリーから高山(204m)を見上げた。


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