ちょっと気になっていた工務店が建てた家の完成見学会が近場であるというので、歩いていけるし、いつもの冷やかしで、ダンナさんと行って来ました。
無添加住宅さんではないけれど、ここの工務店さんも、無垢材、漆喰の壁、断熱材、外壁まですべて自然素材に拘って素敵な家作りをしておられ、数々のハウジング雑誌に取り上げられている健全な会社、、だと思います。
真新しいお家に入ると、すっごく木の香り
ここの会社はふんだんに杉材を使って家を建てています。
。。で、はじめは素晴らしいデザインや木の香りに「いいねぇ、いいねぇ
」と見ていたのだけれど、そのうち、旦那さんの鼻が「グスグス・・」、、そして私も何だかのどの奥が痛いような、目もなんか乾いた感じで少しだけショボショボ
・・・・? なんか不快。。。
で、とりあえず外に出ました。 私の感覚をダンナさんに伝えると、ダンナさんも同じように感じたと言う。 この感覚、どこかで感じたような。。 そう、ホームセンターの材木コーナーへ行った時も同じような感じになり、早く外に出たいという気分にさせられるのだ。ちなみにここでもダンナと同じ症状。
その後、もう一度中に入り、構造やこの家の説明などを皆さんで聞いたのですが、不思議と2回目ははじめに感じたほどの違和感は感じず、症状も出なかった。。。ダンナも2回目に入った時は症状ナシ。
ハテナ? これは何なんだろう? 「慣れ」の問題?
帰ってきてから、無添加住宅の秋田社長の書かれた本をペラペラとめくってみた。
すると、こんなことを書いてあった。
以下、抜粋
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天然素材なら何でも良いと言う訳ではありません。虫に侵されにくいヒノキやスギは虫や菌から身を守るために自ら殺菌、殺虫効果のある天然の化学物質を出しています。化学物質というと人工的なイメージがありますが、水もH2Oという化学組織を持った化学物質です。 だから、素材を人工のものと天然のものに分けて、さらに天然のものの中で安全なものは何かを考えなければならない。
毒性の高い天然木のワーストランキングは、クスノキ、ヒバ、ヒノキ、スギ。
無添加住宅では、構造材には丈夫で殺虫効果の高いヒノキを使い、内装にはマツやサクラ、カバなど体に優しいものを使う。
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他にもいろんなことが書いてあるのだけれど、簡単に言うとこんな一文があった。
え?うちら、杉がダメやったの?でも時間が経つに連れて大丈夫になってきたし。。でもあの初めに感じた症状はいったい何やったんか・・・?
普通はここの工務店さんが建てたお家に住むと、アトピーが良くなったり、アレルギーが出なくなったりするんだけれど。。。
ちょっと原因を探る必要有り。
これからは冷やかしでも何でも、いろんな会社の家を見て、体からの声をちゃんと聞かねば。と思った。
会社ごとに、メリットデメリット、得意、不得意があるだろうし、今のうちから色々と家についてお勉強していこうと思った今日の完成見学会でした