不意打ち

長く暑い夏が終わったと思ったら、急降下するかのように寒さが訪れた。「寒さ」というには多少抵抗はあるが、暑さに慣れた体にはそう感じられて当然だろう。それと、近所のおばさん情報は正しかった。

今朝テレビを見て、たいふうがちかづいていることを知った。だからかどうかわからないが、寒かった。何を着ていこうか迷ったものの、祝日も関係なく仕事だったので、衣替えの準備もしていなかった。そう、芝居を観に行った日曜日も暑かったし。

今日もまた一日家を空けてしまうが、夜には衣装ケースをひっくり返してみよう。

9月24日(金)のつぶやき

07:24 from Keitai Web
行きの電車に揺られながら、疲れの重さを実感している。仕事に対しても、遊びに対しても、人の思いはそれぞれだ。時に寂しくも、それが真実だ。
by Kozy2inMarchen on Twitter

通過

「次の停車駅は…」の…を聞いた瞬間、何とかならないかともがいたが、どうあがいて無理なことはわかっていたので、落ち着き払ったように次の行動に移った。

それにしても、全く何をやっているんだかという感じだが、これも疲れが溜まっているから、ということだろう。

忘れることも大事

朝の通勤時間帯は、ほとんどの人々が決められた時間に間に合うよう、目的地に向けわき目もふらず進んでいる。

階段の上り下りは、床に引かれた一本の先を頼りに整然さが危うくも保たれている。視線を落とし、高速ですれ違うかのような足並みの列に、めまいを起こしそうになった。

課題がますます積み上がっていく。片づけたすぐ脇から次の課題が嵩を上げる。気持ちが休まる隙もなく感じるが、せめて週末はそのことをしばし忘れたい。

先送り

祝日の夜というのに、遅くまで仕事をした上に、駅前のそば屋で簡単に夕食を済ませるという、何とも味気ない一日の終わりを迎える。せめて写真だけは、きれいなものを載せておこう。一昨日のものだけれど。

帰りの電車は混雑こそしていないものの、席は残らず埋まり、疲れを癒やす隙もない…と、その気持ちを顔に出したからだろうか、目の前の席が空いた。

だが、隣では買い物帰りのおばさんたちが会話の花を咲かせていて、結局ヘッドホンを耳にねじ込んだ。

今週末も、少し仕事をしないと追いつかないような気がして不安を抱えながら、それを明日に送る。

キュン…と

帰宅すると、小荷物が届いていた。そろそろ届くことはわかっていたが、それでも楽しみにしていたので、嬉しい。

ドラマ『Mother』が終わってからもう１クール経ってしまった。あまり楽しみなドラマがなかったから、ちょっぴりブランクな感じで過ごしていた…って、別にドラマ漬けの日々を過ごしているわけでもないが、寂しくはある。

この間、「継美」を演じた芦田愛菜ちゃんの姿をよく見かけるようになった。そのたびに、ドラマの様々なシーンを思い出していた。改めて一話目から見てみようと思うが、今日は疲れたので眠ろう。

さて、秋のドラマで楽しみなのが、『Q10』だ。佐藤健さんと前田敦子さんのカップルというのが微笑ましく、また前田さんが演じる女の子はロボットというところが気になる。脚本を『セクシーボイスアンドロボ』の木皿泉さんが書かれるというので、大人げなく胸がキュンとなってしまいそうだ。

と、実生活でもそんな気持ちになれたらいいのだが…

ルートガイド

今朝も蒸し暑さに起こされ、散歩に出掛けた。

始発が出るくらいの時間帯だが、同じように散歩する人たちがちらほらと見られる。まあ、みんながみんな寝苦しいからと歩き出したわけでもないだろうし、僕もそれが主たる理由ではない。

ふと、人も車も途絶えた瞬間に道の先に視線を向けた。この道の先がどこに行き着くかを知ってはいるが、この瞬間のそれは、いつもとは違う場所のように思えた。心はその先に吸い込まれようとしていたが、現実が頭をよぎり、諦めた。

だから今、いつもの電車に乗っているのだと思うと、その選択は正しかったのだろうか…

9月21日(火)のつぶやき

08:00 from Keitai Web
出掛けに近所のおばさんが「暑さも明日まで」と言っていた。事情通なので、その言葉を信じてみよう。
22:27 from Keitai Web
何だかものすごく蒸し暑い。こんな日は早く寝てしまうに限るが、なかなか寝付けない。まあ、考えているうちに眠ってしまうだろう。
by Kozy2inMarchen on Twitter

変換回路

その後、帰り道の途中で上りかけの太陽に見とれていた。

直接見るともっとずっと大きく見えたのだが、写真では小さな粒にしか見えない。あたまのなかで「太陽は大きいものだ」というある種の読み換えが行われているからなのだろうか。

そういう事はよくある。遠目には立派に見える人が、実は大したことのない、粉飾だらけの人だったというのは、結構あると思う。それでも、その錯覚によって育てられる人もいるのだから、何が良くて何が悪いというものでもない。

まあ、今日も一日歩いていこう。

闇を抜けて

闇の中へと踏み込んだのだが、程なく空が白み始めた。半袖で歩くには肌寒くなり、朝晩だけは季節が変わったことを実感する。

毎朝歩き続けながら、季節の変化を感じていけたらと思う。それは実は、とても贅沢なことだと思うが、手には入るものは追いかけることもせず、永遠に手には入らないものを追い続けていたりするのは、多くの人に共通するのだろうか。

そんなことを思っているうちに、空は明るさを増していた。そろそろ戻って身支度をして出掛けないと…