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橋本達也の巻

2006-05-30 02:06:26 | Weblog
本日、小屋入り致しました。
何も無かった空間に、一日にして素敵なセットの出来上がりです。
舞台監督の筒井によって描かれた絵が見事な形で再現されました。
素晴らしいセットです。
筒井!ごくろうさん!

明日は場当たりです。
いよいよ完成に向けての仕上げの作業に入るわけです。
役者だけをやってる頃は、場当たりは結構好きな時間でした。
稽古場で作ってきたものが初めて、本番と同じ音と明かりの元で行えるのです。
今はまだ誰もいない客席に、お客様を感じながら、イメージしながら
どんどん本番へ向かっていく感じが結構好きでした。

けれど明日は演出、そしてプロデューサーとして様々な観点から
色んな事をチェックせねばなりません。
アンテナの感度をマックスにする必要があります。
楽しいだけでは済まされないでしょう。
なので本当は早目に睡眠を取って、明日に備えなければならないのですが、
頑張って<役者紹介シリーズ>の更新もしてみたいと思います。

というわけで、本日は橋本達也(by TOON BULLETS!)です。
橋本との出会いも実はあんまりよく覚えていません。
もしかしたら、僕がBQMAPに客演した時の終演後の飲み会だったかもしれません。
全然違ってるかもしれません。
とにかく強烈に覚えているのは、「いちいちタバコの葉を自分で巻いて吸ってる男
がいる」という事でした。

それが橋本でした。
「何てこだわりのある男なんだろう。」
と思ったような気もします。
けれど今現在はとんとそんな光景は見なくなったので、
単に彼の中で一瞬流行っただけなのかもしれません。
それでも彼の持つ”こだわり臭”と言いますか、”おたく臭”と言いますか、
とにかく”広く浅く”というより、”狭く深く”のタイプの人間である事は
間違いないような気がします。

クリエイティブな能力にも長けております。
今回実現には至らなかったのですが、オープニングを映像でという
プランがありました。
そこで軽い感じで彼に打診してみると、パイロット版とはいえ
中々のクオリティのあるものを作ってくるではありませんか。
結局その他の諸事情により今回は断念しましたが、
また機会があれば彼にお願いしようかと思っている程です。

勿論役者としてのセンスもあります。
どういう音を出せば、あるいは、どういうニュアンスを出せば面白くなるかを
分かってます。
もしかしたら分かってなくてやってるのかもしれません。
だとすれば、天才肌とも言えるでしょう。

とにかく今回の彼は、自分のポジションを的確に把握し、
自分の仕事をきっちりこなしております。
そして実に楽しそうです。
まあ、時々とんでもない事をやらかしますけどね。

蛇足ではありますが、
最近僕の中で意味も無く橋本を呼びつける行為が流行っております。

そんなくだらない遊びに、いやな顔一つせず付き合ってくれる橋本よ。
ありがとう。
おかげでいい息抜きになってる。



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コメント
 
 
 
あのシーン (るほ)
2006-05-30 05:12:42
>意味も無く橋本を呼びつける行為



キャスト日誌の大和さんの回で、「はしもとー!」と

叫びながら立ち上がる小山さんが描かれていますが、

まさにあのシーンが繰り広げられているわけですね
 
 
 
ゲネプロ (さくラおば)
2006-05-30 23:29:12
本番当日がゲネプロ!?

虎山つよし・・・虎!とら!トラ!

今夜は、寝酒のんで早寝してるかな・・・

 
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