毎日、とある高校野球の強豪の練習グラウンドの前を通る。
日が暮れてから素振りを始めて、1時間かそこらかして再び通るとまだ振っている。
部員も大勢いる。ちょっとした会社よりも大勢いる。
このようなところが強豪なのだろう。
それが学生としてあるべき姿かは別の議論だが。
で、マネジメントだが、会社の仕事をスポーツに例えるのは私にはしっくりこないのだ。
ただ、興味を持つキッカケとしてあってもいいけど。
人を管理する仕事で一番必要な情報は、究極的には誰が幾らで働いているのかをつかむことだった。
彼らの実労働時間+通勤時間、労働密度などなどを勘案して、一体全体彼らの時給はそれぞれ幾らなのか。
それが分からなければ、彼らと実質的には取引であり交渉でもある命令を下すことはできなかった。
おそらく一流企業の人達には関係ないだろうが、もっと普通の会社では、まず労力に見合うだけの報酬を得たうえで、その上で、円滑な人間関係だのやりがいだのという順番になっていくわけで、この金の問題を無視したマネジメントなど一流企業以外では無意味だ。ほとんどの現場では労働基準法さえ守ることができないぐらいだから。
とはいえ、いまでもいたるところで現場には何かを始めるには何かを諦めるしかないというトレードオフの原則を無視した追加命令が次々に出され混乱と疲労が満ち溢れるのだろう。
年棒制だったら、いつでも仕事のことを考える報酬として捉えるならせめて時給1,000円×24時間×365.25日=8,766,000円以下じゃタダの搾取。
おっと全く関係なかった。
前にそこそこ働いていた時代を思い出しただけで、疲れた(笑)