あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

アンドレ・カンドレ

2009-12-05 22:22:03 | 音楽を聴く
とは、井上陽水さんの昔の芸名だ。学生時代にそんなことを聞いたことがあったと、録画してあった特集番組を見ながら思い出した。ただ、アンドレ・カンドレと井上陽水とはミュージシャンとしては「別人」であることを、今日初めて知った。

先日、今年の紅白歌合戦の出演者が発表されたが、あっと驚く人は残念ながらいなかった。

事前に参加が噂されていた人の中には、矢沢永吉さんと井上陽水さんがいた。特に陽水さんについては、『LIFE』という特集番組と、レギュラー番組の『SONGS』で、それぞれ4回の放送で彼の足跡を紹介していたから、「もしや…」と思ったが、結果を知ったあとに読んだ筑紫哲也さんの本に書かれていた陽水さんの件を読み、納得した。

iPodを買い、どの曲を入れようかと考えた際に最初に思い浮かんだのが、10年前に買ったこのベスト盤だった。以来、10年間の空白を埋めるかのようにしょっちゅう聴いている。それは、空白を埋めるというよりもむしろ、陽水さんの言葉がわかるようになったからというのが本当の理由のような気がする。

思い出して、筑紫さんの一周忌に合わせて出発された本に掲載された陽水さんのインタビュー記事を読んでみた。『最後のニュース』を書いたのが20年前で、ちょうど今の僕と同じ歳の時だったのかと思うと、いったい今僕は何をやっているのだろうと思ってしまう。

もっと若い頃から脇目を振りながら歩いていれば…なんて、今さら思っても遅いが、気がついたところから始めればいい。そう、陽水さんの曲を聴きながら。

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