イマコト

ありのまま きままに 日々の中での あれこれ

庄屋と狩人ときつね

2012-03-05 14:16:01 | 一日一話(松下幸之助)

昔のたとえ話に庄屋と狩人ときつねの話がある。狩人は庄屋の前ではかしこまっている。
しかし庄屋はきつねにばかされる。きつねは弱い。

そしてきつねは鉄砲で撃たれるかもしれないから狩人はこわい。
結局この中で誰が偉いとも何ともわからない、とう話である。

私は今日でもこの話は生きていると思う。勝負に勝つ人が偉いのでも、負ける人が偉くないのでも何でもない。
教育する人が偉いのでもないし、教育を要する人ができが悪いのでもない。

それぞれやっぱり一つの生きる姿である。

そう考えれば、喜んで人に協力することができるし、
また協力を受けて仕事ができるのではないかと思うのである。

※松下幸之助【一日一話】より

 



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