江少剣ブログ

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50歳一刀貫の剣道挑戦記!百二十四本目!

2019年07月06日 | 一刀貫の剣究室

おはようございます!!ぼちぼち梅雨も明けてきますかね、皆様いかがお過ごしでしょうか。今週は一刀貫仕事の都合で稽古に出れません。そこで今日は「見取り稽古」の事について少しお話ししたいと思います。

見取り稽古は、文字の通り人の稽古を見て稽古とする事です。これ、軽く考えてませんでしょうか。稽古中自分の番が終わったらもうよそ見をしたり、ふざけていたり。それはあまりにもったいない。よりうまくなりたい、あの剣士に勝ちたい!と思うなら、見取り稽古は必須です。他の人はどうやって打っているのか、先生がどういう風に打たせているのか。しっかりと見る事でしか、相手の事は分りません。ちなみに私は先生が誰かに指導なさってたりすると、少しでも自分の参考にならないかとその内容もすごく気になります。

中国の昔の言葉に、とても有名なものがあります。

彼を知り己を知れば百戦殆からず
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し

相手を知って自分を知れば、何度戦っても危ない事はない
相手を知らずして自分の事を分っていれば、いいところ勝ったり負けたり
相手も自分も分らないなら、毎度危ない事になる。

自分の事を知るために、たまには自分の稽古姿を動画に撮ってもらって見るのも良いかもしれませんね。私はこれを何度かやって、その度に顔が真っ赤になったり真っ青になったりしますがw。でも自分の姿って分ってるようで、分らない物です。その状態で相手の事も知らないとすれば、いくら戦ったって良い結果にはなりません。

特に先生同士の立ち会いなどは、勉強になる事ばかりです。しっかり見なければもったいないですよ。人の稽古をようく見て、良いところはどんどんマネしてみる。勝ちたい相手がいるならその稽古を良く見てクセ等を見抜いて、帰ってから試合のイメージトレーニングをしてみる。これ、とても良い稽古になると思います。

私もイメージトレーニングは良くやります。色んな先生相手の試合に挑んでは、ああしてこうしてこうなって、とイメージを膨らませ。次第に拳を握りしめるほどの試合に発展。激闘に次ぐ激闘の末、とうとう旗三本が私にぱ!っと上がって念願の一本を決めさせてもらい。試合後に先生のもとに駆け寄って膝をついて手をついて、言うわけです。
「先生!どうもありがとうございました!」
「良く精進しましたね、良い面でした・・・」
「すべては・・・すべては先生のお教えのおかげですありがとうございましたぁあぁぁ うううっ・・・」

・・・っと、感涙にむせぶあたりまでイメージしては「うんうん良かったなぁ・・」と実際に目を閏わせてたりする私はうん、きっと幸せ者なのでしょう。まぁそのイメージが実現する事は、当面なさそうですが(苦笑。

自分がどう打つのかよりも、相手がどう打ってくるかを考えられなければ剣道は上達していかないと私は思います。相手が何を考えているかを思う、つまり「思いやり」が剣道には大事なのだと、私は思いますよ。見取り稽古で思いやりの心を養って、剣道も上達致しましょう!

明かるく楽しく元気よく!

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