本日(2月22日(日))予定されていた湖山池の『石がま漁』は、強風による高波のため、3月1日(日)に延期されました。
『石がま漁』は、湖山池に江戸時代から伝わる伝統漁法で、県の無形民族文化財にも指定されています。
昭和のはじめ頃までは盛んに行われた『石がま漁』ですが、時代の流れとともに衰退し、かつて86基(明治の記録)を数えた石がまも、現在使用できるものは3基となっています。
今回の『石がま漁』は文化の継承と観光が目的ですので、本格的な漁ではありませんが、かつての『石がま漁』の隆盛を垣間見れる貴重な機会となりそうです。
3月1日(日)は午前10時より、湖山池の北西の三津地区で行われる予定です。
今朝(2月22日)の湖山池(三津)の様子です。南風が強く、湖岸に波が打ち寄せていました。
石がまには漁の準備として、菰(こも)が敷かれています。