地方電視台のうっかり今日この頃

電視台クッシーの回顧録。電視台の裏側、カフェ&グルメ、料理、音楽、旅など日々のブロ具。

住む人の心が村の顔です

2011年05月30日 | その他

 福島県飯舘村。第一原発から30キロ以上離れているのに、全村避難が言い渡されています。たまたま、放射性物質が北西に風で運ばれ、たまたまこの地に多く飛散したのです。すでに村の人口約6000人のうち、3分の2は福島市などに避難。悲しい現実を突きつけられても、常に前を向いて村の人たちを考える菅野村長。
なんと、ドミューン福島第2弾のゲストです。飯舘村の魅力を綴った本「までいの力」の著者、渡部沙織さんも出演です。
そして・・・私もユースト生放送の現場に客として初参加。限定50人のメール応募に間に合いました。
今回も福島市ゆかりの大友良英さんらがナビゲート。大友さんは福島の今をよく知ってくださっています。

私自身大震災以降、ニュースのデスク担当になり、取材で現場を訪れることがなくなり、ふだんテレビで見ている村長の「生の声を聞きたい」というのがずっとありました。
難題を突き付けられる中、村民のために素早い決断をし、対応に当たる菅野村長、64歳。名刺には「住む人の心が村の顔です」と書いてあるそうです。
きょうの話から統率力だけでなく温かい人柄、思いがしっかりと伝わってきました。
こういう方に国のリーダーシップをとってもらいたいです。

原発が収束し、避難した飯舘村民が戻り、再び「までい(スローライフ)」の日々に早く戻れることを願っています。

(今日のBGM)
September~DAVID SYLVAN


プロジェクトFUKUSHIMA!教授も登場!?

2011年05月08日 | 音楽

 ついにスタートです。プロジェクトFUKUSHIMA!
NHKの全国放送でも紹介されたようですね。坂本教授も来るとのこと。
そしてきょうのユーストのドミューン福島(レイ・ハラカミのサウンドにやられました・・・・・)
なんか凄いことになっています。それ以上に今置かれている福島は凄い(というよりヤバい)んですけどね。
発起人の一人が、遠藤ミチロウさん。20年前にレコード会社の人にお願いして、パロパロのゲストに来ていただきました。
「遠藤ミチロウ~スターリン」特集を独断で放送。視聴率取れなかったな~(笑)。
すごく腰が低かったことを覚えています。こうして立ち上がってくれることをうれしく思っています。
自分も何らかの形でこのプロジェクトを応援していきたいですね。

きょうは福島市郊外のアンナガーデンへ。こんなカフェが出来ていたんですね。
「創作ランチ イヴのもり」 1500円のランチをチョイス。

雰囲気も◎。ランチは少々お高いですが、油分を抑えたヘルシー&目で楽しめる料理に満足。
コーヒー&スイーツも付きます。
少しづつ震災前の穏やかな生活に戻していきたいです。

(今日のBGM)
終わりの季節~レイ・ハラカミ


震災をきっかけに福島から音楽文化が生まれる

2011年05月02日 | 音楽

先日、三春の桜を調べていたら、偶然こんなページにたどり着きました。



ジム・オルーク何やってんだ、おい!ソニックユースのサポートでギターをギュワンギュワンさせたり、名作「ユリイカ」を制作したり、数々のバンドをプロデュースしたり・・・いいのか演歌なんか歌って・・・ただの老けたおじさんだよ(笑)でも器用すぎます。
で、話が続きます。
ジムオルークと日本で一緒にライブするなど交友関係のあるギタリスト「大友良英」さん。海外で評価が高いんですが、なんと福島出身だったんですね。
その大友さんや遠藤ミチロウさん(同じく福島出身)などらが、8月15日に復興ライブを福島市で行います。参加バンドは未定ですが、ジムオルーク系の人たち?が来るような話も・・・しかし面白いつながりですね。

先日、大友さんが芸大で講演した「文化の役目について~震災と福島の人災を受けて」。こちらで観れます。共感できる部分多数あり。震災をきっかけに新しい音楽文化が福島から生まれてきそう。

(きょうのBGM) やっぱこっちが好きだわ。
Sonic Youth with Jim O'Rourke - New Hampshire