記憶のおとしもの・わすれもの

忘れたくないこともたくさん忘れちゃうし、日々のことなんて、
もっと忘れてしまうなぁ。
大事に書き続けたいです。

バタフライ・エフェクト3 みたよ。

2010年03月15日 | 映画・DVD見たよ♪
バタフライ・エフェクト3 / 最後の選択 無修正版 [DVD]

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やっぱりが一番好き。
このと同じく、過去に戻れる力を持った主人公のサムが、その能力を使い殺された彼女を
救おうと、何度も試行錯誤しながら、過去を変えようとする物語。
ただ、今までと決定的に違うのは、サムは自分の意志で自分が思い描く時間や場所にタイムスリッ
プできることで、その能力を持っていることを知っていて、サポートしてくれる妹ジェナや、体や脳への
負担を科学的に考えアドバイスをくれる友人である大学教授がいること。
教授からのアドバイスと、ジェナとの約束で、個人的な自分の問題のために過去に戻らないこと
過去を変えないこと、としていたサムだが、ある時10年前に殺された恋人のレベッカの姉エリザ
ベス
サムを訪ねてきたことをきっかけに、サムは真犯人を見つけるために過去へ戻ることにする。

過去へ戻るたびに変わってしまう未来。しかもこんなはずじゃない!!なんとかするっ!!という
思いを胸に、何度も過去へ戻っては未来を変え、そのたびに犠牲者、犠牲の規模や内容、さらに自分
自身の状況さえ大きく変わってきてしまうことで、選択の余地も逃げ場もなくなってきたサム・・・。
いったいこの悪夢の始まりはいつだったのか・・・。

タイムトリップと追い詰められたサムの状況がリンクし、逃げ場のない閉塞感でハラハラドキドキさせら
れ、いったい誰がなんのために!!って気持ちと、まさかあいつが!!?というヒントを、映画から提示
されてしまうので、緊張感ある展開が続き・・・
だけれども、それをも覆してしまう程の、数々のグロテスクで、ひどく残忍で残虐すぎる殺害シーンと、
それをおもしろおかしくアピールするかのような、不必要でわざとらしいエピソードシーンが数シーンあっ
て、やりすぎというか、必要あるのかなぁ~と、ちょっと怒り心と興ざめで、作品自体の面白みや、
作品を見ようとする思い入れみたいなのが、マイナスになりました・・・
さらには、人生に正解なんてないだろうし、あまりに考えるとわたしの小さな頭がタイムループに巻き込
まれてぐるぐるしちゃうので、結末の意味も考えすぎるのをやめておかなきゃ。

結末の余韻、タイムラインの複雑さとストーリーのバランスを考えても、やっぱりが一番いいなぁ