■こならの森67号■1993.11
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
3p… さざんか 目次
4p…結婚しました
5p…やんば
6-9p…インフォ/現代用語
10-11p 新・ロック評/万葉ラブ
12-17p 特集 国際交流
18-23p…JCジャーナル
24p…銀幕画廊
25p…書評・絵本紹介
26-29p 文化会館情報/協賛
30こならの森から~
■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
特集 国際交流
9月19日に、佐野市民会館周辺で行われた国際交流フェスティバルは、各方面からの反応があり、意義があったと思います。そこで今回は、当日までのいきさつや、企画に協力した佐野市国際交流協会等の諸団体との交流をふまえ、また当日の模様などをお伝えしながら、「国際交流」や「まちづくり」といったことをじっくりと考えてみたいと思ます。(今回の企画は、佐野JC並びに同広報委員会のご協力を得て制作いたしました。)
@国際交流と人づくり
これから五年後、十年後の安佐はどうなっているでしょうか。現在、ボーダレスワールド、国際化社会、といった言葉がもてはやされています。きっと、もっともっと世界が近くなり、外国人の友達も増え、身近な友人達が世界を相手に仕事をしているはずです。私達の子供も留学したり、海外で仕事をしているかもしれません。
我々は次の世代に対して何がしてあげられるかを考えました。そして、世界の子供の絵画展を思いついたのです。これは昨年からの佐野JCの事業でもありますが、海外からは約500点、実行委員会の外国人スタッフが卒業した小学校に依頼しました。安佐地区の小学校からは約630点。フェスティバル中に展示をし、好評でした。この後、海外の小学生の絵が安佐の小学校へ配られ、安佐の小学生の絵がプレゼントと夢を乗せて海外へ渡ります。これを機会に文通などの交流が始まれば、本当の国際交流に育っていけるのではないでしょうか。そして、そうなることを期待を込めて願っています。
あなたはあなたの隣人を知っていますか?話をしたことはありますか?一緒にお茶を飲んだことはありますか?どんな顔をしているか知っていますか?もしかしたら、外国の人かもしれない・・・現在、安佐地区に住んでいる外国人は千人若しくは三千人とも言われています。おそらくこれからも増えていくことでしょう。隣近所に外国の人が引っ越してくることはあり得ないことではないのです。そんな時、私達は上手につきあえるでしょうか。隣人と楽しく和気あいあいと暮らしていくところが@まち@であるとしたら、今、私たちはすでに外国人の隣人の存在を無視できない環境にいるのではないでしょうか。そこで愉快に暮らせるかどうかは私達次第なのです。
我々が国際交流の必要性を感じたのはそこからなのです。現在、安佐地区に住んでいる外国の人は、日系ブラジル人が一番多く、続いてペルー、アルゼンチン、パラグアイの日系の方の順となっています。私たち日本人は比較的欧米人やその文化と接する機会はありますが、アジアや南米、アフリカの隣人が多いにもかかわらず、彼らと接する機会がほとんどありません。彼らに聞いても同じ答えが返ってきます。近所の人たちとの会話もあまり無く、あっても挨拶程度だといいます。
@安佐のまちづくりを、彼らとの交流から考えたらどうだろう@これが今回の国際交流フェスティバルの原点でした。私達日本人が単一民族だから外国人を受け入れるのが苦手なのかもしれません。言葉、習慣の違いという大きな壁もあります。でもこのままではいけないのではないでしょうか。私達はこのフェスティバルを通して少しでも多くの人たちが出会い、お互いの文化の違いを知り、理解し合う機会が増えればと考えました。@ISSHONIYAROUYO!(一緒にやろうよ)@これが合い言葉です。
@国際交流とまちづくり
近代から現代にかけてさまざまな都市計画が行われてきました。ブラジリアに代表される計画都市。そして、行政主体の再開発。都市で行われている街づくりをみていると@何か足りないものがあるのではないか@そんな気がしてなりません。青年会議所の活動を通じてたどりついた結論は、その@足りないもの@とは@人とのふれあい@ではないだろうかということです。立派な@いれもの@ができても中に住むひとが@まち@を意識しなければ本当の@まちづくり@ができたとは言えないのではないでしょうか。隣に住む人と気軽にお茶が飲めるような@まち@になってこそ初めて@まちづくり@が完成したことになると思うのです。
国際交流フェスティバル
@フェスティバルまで
今回このように盛大なフェスティバルを開催することができましたが、当初、(社)佐野青年会議所(佐野JC)国際交流委員会では、外国人による日本語スピーチコンテスト、世界の子どもの絵画展、このふたつを軸とした催しを考えていました。それがこんなにも大きく発展できたのは多くの人、それも外国人の方々との出会いがあったからです。それは、佐野国際交流協会に足を運び、外国人の方々を紹介されたことに始まります。彼らに催しの主旨を説明すると@世界の料理を紹介したらどうだろう@@世界の遊びをやったらおもしろいのではないだろうか@と次々に意見が出され膨らんでいきました。彼らの熱意と委員会の気持ちが共鳴し、いつしかの一委員会の事業が、佐野JCの全体事業となり、全てのメンバーが参加する実行委員会が設立されるようになりました。佐野国際交流協会の中にもフェスティバル部会が作られます。そして合同の実行委員会が設立され、今回の@国際交流フェスティバル@になったのです。もしも彼らとの出会いがなかったら、彼らにあれほどの情熱がなかったら、@日本人による国際交流フェスティバル@で終わっていたかもしれません。
@国際交流フェスティバル当日
九月十九日は快晴でした。八月に各国大使館を訪れた結果、公使、参事官、領事官そして大使夫人にまでお越しいただくことが出来ました。Jリーグの選手も応援に駆けつけてくれました。当日は三十周年委員会が千食用意した@世界の料理@もアッという間に完売し、好評でした。当初は外国人の日本語スピーチだった企画もWA!WA !WA!(和、輪、話)という名前で内容を再検討し、研修委員会の協力を得て意義のある交流会ができたと思います。安佐未来委員会はガレージセールで盛り上げてくれました。遅れをとって心配だった@世界の子供のゲーム@が当日の一番人気だったのは地域交流委員会の努力の賜です。模擬店でヤキソバ、かき氷などで頑張ってくれたロム長期、三十周年委員会の皆さん。裏方で準備、用意してくれた総務委員会の皆さん、広報活動をあれほどまで頑張ってくれた広報委員会の皆さん。ブース作り、看板作りなどに携わってくれた三役、監事の皆さん。とにかく全員が協力しなければ出来なかった事業でした。
国際交流フェスティバルは終わりました。しかし、国際交流や安佐のまちづくり、ひとづくりの始まりでもあると思います。もし、このフェスティバルを通して、一つの出会いや一つの理解が生まれていたとしたら、私達にとってこれ以上嬉しいことはありません。これからも安佐の未来について考え続けていきたいと思います。@ISSHONIYAROUYO!(いっしょにやようよ!)@が合い言葉。私達の安佐が益々発展していくことを願ってペンを置きます。
本誌に3ヶ月にわたり掲載させていただいた、国際交流フェスティバルもおかげさまで成功のうちに終了することができました。
本当に多くの方々に協力いただきました。協賛していただいた安佐地区の各企業、団体の方々を始めとして佐野国際交流協会と交流協会フェスティバル部会の皆さん、外国人スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。この紙面をお借りして、心から感謝申し上げます。
国際交流フェスティバル アンケート結果発表
-(全部で)101人に聞きました-
当日フェスティバル会場でアンケートを実施しました。
日本人・外国人合計101人の方にお答えいただきましたので、その結果を発表します。なお紙面に限りもありますので、多かった意見・代表的な意見のみを掲載させていただくことにし、また一部はグラフにしましたので、そちらもご覧ください。
●外国人に対してのアンケート
Q1.国際交流フェスティバルにきての貴方の印象は
◇他の国の人のことやゲーム・ 習慣がよくわかった
◇国々の文化交流はお互いのことを理解するよい機会だと思います
◇文化の違いがよく解り、とてもよかった
◇日本人の方と近づけるよい機会だと思います
◇もっとこのような企画を増やすべきだと思います
………全体的には外国人の方々に好意的に受け入れられることができたようです。異邦人どうしが出会い、お互いの文化を含めた理解をする機会がもっとふえる事が望まれているようです。
Q2.日本にきて一番うれしかったことは何ですか。楽しかっ たことは何ですか。
◇安全であること (テロ行為が無い)
◇日本の文化に触れられたこと (囲碁が上達した)
◇日本の進んだ技術に触れられ ること
◇多くの日本人が親切であり、 思いやりがあること
………一口で言えば、安全な日本で日本文化に接し、親切な日
本人と生活すること。日本が安全であるというのは、一つの文化なのかもしれません。
Q3.日本にきて一番困って いることは何ですか。
………やはり一番は言葉で、「日本人の言うことは解るが、こちらからは伝えられなくてもどかしい」という方もいました。その他のお答えは、「せま苦しい」、「交通量が多い」、「親切な人がいない」などです。
Q4.日本人に対して要望はありますか。
この質問にはいろいろなお答えをいただきましたが、大別すると次の3つになります。
1.日本人との交流関係。
◇外国人との触れ合いをもっと増やしてほしい
◇外国人を差別しないでほしい
◇南米人がすべて同じタイプとは思わないでほしい
2.就職について。
◇パーマネントビザがほしい
◇失業者の救済をしてほしい
3.言葉の問題。
◇日本語教室がほしい
◇英語を話せる日本人が少ない
◇日本語が話せないことを理解 してほしい
●日本人に対してのアンケート
(略)
Q4.貴方が持っている外国 人に対する印象はどんなも のですか。
………一番多かったのは、「外国人だからといって特にない、日本人と変わらない」というお答えでした。他に、「おもしろい」、「かっこいい」、などおおむね良い印象を持っている方がほとんどでした。なかには、「泥棒が多い」、などの意見もありました。外国人にも(日本人と同じように)良い人もいれば悪い人もいるということでしょうか。
Q5.今、貴方が彼らと出来る 国際交流は何ですか。
◇こうした催しに参加すること
◇外国人と自然に付き合う
◇教育の場で国際理解を育てる(教員の方)
◇パーティーをする
◇子供同士で遊ばせたい
◇料理を教えあいたい
◇スポーツの交流試合
◇簡単な踊りを教えあいたい
………いろいろな考えを聞かせていただきました。しかし難しいのはそれを実行に移すことだろうと思います。そのときには、ぜひ青年会議所でもお手伝いをさせていただきたいと思います。そして皆さんと国際交流の輪を広げていきましょう。
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森12月号■
3p… さざんか 目次
4p…結婚しました
5p…やんば
6-9p…インフォ/現代用語
10-11p 新・ロック評/万葉ラブ
12-17p 特集 国際交流
18-23p…JCジャーナル
24p…銀幕画廊
25p…書評・絵本紹介
26-29p 文化会館情報/協賛
30こならの森から~
■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
特集 国際交流
9月19日に、佐野市民会館周辺で行われた国際交流フェスティバルは、各方面からの反応があり、意義があったと思います。そこで今回は、当日までのいきさつや、企画に協力した佐野市国際交流協会等の諸団体との交流をふまえ、また当日の模様などをお伝えしながら、「国際交流」や「まちづくり」といったことをじっくりと考えてみたいと思ます。(今回の企画は、佐野JC並びに同広報委員会のご協力を得て制作いたしました。)
@国際交流と人づくり
これから五年後、十年後の安佐はどうなっているでしょうか。現在、ボーダレスワールド、国際化社会、といった言葉がもてはやされています。きっと、もっともっと世界が近くなり、外国人の友達も増え、身近な友人達が世界を相手に仕事をしているはずです。私達の子供も留学したり、海外で仕事をしているかもしれません。
我々は次の世代に対して何がしてあげられるかを考えました。そして、世界の子供の絵画展を思いついたのです。これは昨年からの佐野JCの事業でもありますが、海外からは約500点、実行委員会の外国人スタッフが卒業した小学校に依頼しました。安佐地区の小学校からは約630点。フェスティバル中に展示をし、好評でした。この後、海外の小学生の絵が安佐の小学校へ配られ、安佐の小学生の絵がプレゼントと夢を乗せて海外へ渡ります。これを機会に文通などの交流が始まれば、本当の国際交流に育っていけるのではないでしょうか。そして、そうなることを期待を込めて願っています。
あなたはあなたの隣人を知っていますか?話をしたことはありますか?一緒にお茶を飲んだことはありますか?どんな顔をしているか知っていますか?もしかしたら、外国の人かもしれない・・・現在、安佐地区に住んでいる外国人は千人若しくは三千人とも言われています。おそらくこれからも増えていくことでしょう。隣近所に外国の人が引っ越してくることはあり得ないことではないのです。そんな時、私達は上手につきあえるでしょうか。隣人と楽しく和気あいあいと暮らしていくところが@まち@であるとしたら、今、私たちはすでに外国人の隣人の存在を無視できない環境にいるのではないでしょうか。そこで愉快に暮らせるかどうかは私達次第なのです。
我々が国際交流の必要性を感じたのはそこからなのです。現在、安佐地区に住んでいる外国の人は、日系ブラジル人が一番多く、続いてペルー、アルゼンチン、パラグアイの日系の方の順となっています。私たち日本人は比較的欧米人やその文化と接する機会はありますが、アジアや南米、アフリカの隣人が多いにもかかわらず、彼らと接する機会がほとんどありません。彼らに聞いても同じ答えが返ってきます。近所の人たちとの会話もあまり無く、あっても挨拶程度だといいます。
@安佐のまちづくりを、彼らとの交流から考えたらどうだろう@これが今回の国際交流フェスティバルの原点でした。私達日本人が単一民族だから外国人を受け入れるのが苦手なのかもしれません。言葉、習慣の違いという大きな壁もあります。でもこのままではいけないのではないでしょうか。私達はこのフェスティバルを通して少しでも多くの人たちが出会い、お互いの文化の違いを知り、理解し合う機会が増えればと考えました。@ISSHONIYAROUYO!(一緒にやろうよ)@これが合い言葉です。
@国際交流とまちづくり
近代から現代にかけてさまざまな都市計画が行われてきました。ブラジリアに代表される計画都市。そして、行政主体の再開発。都市で行われている街づくりをみていると@何か足りないものがあるのではないか@そんな気がしてなりません。青年会議所の活動を通じてたどりついた結論は、その@足りないもの@とは@人とのふれあい@ではないだろうかということです。立派な@いれもの@ができても中に住むひとが@まち@を意識しなければ本当の@まちづくり@ができたとは言えないのではないでしょうか。隣に住む人と気軽にお茶が飲めるような@まち@になってこそ初めて@まちづくり@が完成したことになると思うのです。
国際交流フェスティバル
@フェスティバルまで
今回このように盛大なフェスティバルを開催することができましたが、当初、(社)佐野青年会議所(佐野JC)国際交流委員会では、外国人による日本語スピーチコンテスト、世界の子どもの絵画展、このふたつを軸とした催しを考えていました。それがこんなにも大きく発展できたのは多くの人、それも外国人の方々との出会いがあったからです。それは、佐野国際交流協会に足を運び、外国人の方々を紹介されたことに始まります。彼らに催しの主旨を説明すると@世界の料理を紹介したらどうだろう@@世界の遊びをやったらおもしろいのではないだろうか@と次々に意見が出され膨らんでいきました。彼らの熱意と委員会の気持ちが共鳴し、いつしかの一委員会の事業が、佐野JCの全体事業となり、全てのメンバーが参加する実行委員会が設立されるようになりました。佐野国際交流協会の中にもフェスティバル部会が作られます。そして合同の実行委員会が設立され、今回の@国際交流フェスティバル@になったのです。もしも彼らとの出会いがなかったら、彼らにあれほどの情熱がなかったら、@日本人による国際交流フェスティバル@で終わっていたかもしれません。
@国際交流フェスティバル当日
九月十九日は快晴でした。八月に各国大使館を訪れた結果、公使、参事官、領事官そして大使夫人にまでお越しいただくことが出来ました。Jリーグの選手も応援に駆けつけてくれました。当日は三十周年委員会が千食用意した@世界の料理@もアッという間に完売し、好評でした。当初は外国人の日本語スピーチだった企画もWA!WA !WA!(和、輪、話)という名前で内容を再検討し、研修委員会の協力を得て意義のある交流会ができたと思います。安佐未来委員会はガレージセールで盛り上げてくれました。遅れをとって心配だった@世界の子供のゲーム@が当日の一番人気だったのは地域交流委員会の努力の賜です。模擬店でヤキソバ、かき氷などで頑張ってくれたロム長期、三十周年委員会の皆さん。裏方で準備、用意してくれた総務委員会の皆さん、広報活動をあれほどまで頑張ってくれた広報委員会の皆さん。ブース作り、看板作りなどに携わってくれた三役、監事の皆さん。とにかく全員が協力しなければ出来なかった事業でした。
国際交流フェスティバルは終わりました。しかし、国際交流や安佐のまちづくり、ひとづくりの始まりでもあると思います。もし、このフェスティバルを通して、一つの出会いや一つの理解が生まれていたとしたら、私達にとってこれ以上嬉しいことはありません。これからも安佐の未来について考え続けていきたいと思います。@ISSHONIYAROUYO!(いっしょにやようよ!)@が合い言葉。私達の安佐が益々発展していくことを願ってペンを置きます。
本誌に3ヶ月にわたり掲載させていただいた、国際交流フェスティバルもおかげさまで成功のうちに終了することができました。
本当に多くの方々に協力いただきました。協賛していただいた安佐地区の各企業、団体の方々を始めとして佐野国際交流協会と交流協会フェスティバル部会の皆さん、外国人スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。この紙面をお借りして、心から感謝申し上げます。
国際交流フェスティバル アンケート結果発表
-(全部で)101人に聞きました-
当日フェスティバル会場でアンケートを実施しました。
日本人・外国人合計101人の方にお答えいただきましたので、その結果を発表します。なお紙面に限りもありますので、多かった意見・代表的な意見のみを掲載させていただくことにし、また一部はグラフにしましたので、そちらもご覧ください。
●外国人に対してのアンケート
Q1.国際交流フェスティバルにきての貴方の印象は
◇他の国の人のことやゲーム・ 習慣がよくわかった
◇国々の文化交流はお互いのことを理解するよい機会だと思います
◇文化の違いがよく解り、とてもよかった
◇日本人の方と近づけるよい機会だと思います
◇もっとこのような企画を増やすべきだと思います
………全体的には外国人の方々に好意的に受け入れられることができたようです。異邦人どうしが出会い、お互いの文化を含めた理解をする機会がもっとふえる事が望まれているようです。
Q2.日本にきて一番うれしかったことは何ですか。楽しかっ たことは何ですか。
◇安全であること (テロ行為が無い)
◇日本の文化に触れられたこと (囲碁が上達した)
◇日本の進んだ技術に触れられ ること
◇多くの日本人が親切であり、 思いやりがあること
………一口で言えば、安全な日本で日本文化に接し、親切な日
本人と生活すること。日本が安全であるというのは、一つの文化なのかもしれません。
Q3.日本にきて一番困って いることは何ですか。
………やはり一番は言葉で、「日本人の言うことは解るが、こちらからは伝えられなくてもどかしい」という方もいました。その他のお答えは、「せま苦しい」、「交通量が多い」、「親切な人がいない」などです。
Q4.日本人に対して要望はありますか。
この質問にはいろいろなお答えをいただきましたが、大別すると次の3つになります。
1.日本人との交流関係。
◇外国人との触れ合いをもっと増やしてほしい
◇外国人を差別しないでほしい
◇南米人がすべて同じタイプとは思わないでほしい
2.就職について。
◇パーマネントビザがほしい
◇失業者の救済をしてほしい
3.言葉の問題。
◇日本語教室がほしい
◇英語を話せる日本人が少ない
◇日本語が話せないことを理解 してほしい
●日本人に対してのアンケート
(略)
Q4.貴方が持っている外国 人に対する印象はどんなも のですか。
………一番多かったのは、「外国人だからといって特にない、日本人と変わらない」というお答えでした。他に、「おもしろい」、「かっこいい」、などおおむね良い印象を持っている方がほとんどでした。なかには、「泥棒が多い」、などの意見もありました。外国人にも(日本人と同じように)良い人もいれば悪い人もいるということでしょうか。
Q5.今、貴方が彼らと出来る 国際交流は何ですか。
◇こうした催しに参加すること
◇外国人と自然に付き合う
◇教育の場で国際理解を育てる(教員の方)
◇パーティーをする
◇子供同士で遊ばせたい
◇料理を教えあいたい
◇スポーツの交流試合
◇簡単な踊りを教えあいたい
………いろいろな考えを聞かせていただきました。しかし難しいのはそれを実行に移すことだろうと思います。そのときには、ぜひ青年会議所でもお手伝いをさせていただきたいと思います。そして皆さんと国際交流の輪を広げていきましょう。
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