地方電視台のうっかり今日この頃

電視台クッシーの回顧録。電視台の裏側、カフェ&グルメ、料理、音楽、旅など日々のブロ具。

魔法の国よりおとぎの宿!

2009年02月17日 | 旅行
 14日の結婚記念日。東京ネズミーランドという案もあったのですが、アラフォー世代はゆったりのんびりしたいらしく(笑)須賀川市にある「おとぎの宿 米屋へ。

 雑誌やメディアで取り上げられていて気になっていたユニークなコンセプトのお宿です。いや~・・・・接客、料理、雰囲気、どれをとってもすばらしく、いままで泊まった旅館の中でナンバーワンかもしれません。

 それぞれのお部屋に昔話の名前がついているのも可愛いです。私の泊まった部屋は「一寸法師」(笑)。別棟のお部屋でしたが、渡り廊下(おとぎ街道と書いてありました)が素敵なんです。昔話をイメージしたイラストや和の飾りに癒されます。

 すべての部屋に露天風呂がついているのも◎(寒くて入りませんでしたが)。あきらかに普通の温泉旅館と違います。大浴場はなぜか貸切状態。須賀川温泉(初めて聞いたな~)のお湯はさらさら。美人の湯系で肌がすべすべになりました。

 そして、料理は「冬のおとぎ会席~鶴の恩返し」。全10話の物語仕立てになっていて、一品一品が目でも話でも楽しめる料理なんです。とろ、カンパチの刺身盛の下にはドライアイスがあって、水を入れると煙が出てくるという演出も。一寸法師が大きく変身するシーンか、浦島太郎がおじーちゃんになるシーンのようでした(笑)。
 うねめ牛、タラバガニ、湯葉~豆乳鍋・・・体に優しい素材にこだわった料理の数々。揚げ物などこってりしたものがないせいか、ゆったりと楽しくたくさんいただけました。他の季節はどんな物語の料理なんでしょうか?味わいたい!

 朝食も懐石風で籠にかわいらしくおかずが収められています。料金もそれなりですが、たまの贅沢。普通の温泉旅館の倍以上の満足感を得られたような気がします。

おとぎの世界に入り込み、心はメルヘンチック(笑)。優しくなれる温泉旅館です!


(今日のBGM)
シャ・ラ・ラ~つじあやの&奥田民生