金剛山の麓、赤阪の休耕田に
サクラタデの様子を見に行きま
した。その途中、ススキが群生
している休耕田の中で咲く、ナ
ンバンギセルを、偶然見つけ
ました。ナンバンギセルは1年
草の寄生植物。ススキはナン
バンギセルが大好きな寄生
先(宿主)植物です
ナンバンギセル(ハマウツボ科)
柱頭が見える
果実。花後、花冠は黒くなる。
中には微小な種子が無数に
入っています。熟すと裂け、
風に運ばれ、新しい宿主に
たどり着いた種だけが、新
天地で花を咲かせます
ヒオウギ(アヤメ科)(金剛山
では見かけられません。槇
尾山で撮りました)
ヒオウギの種子。この種子
「ぬばたま」と呼ばれ、万
葉集にも数多く登場する
そうです
タカサゴユリ(ユリ科)
キセワタ(シソ科)
メハジキ(シソ科)
メハジギの種子。来年、周り
一面、メハジキだらけになっ
ているかも?
ヤブラン(クサスギカズラ科)
ヤブミョウガ果実(ツユクサ科)
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