<5巻7章・21章> 5巻ネタバレです。
アーサー・アタックについては少々疑念を抱いているのですが、それとは別に、またちょっと気になることがあります。
7章でハリーがアーサーに魔法省に連れて行ってもらった場面、省内のエレベータについての記述があります。「少なくとも20機のエレベータが、各々がっしりした金の格子の後ろに並んでいた。(at least twenty lifts stood behind wrought golden grilles.)」と。よく古い西洋の映画などに出てくるガラガラと開く金属製の格子戸のようなものが付いているタイプのエレベータなのでしょうね。
で、はっきりとは分からないのですが・・・
21章、ハリーがみたヘビ視線の夢の最初の部分。「ハリーは光る金属の格子の間を通り、(He was gliding between shining metal bars,)」と書かれています。この「光る金属の格子(shining metal bars)」というのは、7章で説明のあったエレベータの前の金の格子のことなのでしょうかね?
9階の廊下には窓もなかったはずですから、窓枠ということもなさそうなので、思いつくのはこのエレベータ前の格子くらいなのですが・・・
もし、この「光る金属の格子」がエレベータのものだとしたら・・・
あの巨大ヘビは人様よろしくエレベータで9階まで降りてきたということですか? いくら夜中といえども、巨大なヘビがエレベータに??? エレベータならボタンなども操作しなくてはならないはず。体が大きいから伸び上がってボタンを押すこともできるのかもしれませんが、ちょっと無理があるような気がしませんか?それとも誰か(魔法省内でヴォルデモートの息のかかった人)が付き添ってきたんでしょうか?(でもそうだとしたら、その人はどこに行ってしまったのでしょうか?アーサー・アタックは見て見ぬふり?)
どうも、謎ですよね。。。
それに、もし巨大ヘビがエレベータに乗っていたとしたら・・・中ではお行儀よくとぐろを巻いていたんでしょうか?
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