肌に感じる空気の冷たさと引き換えに、空が澄んでいくのなら、もう少し寒くなっても構わないと思う。もっとも、寒さのピークはまだ先だし、今の空もそれなりに美しい。
先日「星新一~一〇〇一話をつくった人~」を読んでから、著者の最相葉月さんのことが気になって、先週末に本をまとめ買いした中に彼女の著書を2冊含めた。そのうちの1冊「なんといふ空」を読み終えた。
重松清さんの解説に倣い、内容には触れないが、彼女が歩んできた道のあちこちで立ち止まり、そしてまた歩き始める彼女自身と向き合い、紡ぎ出した48編のエッセイは、僕の心にゆっくりと染み込んでいった。それは、僕の心のレセプターにぴったりに嵌ったから。そしてその文章に、何となく同じ匂いを感じる…などと言ったら失礼だろうか…
逡巡する僕に「好きなように生きたらええんちゃいますか」と言ってくれる、大阪君のような人はいないが、見上げたら「なんといふ空」が広がっていた…
先日「星新一~一〇〇一話をつくった人~」を読んでから、著者の最相葉月さんのことが気になって、先週末に本をまとめ買いした中に彼女の著書を2冊含めた。そのうちの1冊「なんといふ空」を読み終えた。
重松清さんの解説に倣い、内容には触れないが、彼女が歩んできた道のあちこちで立ち止まり、そしてまた歩き始める彼女自身と向き合い、紡ぎ出した48編のエッセイは、僕の心にゆっくりと染み込んでいった。それは、僕の心のレセプターにぴったりに嵌ったから。そしてその文章に、何となく同じ匂いを感じる…などと言ったら失礼だろうか…
逡巡する僕に「好きなように生きたらええんちゃいますか」と言ってくれる、大阪君のような人はいないが、見上げたら「なんといふ空」が広がっていた…