一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

明神平テン泊2日目

2021年10月05日 | 大台ケ原・高見山・倶留尊山
夜中の強風で12時頃に眼が覚めたりするがすぐにまた寝付く。
次に眼が覚めたのが4時半頃。
テントの中は結露がびっしりと付いているので少しでも水分が抜ければと思い入口を開けて天を仰いで眺める。
新月に近いような月も輝いているが満天の星空が広がっていて、星座の知識は皆無だがプロレタリウムを見上げているような感じがした。
目を凝らしていると人工衛星なのかゆっくりと流れて行く光源も確認出来た。
5時半頃、外も明るくなってきたのでインスタントコーヒーとパンを食べて過ごす。



軽い朝食後、この日は薊岳に登ろうと思っていたので前日と同じようにカメラバックのウエストポーチと前日の残りの300mlほどのスポーツドリンクだけで6時半頃出発する。
その時は薊岳へのピストンなら足りるだろうと軽く考えていた。
この日の朝も雲一つ無い底が抜けたような青空が広がっている。
前山にも朝陽が当たり気温もまだ低いので登っていて気持ちが良い。



前山を越えた稜線上を歩いて行くと左手前方には特徴ある大峰の大普賢岳やその向こうの八経ヶ岳が良く望めた。



前方には目指す薊岳も見える。



あちらこちらでびっくりするような大きなキノコが成長している。





思わず「マタンゴ!」と呟いた。
小さなアップダウンを繰り返し9時40分頃に薊岳に到着した。



薊岳山頂に立つと大峰の麓辺りでは雲海が確認出来た。



金剛山方面や高見山や曽爾村方向をゆっくり眺める。





大展望を楽しんでから山頂を後にして往路を戻る。
気温も上昇してきて残りのスポーツドリンクが心細くなってくるが仕方が無い。
何とか前山のピークに着いた所でもう登りが無いので残っている分を飲みきる。



スキー場跡地はのびやかな雰囲気になっている。







9時頃に明神平に帰り着く。



陽射しがきついので東屋でしっかりした朝食を摂ることにしてスープを湯煎してソーセージと玉子を焼いて食べることにする。
非日常の風景の中で食べる朝食はちょっと塩を振りすぎて塩辛い目玉焼きになったがそれなりに美味かった。
お腹も膨れた所で結露していたテントも乾いたので撤収にかかる。
テントを畳んでいる間も容赦なく陽が降り注いで身体が火照る。
10時半になった所でパッキングが済んだので明神平を後にすることにする。



遠く金剛山と葛城山を眺めて沢山の人が登っているんやろうなあと思う。



明神滝は斜め上から眺める。





明神滝標識のある場所にはツアー登山の人達20人位が一服していた。
沢の途中で出会うのではなくてここで擦れ違ったのはラッキーと思ってしまう。

後は暑くなってきたので半袖になり少しでも涼を求めて下る。
そして12時前に空きがほとんど無い大又の駐車地に下山。



靴を履き換えて大又を後にしてやはた温泉へ移動。
入湯料500円の温泉に浸かってゆっくり汗を流す。
まだお腹も空いていなかったので道の駅宇陀へ。
レストランで何が元祖なのか判らなかったが柿の葉寿司がセットになった元祖にゅうめん定食を頂く。
三輪そうめんのにゅうめんが出汁の味が良くて美味しく頂いた。
後、土産に買った600円ほどだった2個入りの葛きりを冷やして食べたが久しぶりにまた行ったら買おうと思わせる美味しい土産になった。
自宅まではそう渋滞にもならず大和高田バイパス経由で自宅に帰ったのだった。



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