goo blog サービス終了のお知らせ 

コタロウとママのつれづれ日記

パピヨンコタロウとママの日々のあれこれ
そしてコタロウが命いっぱい生きた記録です。

治療について

2018-05-02 | 肥満細胞腫
コタロウの肥満細胞腫にどんな治療をしていくか。


今はできものが本当に落ち着いていて
ずっとこのままいけるんじゃないか・・・
などと期待してしまうこともあるのだけど、
毎日見ていると
若干赤みがある日があったり
1mmくらい広がった?
って思うようなことがあったりで
いつも私の頭から離れない。

手術はしない

それは決めたけど
実際に症状が出始めたら
どんな治療をしていこう。

放射線治療は
できる病院が近くにはないこと、
何度も通う必要があること、
治療のたびに麻酔をかける必要があることから、
コタロウへの負担が大きいと思うと
選択肢にはならないかな。

今までは、症状が出てきたら
抗がん剤を使おうと思っていた。
でも、このところ、
抗がん剤もなしで、痛みを抑える薬だけ、
できる限り化学的なものを体に入れない
ということも考え始めてる。

できものが大きくなって
呼吸を難しくしたり
食べるのに支障が出てくるようなことがあれば
転移を覚悟で、
その大きくなったところだけを切除してもらう。
そんなこと、してくれるお医者さんがいるのかわからないけど・・・。

食べて眠って遊んで。
コタロウの体力が続く範囲で
自然に暮らすほうが穏やかな日々が送れるのではないか。
食事やメシマコブなどのサプリで
できる目いっぱいのサポートをする。
そんなことを思ったりしている。

でも、この考えは、
可能性があったとしても最初から挑戦しない。
ということになる。
それでいいのか、という思いもある。
可能性があるなら
できることは何でもするべきではないのかと。

コタロウは、
どんなふうにしたいのかなぁ。
コタロウの希望の通りにしてあげたいんだけど。
コタロウと話せればなぁ。

そう思いながら
眠ってるコタロウを見てた。


コタロウ、あなたはガンなの。
直るってことは難しいけど
どんな治療をしてほしい?
ってコタロウに聞くのか?

ないな。
そんなことできない。
って思った。

そんなつらいことを決めさせるなんて。
私自身が体験したことのないつらいことを
コタロウにどうやって決めろというのか。
それは、つらいことを決めたくない私の逃げだ。


あぁ・・・
コタロウのことになると
全てにおいて宙ぶらりんです。
いつまで堂々巡り・・・

きっとギリギリまで悩むんだろう。
私も、怖い。
本当はとても。


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
★コメント非公開がよい場合はコメント内で教えてくださいね★
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガン治療について

2018-04-14 | 肥満細胞腫
コタロウの肥満細胞腫についてあれこれと調べている。

ネットの海を泳ぐうち、
いつのまにか人間のがん治療についての記事も読み始めた。
人のがん治療も手術、放射線治療、抗がん剤が一般的。
コタロウが勧められたのと一緒。
今はやはりこれがセオリーなのだろう。

一方で、自然療法、代替療法と呼ばれるものもあらわれて、
そういう療法を選ぶ人も増えてきている。
動物も、実は同じだ。

でも、この、
自然療法や代替療法はどうしても
一般的と言われる手術、放射線治療、抗がん剤とは相容れないからか
異端児扱いされるというか・・・
選ぶのに勇気が要る。


抗がん剤の危険を訴えるジャーナリストのYouTubeを見つけた。
がん細胞は1cmから倍の2cmになるまで8年かかるそうだ。
急激に大きくなるガンは、手術しても結局転移再発するのだと。
腑に落ちる気がする。

病院に近寄らない人の方が健康に暮らせるという。
確かに・・・病院嫌いで、年に何度も行かず
たまにお世話になっても薬さえ処方通りに飲まない私は
大きな病気もなく、健康診断で何の異常もない。

母の肝臓が悪いのは長年の薬の飲み過ぎだと心配して
薬を減らせないか聞いてみたらと言っても
私より先生の言うこと聞く母に
小さな違和感を感じる私がいる。
お医者さんは専門家だから当たり前なんだけどね。

でもね・・・

自分の体の声を聴かないの?
自分の身体はどう言っているの?
自分の身体は本当は自分が一番よくわかる、と思うのだ。
勘が働く、というか。
お医者さんを信じ切って、自分で何も考えず
頼り切ってはいけない。
自分でも考え、自分でもできるだけ知識をつけて
自分で判断して自分で決める。

正解は一つではない。
そもそも正解なんてないのかもしれない。

納得できるかどうかなのかも。
でも、納得って?
自分で調べて考えて、自分の体の声を聴き
自分で決めたその結果なら
受け入れられるのではなかろうか?

だから私は、
コタロウの病気を自分の病気と思い向き合っている。
どうするのか、答えはそう簡単には見つからない気がするし
あれこれ悩んでいる間に
コタロウの寿命を迎えるのかもしれないと思う。
でも、納得できていない治療で
コタロウを苦しめるようなことだけは絶対にしない。


* * *

11時半頃からコタロウとお散歩。
今日は家の周りを30分。うんち3回。
今日はお尻にそんなにつかなかった。
でも道に落ちている桜のおしべがコタロウの足についちゃって大変。
もう少しするとつつじがつくんだよね。
今日のコタロウはあまり歩きたくなかった感じかな? 


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
★コメント非公開がよい場合はコメント内で教えてくださいね★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肥満細胞腫の治療について私を救い、後押ししたもの

2017-11-19 | 肥満細胞腫
コタロウが肥満細胞腫とわかってから
この病気についていろいろ調べました。

早期発見、早期治療(手術)が重要である。
どう調べてもこれが答え。

コタロウの腫瘍の位置は鼻の脇。
そして、顔にできる肥満細胞腫は
一般的に悪性度が高いと言われる。

でも、完治を目指すために必要な
顔の形が変わるような手術は
どうしても受け入れられませんでした。

かかりつけの先生との話し合いもあり、
コタロウの手術をしない、
治療もまだ始めないと決めたものの、
不安な気持ちはいつもありました。

抗がん剤やステロイドの治療だけでも
始めた方がいいのではないか、
そもそも、私の決断は間違いではなかったのか。
コタロウは、自分の命を私に託している。
コタロウの命は私の考え次第なのだ。
そう思うと、息苦しく、
毎日毎日、同じ病気と闘う子のブログを読んだり
がんに効くサプリを探したり
栄養や、人間のがんについても調べたりしていました。

そんな中、
昨日、偶然みつけた本(PDF)。
むさぼるように読み、
心の底からホッとできました。
動物病院の先生が書いたものです。
これは一つの考え方。
あくまでも一つの考え方。
でも、こういう選択もありなのだと。
私のように悩んでいる飼い主さんには
一つの光明となるかもしれません。

興味のある方は
「もしかして人間も」で検索してみてください。
(勝手にリンクを貼るのははばかられるので)


また、いろいろと調べていて
私なりに思うことがいつくかあるので
機会があれば書いていきたいと思います。
私見なんですけど。





鼻に出来物があると認識してから1年5ヶ月
肥満細胞腫と結果が出てから1ヶ月半

検査してくれた病院の勧め通り手術をしていたら
今、このコタロウには会えません。

このままのコタロウで
いつまでいられるのか。

これからも
悩み、迷いながらいくのだと思います。
それは、最期の時まで。
答えは、ないのですもの。



--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳しい現実から目をそらさずに、でも飲み込まれずに

2017-11-04 | 肥満細胞腫
コタロウの首の調子は良いです。
手放しで、とまではいかないものの
もうそれほど神経質にならなくても大丈夫かなと思っています。

いつもお世話になっているスパで
コタロウの環軸椎亜脱臼の話をしたときに
そのお店のお客様のパピヨンの子に同じことが起こって手術をしたと聞いて、
コタロウは手術をしないで何とか治したいと思っていたので
今は普通にブルブルして、タオルに頭をコシコシして
痛そうにしていないコタロウを見られるのは
本当に本当に幸せです


そうなると、
あとは「肥満細胞腫」。
見えるところだけに、毎日じっくり見ています。
コタロウの目を見るより先に鼻に目がいってしまって
ちゃんとコタロウの顔を、目を見なくちゃなって反省

鼻の腫瘍はほとんど変わりはないのですが、
日によって少しピンク色っぽかったり
鼻の色に近いような褐色っぽく目立たなかったり。

コタロウが毎日元気にご飯を食べて
いつもと変わらない生活ができていると
治らない病気であるという現実から目をそらしてしまう。
そしてつい高望みしてしまう。

このままの大きさで変わらず共生していければ・・・
と願っていたのが、そのうち

だんだん小さくなって治ってしまえばいいのに。

と、奇跡が起こることを願っている自分に気づいて
調子に乗ってはいけないと戒めています。

このままの大きさでずっと共生できれば。
それさえ現実的ではないのに。

手術を選択をしなかったから
今も変わらないコタロウが私のそばにいる。
最後の最後まで私の選択が正しかったのか
わからないものなのだろうけど、
そして、コタロウの病気が進行し始めたときに
私は精神的に耐えられるのか、
自分を責めずにコタロウと向き合えるのか
まったく自信がないけど
ウジウジしながらも
一生懸命やるのだと、今は自分に言い聞かせています。

厳しい現実から目をそらさずに
でもそれに飲み込まれずに
目の前の幸せなことに目を向けて
明るい気持ちでコタロウと生きていこう。

写真ではほとんど変わらないけど
ほんの少し広がっているような気が・・・

杞憂でありますように。


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肥満細胞腫を手術しない理由

2017-10-14 | 肥満細胞腫
肥満細胞腫。
早期発見、早期治療がセオリー。
基本的な治療は手術。
手術でしか完治を見込めない。
調べても調べても
この答えに行き当たる。

それなのに、
コタロウの手術を見送りました。

それは、腫瘍ができた部位。
鼻(顔)だったからです。

もしこれが、背中とかの身体の部分だったら
もしかしたら手術をしたかもしれません。
もしかしたら。
今よりもっとうんと悩むでしょう。

鼻にできた腫瘍を
完治をめざして手術するなら拡大切除。
鼻や顎にかかる手術が必要です。

他には、足先などにできた場合、
断脚を考えなくてはならなかったりすることもあるそうです。
つらいです。

今回コタロウには
鼻を残して切除するという提案をくださった先生がいました。
それなのに手術をしないと決めたのはなぜか。

取り残しのある手術で
コタロウに負担をかけ
放射線、抗がん剤とさらに負担をかけながら
なお再発に怯える生活を送ることは
受け入れられなかったからです。

一方、完治を目指せる拡大切除は、
コタロウの術後の生活に我慢と苦痛を与え続けることになるのでは、
と思いました。

食事の介助など、私の負担は構わない。

それよりも、コタロウが
自分で食べるのが難しい、
好きな匂い嗅ぎができない
何より、
今までの自分と違う、
という違和感の中で毎日を生きること
自分の身体に何が起こったのかわからないまま
痛みに耐えて、
痛みが癒えても、
術前のような生活ができないことを
どう感じるか。

そんな思いをさせながら
もしも再発したら。
私はコタロウになんといえばいいのでしょう。

様子見という選択肢を提示した先生も言いました。
鼻(顔)だったから様子見なんだ。
顔以外だったら場合によっては手術を勧めたと思う、と。

コタロウが手術をしないのは
基本からは外れた選択です。

コタロウの腫瘍の部位と状態、
私のコタロウへの気持ち、
手術以外の選択肢を与えてくれた先生。
いろいろな条件が合って
私は「手術をしない」という決断をしました。

基本から外れた選択ゆえ
今後は手探りですすんでいくことになります。
コタロウの体力と免疫力に賭け
私はできるだけのサポートをしていきます。

どこまでいけるのか・・・



今朝もモリモリご飯を食べました。
見えそで見えないコルセット。


そろそろ外してあげたいな。
コルセットの中がものすごく気になってる私。


--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする