稽古は18時からでしたが、とりあえずそこまでが大変でした。
昨日の段階でケータリング充実宣言をしてしまったので、(何でしたんだろう)
そこはほれ、約束を守る漢(おとこ)で有名になりつつある小山としてはまずそれをやってしまおうと、近所のスーパーへ向かいました。
お菓子、のど飴、コーヒー、ブライト、シュガー、紅茶、お茶のティーバッグ、
一ケースの水、緑茶、そして人数分のティーカップ等を買い込み、
誰もいない稽古場に向かいました。
稽古場といってもそこは廃校になった中学校の教室。
当然エレベーターなんぞはついておりません。
手に一杯の荷物を抱え、エッチラエッチラ階段を何往復かしました。
運び終えたところで一息つく暇もありません。
その足で新宿御苑のシアターサンモールへと急ぎます。
今回出演してくれる臼井の所属する、そして僕も客演で何回かお世話になっている
BQMAPの公演が明日から始まるという事で、チラシの折込をさせていただく事に
なっていたのです。
着いた頃にはすでに幸野が待っていてくれました。
(今回彼は折込隊長に任命されてます)
劇団の制作の皆さん、何人かの役者、そして劇場主さんへの挨拶を済ませ、
僕と幸野と何故かBQの制作鈴木さんに手伝ってもらい(コーヒー一杯おごるという契約で)、2000枚の折込を済ませました。
時既に5時ちょい過ぎ。幸野と二人で急いで稽古場に向かいました。
途中「ガンツ(森田)さんは早過ぎるか遅いかどっちかだと思うんだよ。」
などと話ながら(因みに昨日は誰よりも早く来てました)
稽古場に向かいました。
稽古場に着いたら案の定ガンツさんから15分遅刻するとの連絡。
あまりにも予想通りで怒る気にもならず、むしろ笑ってしまいました。
そんなわけで始まった稽古2日目。
今日も本読みをしました。
昨日は全くの初見、今日はじっくり読んできてもらった上での本読み。
僕が今日一番知りたかったのは、そこにどれ程の違いが生まれてるかという事でした。
予想通りというか、意外と初見と変わりありませんでした。
もちろん多少変えてきたり、多少スムーズになってる部分はあるのですが、
殆どの人が初見と基本ラインは一緒でした。
それは良い悪いとかいう問題ではなく、役者というものは外部からの何のサジェスションもない場合、常に自分が一番やりやすい演技をチョイスをするのだなという
事が改めて分かりました。
もし今日の本読みが昨日と劇的に違うものになっていたら、
細かく演出をつけるのはもう少し先にしようかと思っていました。
しかし今日のを聞いた限り、それはあまり有効な手段ではないと
判断しました。
くれぐれも言いますが、良い悪いの問題ではありません。
僕の思い描いている完成形(実はそんなものは永久にないのですが)に
少しでも早く近づける為の最善のチョイスとして、
この作品の生命線である「テンポ」をまずつけてしまおうと思ったのです。
僕も役者なので分かりますが、役者というものは何も指定がなければ自分の気持ちのいいリズムで演技をしがちです。
それが功を奏す事もたまにあったりしますが、大半はやたらまどろっこしい、もしくはやたらスピーディーで聞きづらいものだったりします。
客観性のある役者はさすがに、言われなくてもそのシーンにそぐった心地いいリズムを奏でてくれます。(こういう役者がいてくれるとホント助かります)
ただ、一番役者に必要なのは何かと言われれば対応力ではないかと
思ったりもします。
言われたことを即座に自分に取り込み、即座にそれを表現する。
この作業をスムーズにやってくれると演出は助かるし、何より楽しい。
その逆はただつらいだけです。
僕は基本的にサドではないので、人を追い詰めたりするのが好きではありません。
共に楽しみながら作っていければ、それにこした事はありません。
そんな楽しい稽古場が実現しそうな事、
それは今僕にとって最大の喜びです。
昨日の段階でケータリング充実宣言をしてしまったので、(何でしたんだろう)
そこはほれ、約束を守る漢(おとこ)で有名になりつつある小山としてはまずそれをやってしまおうと、近所のスーパーへ向かいました。
お菓子、のど飴、コーヒー、ブライト、シュガー、紅茶、お茶のティーバッグ、
一ケースの水、緑茶、そして人数分のティーカップ等を買い込み、
誰もいない稽古場に向かいました。
稽古場といってもそこは廃校になった中学校の教室。
当然エレベーターなんぞはついておりません。
手に一杯の荷物を抱え、エッチラエッチラ階段を何往復かしました。
運び終えたところで一息つく暇もありません。
その足で新宿御苑のシアターサンモールへと急ぎます。
今回出演してくれる臼井の所属する、そして僕も客演で何回かお世話になっている
BQMAPの公演が明日から始まるという事で、チラシの折込をさせていただく事に
なっていたのです。
着いた頃にはすでに幸野が待っていてくれました。
(今回彼は折込隊長に任命されてます)
劇団の制作の皆さん、何人かの役者、そして劇場主さんへの挨拶を済ませ、
僕と幸野と何故かBQの制作鈴木さんに手伝ってもらい(コーヒー一杯おごるという契約で)、2000枚の折込を済ませました。
時既に5時ちょい過ぎ。幸野と二人で急いで稽古場に向かいました。
途中「ガンツ(森田)さんは早過ぎるか遅いかどっちかだと思うんだよ。」
などと話ながら(因みに昨日は誰よりも早く来てました)
稽古場に向かいました。
稽古場に着いたら案の定ガンツさんから15分遅刻するとの連絡。
あまりにも予想通りで怒る気にもならず、むしろ笑ってしまいました。
そんなわけで始まった稽古2日目。
今日も本読みをしました。
昨日は全くの初見、今日はじっくり読んできてもらった上での本読み。
僕が今日一番知りたかったのは、そこにどれ程の違いが生まれてるかという事でした。
予想通りというか、意外と初見と変わりありませんでした。
もちろん多少変えてきたり、多少スムーズになってる部分はあるのですが、
殆どの人が初見と基本ラインは一緒でした。
それは良い悪いとかいう問題ではなく、役者というものは外部からの何のサジェスションもない場合、常に自分が一番やりやすい演技をチョイスをするのだなという
事が改めて分かりました。
もし今日の本読みが昨日と劇的に違うものになっていたら、
細かく演出をつけるのはもう少し先にしようかと思っていました。
しかし今日のを聞いた限り、それはあまり有効な手段ではないと
判断しました。
くれぐれも言いますが、良い悪いの問題ではありません。
僕の思い描いている完成形(実はそんなものは永久にないのですが)に
少しでも早く近づける為の最善のチョイスとして、
この作品の生命線である「テンポ」をまずつけてしまおうと思ったのです。
僕も役者なので分かりますが、役者というものは何も指定がなければ自分の気持ちのいいリズムで演技をしがちです。
それが功を奏す事もたまにあったりしますが、大半はやたらまどろっこしい、もしくはやたらスピーディーで聞きづらいものだったりします。
客観性のある役者はさすがに、言われなくてもそのシーンにそぐった心地いいリズムを奏でてくれます。(こういう役者がいてくれるとホント助かります)
ただ、一番役者に必要なのは何かと言われれば対応力ではないかと
思ったりもします。
言われたことを即座に自分に取り込み、即座にそれを表現する。
この作業をスムーズにやってくれると演出は助かるし、何より楽しい。
その逆はただつらいだけです。
僕は基本的にサドではないので、人を追い詰めたりするのが好きではありません。
共に楽しみながら作っていければ、それにこした事はありません。
そんな楽しい稽古場が実現しそうな事、
それは今僕にとって最大の喜びです。