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MGMT690 Organizational Change Management (MBA 2014 Kanako)

2013-08-20 07:45:44 | Elective-Strategy
科目名:MGMT690 Organizational Change Management
受講時期:2013 Module 4
担当教官:Matthew Lynall


Krannertの名物教授Lynall先生の授業です。本授業はストラテジーと人事の融合分野であり、ラインマネジャーから人事マネジャー、またコンサルタントやプロジェクトマネジメントに至るまで様々な分野を目指す学生が履修します。他の選択科目に比べて、2年生の割合が高いのも印象的でした。

内容は、授業のタイトルにもあるように、Organizational Changeつまり組織改革をどう起こすか、促すかということをポイントを、様々なステークホルダーの視点から見ていく、というものです。最初の数回にLynall先生独自の切り口をレクチャーして頂いてからはほぼ毎回ケース+HBR等の読み物があります。変化を起こす側の人間という視点からのリーダーシップ論や変化を促すトップマネジメント層の視点等、様々な角度から学ぶことができます。また、学期の後半にはシミュレーションゲームを通じて、如何に改革を促進することが環境に左右されるかという点を実感することができます。

毎回の授業での発言や上記のシミュレーションにくわえ、実際に改革を起こした(もしくは起こしている)組織へインタビューレポートがチーム課題として課されるのも特徴的です。チームは教授が学年、専門分野を考慮して編成されますが、私のチームは幸い本課題のテーマとして扱いやすい組織へのアクセスがあったのではかどりました。また、変化を起こす、という点から自身の強み弱みを見定め、自分の中でどう変化を起こすかという自己分析の拡大版のようなレポートもあります。期末試験がない代わりに、これらの課題と授業での発言がほぼ均等に最終成績の割合を占めているのでいつも気の抜けない授業でした。

受講する際のtipsですが、部分的にLeadershipの授業とカバー範囲が重なっていました。こちらの授業は別ページで述べますが、どちらもリーダーシップがテーマになる部分が多いため、同じmoduleに履修してしまった私は、時として新鮮さに欠けるという印象を持ってしまう回もありました。どちらも素晴らしい授業なのでおすすめしますが、とるタイミングを考慮した方がいいと思います。

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