夜の電話

夜電話がなった・・・
父からだった。

　父：「今日、ママが手術して。。。。」

一瞬血の気が引いた。
なに？何の手術？

　父：「胆石の手術。おなかに4本くらい管を通してやったんだけど、
　　どうも、そのとき、肝臓に行く血管を切ってしまったみたいで、
　　予定より1時間半も長かったから、これは？と思ったけど。」

うそ、それって医療ミスじゃないの？

　父：「まぁ、そういったって、ちゃんと説明受けて承諾して、手術受けたんだから、
　　それをとやかく言ったってしょうがない。」

そうだけど。。。納得いかない私。

　父：「明日まで様子見て、状態が悪いようなら、
　　今度は開腹手術をするらしい」

　　・・・

胆石の手術は割合簡単な手術で、
病院によってはその日に帰れるところもあるらしい。

でも母の場合は、長年おなかの中で育てていて、
かなり大きいのがごろごろ出てきたようだ。


切ってしまった血管のほうの結果は今日わかる。
電話が怖い。
命に別状はないそうだが。。。


この歳になると、夜電話が鳴ると少々怖い。

両親と離れて暮らしている私。
いつかは。。。と思うと、なんだかやるせない気持ちになる。

とにかく、今回、無事に元気に退院できるよう心から願っている。