みなさん、さようなら [DVD]アミューズソフトエンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
う~ん。
悲しい映画ではないけれども、『みなさん、さようなら』な映画。泣かせようとかは
全然してないから、お涙ちょうだいじゃないけれども、やはり別れはさみしいです。
若い時からやりたい放題、大学で歴史学の教授である父親レミが末期ガンである
ことがわかり、疎遠になっていた息子のセバスチャンは、母から頼まれたこともあり
父親の最後の時間が、思い切りせいいっぱい楽しいものになるようにと、手を替え
品を替えレミの生活環境を演出することにする。
遠くは海外からも集まった大切な友人たち、周りを気にせず思うように過ごすための
病室、耐えきれない痛みをまぎらわすための麻薬であるヘロイン、そして家族。
父親のための幸せな時間が、セバスチャンにもかけがえのない時間となり、友人たち
にとってももちろんかけがえのない時間であり、大事な人々とあまりに大事な時間を
過ごしながら、レミは旅立って行く。
友人たちも、レミを通してそれぞれの家族で考える問題がでてきたりもします。
変わるきっかけになったり、大事なものを見直すきっかけになったり。
みなさん、さようなら。
告げられることも告げることも、耐えられない悲しみ。
そう考えると、いつも大切な人々には大切であるということを伝えて。
心はそばにありたいなぁ~と思います。