ナンバンギセル。
名前から帰化植物のように思い
ますが、万葉集にも詠まれてい
る、日本の古い植物。
古名は「思い草」と、呼ばれて
いたようです。
安土桃山時代になると、ポルト
ガル人らがやってくるようにな
り、花姿が彼らが吸うたばこの
煙管(パイプ)によく似ているの
で、いつしかナンバンギセルに
名が変わって行ったようです。
わたし的には「思い草」の方が、
よかったかな、、、
ナンバンギセル(ハマウツボ科)は
ススキ、ミョウガなどの根から、
栄養を横取りしている、、、
いや、頂戴している寄生植物。
ナンバンギセルも、すまないと
思っているのか、申し訳なさそ
うに、少しうつむき加減に、花
を咲かせています??
古名「思い草」の名は、当時の人達
が、下向きに花を咲かせる姿を、
なにか物思いにふけっているよ
うな姿に感じ、名付けたのかな?
ミズタマソウ(アカバナ科)
キセワタ(シソ科)
ホドイモ(マメ科)
フシグロセンノウ(ナデシコ科)
ヒヨドリバナ(キク科)
ワレモコウ(バラ科)
根にタンニンが多く含まれ、血止
め効果があり、中国では古代から、
西欧でも止血剤として、利用され
ていたそうです。
ヒルガオ(ヒルガオ科)
クサギ(シソ科)
ママコノシリヌグイ(タデ科)
ヨメナ(キク科)
アキカラマツ(キンポウゲ科)
サジガンクビソウを撮影中、
ミヤマアカネが飛来。
私の方を見て、撮って欲しそう
に、目玉をクルクルさせるので
一枚、撮ってやりました。
もう一枚、昆虫さんです。
林道でヤマノイモを撮影中、
立てた三脚に勢いよく、自ら
ぶつかり落下したタマムシ君。
痛かったやろ。ケガないか。
私のようなどんくさいのが、昆虫
の世界にもいるんですね。
何か親しみを感じるな。
ガガイモ(キョウチクトウ科)
ゲンノショウコ白花
(フウロソウ科)
ゲンノショウコ赤花
東日本では白い花、西日本は赤花
が多いと言われていますが、金剛
山ではピッタリ、当てはまります。
。
アカネ(アカネ科)
アオツヅラフジ果実(ツヅラフジ科)
コガンピ(ジンチョウゲ科)
お隣、岩湧山では見られますが、
私が知る限り、金剛山ではこの一
株のみ。
それも、今にも崩れそうな急斜面
に、生えています。
頑張ってや。しっかりとへばりつ
いとくんやで。
ヒヨクソウ(ゴマノハグサ科)
いつぞや私、金剛山の周辺では
ノカンゾウの姿を見かけなくなっ
たと、ぼやいておりましたが、20
株ほど群生している所を、見つけ
ました。
探せばまだあるかも。来シーズン
が楽しみ♪
メマツヨイグサ(アカバナ科)
ツルボ(キジカクシ科)
シオデ(サルトリイバラ科)
タカサゴユリ(ユリ科)
ヤマノイモ(ヤマノイモ科)
ヤマノイモは、同じ場所から2枚
の葉が出る(対生)のが特徴。