あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

一人より、夫婦

2013-09-14 22:38:17 | ドラマにハマる
3連休唯一の雨なし日だというのに、朝の散歩から帰って来てから一歩も外に出ることなく過ごした。久しぶりにだらだらとした日を過ごした。Facebookを覗くと繋がりのある人たちの楽しそうな姿が見えたけど、それはそれで僕の関心の先にはない。

ドラマ『夫婦善哉』は今夜が最終回だった。脚本が『ちりとてちん』や『平清盛』で楽しませてくれた藤本有紀さんが担当すること。そして『カーネーション』で小原糸子と言う女性を魅力的に演じた尾野真千子さんが主演ということ。『こころ旅』でようやくその魅力に気付いた火野正平さんが出演していること。その他、さまざまな魅力が満載の作品で、放送開始が待ち遠しかった。

原作を読んだことがなかったけど、楽しめた。それは、オノマチと森山末來さんによる「夫婦」の魅力によるところが大きい。はじめは「柳吉のようなどうしようもない奴になんで蝶子は付いていくのだろう?」という感じだったが、最終回になってようやく柳吉の魅力に気付いたように思う。蝶子の弟の言葉にあったけど、男って寂しがりだというせりふを、僕自身を振り返って実感した。

終盤、初回と同じく「夫婦善哉は何で二杯か知ってるか?」と尋ねる柳吉に対し蝶子も同じく「一人より夫婦の方がええということ」と返すが、柳吉は「一杯山盛よりちょっとずつ二杯で出てきた方がぎょうさん入っているように見えるやろ」と本当(らしい)のことを語るが、それでも蝶子は「一人より夫婦の方がええ。わてはそない思うとる」と返す。その表情のかわいらしさに、また「オノマチにやられた…」と心の中で降参した。そして、「そうだな… 一人より夫婦の方がいいな…」と、一人思った。

4回と短かったが、リズミカルで心地よく楽しんだ。それは、魅力的な脚本を魅力的な役者が魅力的に演じてのものだと改めて思う。そう、音楽も良かったな♪ ということで、もう藤本有紀さんの次回作を楽しみにしている。
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