3日前に記録した数々の日本記録のうちの一つが、この日早くも破られました。(ヤクルトが11打数連続安打のプロ野球新記録)
しかし、そんな過去記録などどうでもよい! 今、一つでも勝つことが必要なのだ! これから、一つでも多く、他球団よりも多くの勝利を挙げることが必要なのだ!
その気持ちを組みとってくれたかごとく、今日も素晴らしい試合を見せてくれました!
そして、見事に3連勝達成♪
マリーンズの先発投手は、小林宏之。
昨日の記事にpulさんが「今日のベンチ入りメンバーにヒロユキさんが入ってませんでしたが? もしかして…?」とのコメントを入れてくれていたので、これはコバヒロ先発あるな、と確かに思ってはおりました。
全くコバヒロ先発に異論はありませんでしたけど、一つものすご~~~~く気になっていることがありました。 それはもちろん、ユニフォーム。 自分の登板日にはストライプしか着ない(だんだらの日はベンチ入りさえしない、という噂?さえあります)コバヒロが、昨日も勝利しただんだらユニフォームを着るか否か?
その結果は・・・・・
@千葉ロッテマリーンズ
だんだらユニ♪
コバヒロがちんけなプライドを捨て、チームの勝利という最も大事なプライドにのみ集中した時、
神々が降臨しました!
@千葉ロッテマリーンズ
神々降臨の図
(西村さん、セクハラの図、とも言う)
今日も本当に素晴らしい試合でした。
コバヒロもタイガース・安藤も非常にコントロールも良く安定した投球。 そうそう簡単に点は入らないぞ、と思いながら観ておりました。
コバヒロは、4回にブラゼルにソロホームランを打たれて1点は失いますが、あれはブラゼルが上手過ぎです。 内角低めのボールになるフォーク(?)を、うまく体を回転させながらしっかりとバットの芯でとらえられてはね。 その後、1・3塁のピンチを背負うことにはなりましたが、先ほども書いたようにコントロールも安定しておりましたので、大量失点はないだろうな、とは思っていました。 ただ、それでも打ちとった平凡な打球が野手の間を抜けてしまうケースもあるわけですから、なんとか無失点で抑えてくれたら、と願っておりました。 結局、狩野をショート真正面の平凡なゴロに打ち取り、最小失点に抑えてくれました。
本当にこの回1点のみで抑えてくれたことが大きかった。。。 6回に爪が割れたのか、ちょっとしたアクシデントはあったようですが、心配するに及ばず、8回までしっかりと腕を振り、投げきってくれました。 8回表の送りバント失敗のショートフライの処理の際にも、一気にマウンドを駆け降りてきてのキャッチ&ファーストへの素早い転送(ダブルプレー成立!)。
このプレーにも表わされるように、交流戦で中継ぎを経験し、そして代走さえ経験し、ある意味野球に対する、ピッチングに対する割り切りができたのかもしれません。 ユニフォームに対する無駄なこだわりもなくなったようですしね。
たった1試合の好投でこれまで1年以上の不調が完璧に払拭できた、とまでは言いませんが、完全復活に向けた光明が見えてきたのは大きいですね。
コバヒロ、素晴らしい投球でした!
おめでとう、今期初勝利♪
この試合、最初にも書いたように1点を争うゲームになりそうだ、と想いながら観ておりましたので、5回の里崎のソロホームランは非常に大きかった。
この同点ホームランがなければ、その後もしお互い点数が入ったとしても、結局は追いつけず終わってしまうんではないか、と思うくらい、安藤がストライク先行で安定しておりましたからね。。。
外角高めのちょっと甘いストレートではありましたが、打った瞬間は「ライトフライか・・・」といった感じの打球の勢い、球の上がり方でした。 風がセンターからライト方向に吹いていたんですか? まさかあのあたりがライトスタンドに届くなんてねぇ。 チーム状態が良い時というのは、こういったものなのかもしれません。
7回裏の代打・堀の打撃も素晴らしかった。
結果的には、レフト・金本がストライク返球してきた上に狩野ががっちりとホームベースをガードしていましたので、2塁ランナー・サブローが本塁憤死してしまいました。 しかし、内角の球を三遊間にゴロで転がした技ありのヒットには、ちょと感動を覚えましたね。
「本日のヒーローになり損ねた男・堀幸一40歳」 残念でしたけど、まだまだ堀の打撃は錆ついておらず、2000本安打だって夢じゃないかも、と思わせる打撃でしたよ。
そして、今日の打のヒーロー、『神々』こと竹原直隆
今日は、神々の遊びがごとく無駄な大振りではなく、最悪でもランナーを進めようという右を意識した打撃でした。 決勝打となった5球目、外角低めのスライダーをとにかくバットに芯で捉えられるよう身体をぐっと低く右前に出しながらのスイング。 これが見事に前進守備の右中間のど真ん中を破っていき、1・2塁のランナーが余裕でホームインできるほどの深いところまで飛んで行ってくれました。
でも、この決勝打の複線は、1球目のファールボールにあったのではないかと思います。
ウイリアムスからアッチソンに投手が替わったばかりの1球目は、やや高めのスライダーでした。 先日の試合までであれば、ああいった高めのボールだと「これでもかっ!これでもかっ!」と言わんばかりにフルスイングをし、空振りし終わった後の姿は身体が伸びきってしまっているという酷い状態でした。 もしジャストミートしていたとしても、結局は打球が伸びずに打球だけがあがり外野フライで終わる、という場面を今季だけでも何度も何度も観ました。
しかし、この打席では、力任せの大振りではなく球を捉える事に集中した打撃フォームに見えました。 この場面で私はカミさんに「お? 今日は右方向意識した打撃してるじゃん? 神々降臨するか?」と話していました。 まあ、2球目のほぼ真ん中の甘いストレートをあっけなく見逃したのには、いつもの竹原か、と思ってしまいましたが。。。
竹原、今後も
今日みたいな魂を込めた”チーム打撃”をお願いしますね
(本来パワーはあるんだから、力任せに振り回さなくたって、きちんとバットでとらえれば打球は飛ぶんですよ~)
他にも、竹原の3ベース後のスクイズも素晴らしかったですし、田中雅彦や井口の粘りのフォアボールも良かったし、最後は平凡なセンターフライになったものの大松の粘りも良かった。
気分屋が多いんだろうなぁ、マリーンズって。。。 良い時にはとことん良い打撃やピッチング・守備もできるし、その上結果も出るんだよなぁ。。。
(私は「野球はメンタルスポーツ」なんて言葉は使いません。 メンタルが影響しないスポーツや仕事なんてないですからね。)
今日の試合で、パシフィックリーグ側が主催試合の交流戦は終了。
マリーンズは残り4戦を、2日休んで神宮のスワローズ戦、そして最後がさらに1日空いて東京ドームのジャイアンツ戦となります。 セントラルリーグ1・2位相手、とかなり厳しいチームとの対戦となりますが、この4戦を3勝1敗もしくは4戦全勝なんかでクリアできたら、リーグ戦再開後が本当に楽しみになります。
このまま3強3弱体制で終わってしまうわけにもいきませんから、ここで是非ともセントラルリーグの上位2チームを倒して、後半戦の逆転劇に繋げてもらいたいものですね!
勝利のVポーズ♪ 交流戦初の3連勝&カード連勝です。 おかげ様で当駄ブログも「にほんブログ村」の週間ポイントが初めて2000ポイント超えました! ひとえに皆様のおかげでございます。 これからに、うらめしや状態の手(前脚)付近をクリックしてご援助お願いします。
週末の東京ドームは1試合参戦予定なのですが、平日の神宮は思案中。。。
天候次第&仕事次第なんですけど、考えてみたら「雨の神宮」の方が勝てそうな気がしちゃんですよね~。 まあ、当日券でも絶対に入場できるから、ぎりぎりまで