11月29日(土)、今年3回目となる山陰海岸ジオパーク日帰りバスツアーは、兵庫県豊岡市の神鍋山と香美町村岡区にある猿尾滝をメインに巡ってきました。
この日は朝から雨模様。神鍋では神鍋山トレッキングの予定なので天候が気になるところです。
道の駅「神鍋高原」でガイドさんと落ち合い、いざ神鍋山トレッキングに出発。ちょうど雨も止みました。
神鍋山は約2万5千年前に噴火した火山で、スコリアと呼ばれる軽石が降り積もってできたスコリア丘です。ここはその断面が見られるポイントです。スコリアは小さな穴がたくさん空いているので水をよく吸収します。ですから、どんなに雨が降っても土砂崩れ等で崩壊することがないそうです。なるほど…昨夜雷を伴ってすごい雨が降ったそうですが、神鍋山には水たまりがほとんどありませんでした。(納得です)
ハンドマイクでお話されている方(右から3人目)が現地ガイドの泉さん。
植物にお詳しい方で、フリップで解説もしていただきました。
1時間ほどで火口に到着。
急に雲が晴れて、青空がのぞきました。
約1時間半のトレッキングはこれにて終了。神鍋はまもなく雪におおわれ、スキーシーズンを迎えます。
昼食のあと、午後からは香美町村岡の猿尾滝に向かいました。ちなみに昼食は、道の駅「神鍋高原」の「お食事処かんなべ」で提供している但馬の食材づくしの「ジオランチ」(要予約)をいただきました。(但馬牛のハンバーグはうまかった!)
猿尾滝では現地の名物ガイドさんにご案内していただきました。
猿尾滝は「日本の滝百選」に選ばれています。
紅葉のシーズンは過ぎていましたが、そのかわり滝姿がよく見えました。
滝壺のすぐ近くまで行くことができます。真冬には滝が凍ることもあるそうです。
休憩で立ち寄った道の駅「村岡ファームガーデン」で記念撮影。
帰り道、新温泉町の「おもしろ昆虫化石館」にも立ち寄ってきました。昆虫は化石になりにくく、珍しいとのこと。貴重なコレクションを見ることができました。
(おわり)