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<百歌SAY!RUN!>誕生秘話

2009-03-09 20:33:33 | Weblog

ふと気付けば

一大イベントの様相を呈している4・11の<百歌SAY!RUN!>。


大河の源流を辿れば

行き着く先は一滴の水であるように、

このイベントも

実に他愛のない雑談がきっかけとなって動き始めたのです。


明日3月10日発売の声グラさんのインタビューでも触れておりますが、

あれは多分去年の9月か10月頃だったと思います。

声グラの川内編集長と麻雀だか何かをやってる時に、

声優が自分達の好きなアニソンを選んで歌うという企画CD

<百歌声爛>の存在を知りました。


「へえ。面白そうっすねえ。

 イベントとかやる機会あったら何か手伝いますよ。」


実に軽い感じで

そんな類の発言をしたような記憶があります。


この時点では第三弾の発売は勿論、

ましてや

のちに自分がそれに参加する事になろうとは

夢にも思っておりませんでした。


あくまで雑談の内の一つにしか過ぎませんでした。


その何日か後、

声グラ編集部にお邪魔した時に

編集長から一人の男性を紹介されました。


パッと見

ヤ○ザさん

かと思いました。(写真参照)


でも、違いました。


<百歌声爛>CDのプロデューサー

ゾッド星島

さんでした。


この方、勿論ヤ○ザさんではなく

何と!

聖飢魔Ⅱの元ベーシスト

の方であります。


恐ろしい外見ではありましたが、

語り口はソフトで実に紳士的でした。

(その後、酔っ払うとやはりそうでもない事が判明しましたが、、、)


星島さんはソフトな語り口調で

第三弾の発売予定がある事を話されました。


そして


星島さん「イベント、面白そうですね。」

俺   「ええ。」

星島さん「第三弾の発売に合わせてやれたらいいですね。」

俺   「そうっすね。」

星島さん「基本的に・・・お任せします。」

俺   「ええっ?!」



・・・気が付いたら

イベントのプロデューサーに就任してました。


CDの方の参加者として正式にオファー頂いたのは

そのまた後日の事でしたので、

今冷静に振り返ってみると

順番的に若干おかしな事になってる気がしないでもないです。


ま、何にせよ電撃的な感じで

突然<百歌声爛>というものに関わる事になりました。


でもね。

電撃的な感じって

嫌いじゃありません。


むしろそういうの

凄く大事にしたいと思っております。


帰り道その足で

日本青年館

に向かいました。


昨年4月の同所でのイベント<成仏>を

いたく気に入ってくださった青年館の支配人さんが、

「是非またイベントやってください!」

とおっしゃっていたのを思い出し、

青年館の空き状況を伺いに向かったのです。


電話で聞くより直で聞いた方が早いと思って

直接支配人さんに会いに行きました。


青年館の事務所に着いた時、

支配人さんは何やら深刻なご様子で電話を受けてらっしゃいました。


その電話が終わるのを待ち挨拶をすると

「おおっ!小山さん、お久しぶりです!」

と笑顔で迎えてくださいました。


しばし久々の再会を懐かしんだ後、

早速本題に入りました。


「来年の3月、4月の土日ってどこか空いてないっすかね?」


「えっ?!」


支配人は非常に驚いた感じのリアクションをされました。


そして、

ゆっくりと話し始められました。

支配人「小山さん。驚きました。こんな事もあるんですねぇ。」

俺  「ど、どうしたんですか?」

支配人「実は今、キャンセルの電話を受けていたんです。」

俺  「そうなんですか。」

支配人「それが4月11日の土曜日なんです。」

俺  「え?」

支配人「ちなみにそこ以外の土日は、もう全部埋まっております。」

俺  「そこください。」


・・・即決でした。


・・・ドラマのような電撃的な展開でした。


でもね。

事が動き始める時、

こういう事って割とありましてね。


<見えざる力>が働くといいますか、

物事が勝手に動く感覚を感じずにはいられない瞬間があるんです。


プロデュース業をやり始めてから特に感じるのですが、

ウンウン唸って産み出そうしても何も出てこないのに

ある瞬間、ポンと出てきちゃう事ってよくあるんです。


<降りて来る瞬間>

とでも言いますかね。


それを感じれるかどうかが

企画の実現化に大きく関わってるのでね。


今回、まさに分かりやすい形でそれを感じました。


そもそもね。

この企画に深く関わってる

声グラ編集長、ゾッド星島氏、そして僕。

この三人には大きな共通点があります。


三人とも・・・

早稲田大学卒。

しかも三人とも・・・

留年しとる!


良いか悪いかは別にして

見事な共通点です。


<縁>というものを強く感じるこの企画。

終わるまでにまだ色んな事が起こると思いますが、

何とか最後まで無事やり遂げたいと思います。

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