なんとか朝は起きたのだが、昼前に横になったらそのまま、夕方まで眠ってしまった。何も予定をしていないと結局ずるずると時間ばかりが過ぎてしまう。こういう日は後悔で気持ちが疲れてしまう。
そんな中、録画しておいた大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の第一回を観た。すっかりハマってしまった『篤姫』を書いた田渕久美子さんが再び脚本を担当されるというだけで楽しみだが、主演の上野樹里さんの作品を今まで観たことがなかったので、いまいち関心が強まっていなかった。だが、豊川悦司さん演じる織田信長がなんだかピタッと来る感じで、それだけでも観てみようという気持ちになった。
実際に観始めると、ぐいぐいと引き込まれていった。特に、時任三郎さん演じる浅井長政のやさしさに心が揺れた。そして、『Mother』で多くの人の心を掴んだ芦田愛菜ちゃんが幼少の茶々を演じていた。あの泣き顔がキャスティングの決め手となったのだろうか。残念ながら2人とも次回以降は回想シーンにしか登場しないのだろうが、そんな贅沢さが大河ドラマの魅力なのだろうか。
この作品は最後まで観続けられるような気がする。そんな第一話だった。