A collection of epigrams by 君塚正太

 君塚正太と申します。小説家、哲学者をしています。昨秋に刊行されました。本の題名は、「竜の小太郎 第一話」です。

12月26日(金)のつぶやき

2014年12月27日 01時42分38秒 | 既刊本

── 石神くんは髪の毛にしか興味がない。
小説『髪の毛探偵 石神くん 0』が『月刊群雛 (GunSu) 2014年12月号』に掲載! ── 晴海まどかさんへのインタビュー
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天才の精神はかくも敏感である。そのせいで些細なことに悩み、自己肯定感を失いやすい。しかし、時を経て自信を得た天才の場合は違ってくる。その鋭敏な神経は未だ残存しているが、その敏感さを思索に活かし、飽くことのない知的探求を続けてゆく。その姿勢に対して幼少の頃より彼を知る人は驚く


サルトルが云うには「我々は欠如者なので充足を求める。」とあるが本当に我々は欠如者なのであろうか。なるほど確かに不足している者が充足を望むのは分かる。けれども、我々最たる欠乏者のはずである老人になっても何かを求めるのであろうか。それぐらいの歳になるともう諦めがつく人が殆どではないか


マッハの提言した悟性一元論とは彼自身が簡潔に説明している。「ここに棒がある。この棒を水槽に入れると錯覚で曲がって見える。ところがこの曲がっている棒自体をそのまま認識することを悟性一元論と云うんだ。」と彼は云う。どうしても科学に毒された現代人は勝手に想像を加え曲がった棒を認めない


自身をつける効率的な方法は様々な人に褒めてもらうのが良い。これによって自己肯定感が促進され、自身がついてくる。これは若い時にした方が効果的なのは言うまでもない。人間は不思議なもので他人との係わり合いのなかで自己を成長させてゆく。

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