GWがあったりで江少剣の稽古がお休みでしたので、自主練を行って久々に動画撮影をしてみました。動画ってどうしてあんなに正直者なんでしょうね、少しは人の機微とか忖度という事を覚えた方が世の中渡りやすいというか何というか…うーーーん、一刀貫です。
ここのところ「攻め」について色々考え、それにつながる体の使い方を色々考えてきました。竹刀の持ち方、力の入れ方、両足の使い方、心の在り方など。でも今回撮影した動画を見てみて、そんな事の前にやはり姿勢がなってないなと改めて反省。なんというか、私は剣道をいいとこ「脇から上」でしかしてないように感じました。竹刀を肩と腕でしか振ってない。他の先生の姿と比べ、あまりにどっしり感がなくうわっついています。猫背なのはもうしょうがないとして、やはり胸を張り腰から打っていくことを意識して作っていかないと、これは攻めもなんもないなと感じました。
多分これが関係して、私は江東区の本部稽古に参加すると、滑る床で左足がすっぽ抜けてしまいます。重心が高く、左足でばかり蹴ろうとしてるのだろうと思います(それで左踵も壊しました。体の重心を落として真ん中に持ってくれば、と本部の先生にご指導頂いたことがあるのですが、ではどうすればといえば分かりません。多分、姿勢を直して足の使い方をもう一度考え直すことかと思います。あと丹田に力入って無いなぁ全然。上半身にばかり力が入っていて、下半身に意識がない。体の軸を地面に垂直に保ち上半身から力は抜いて、丹田に力を入れ下半身を意識して、すり足をする。そういう稽古の方が今の私には大事のようです。普段の生活でも、ここらへんは意識してみたいと思います…。
こういう事を考えていると、そういえば私は何のために剣道をしてるんだろう、と改めて考えさせられます。それはきっと「上手くなりたい」よりも、「上手くなりたいと思っていたい」のだと思いました。素晴らしい剣士の剣道を見て感動し、自分も端くれとはいえ同じ剣士なのだからチャンスはあるはず!とわくわくと憧れて。でも全然近づけないどころか目の前の小さな壁すら超えられなくて、悔しくてまた考えて教えを請い工夫して稽古で試してみて。でもダメで。…そういう事すべてを、楽しんでいたい。楽じゃないからこそ、楽しい。相手が自分だからこそ、難しい。出来ない悔しいがっかり、でも自分に正直に小手先に走らず誠意と敬意と感謝を持って。歩みはすごく遅くても、しっかりと楽しんで、前へと進んで行きたいと思います。
ぜひ私たちと一緒に、気持ち良い汗をかいてみませんか!
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