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ちょっと気になった「ハリー・ポッター・ネタ」いろいろ
こなのつぶやき




<5巻24章> 5巻ネタバレです。

閉心術の個人授業の件をハリーに告げたスネイプは、そのまますぐに屋敷をあとにしようとしますが、それにシリウスが待ったをかけ、その場にハリーがいるのもお構いなしに、激しい罵りあいのケンカを始めます。

このケンカ自体も、大人げなくなんだか芝居じみている気もするのですが(汗)、どうにもこうにも理解できないのが、このケンカの途中で何の脈絡もなく出てくるシリウスの「lapdog(ペット犬)発言」です。何故ここで唐突に「ルシウス」の名前が出てくるのでしょうか?
そして、この台詞の中で出てくる「lapdog」とは、誰をさしているのでしょう?ホグワーツで教えている、ということはスネイプのこと?それとも「最近(these days)」ホグワーツで教えていると理解してアンブリッジのこと? 謎です。

あるいはこの台詞、(唐突なのではなく)ひとつ前のシリウスの台詞と内容的につながっていると考えて、
「ダンブルドアが改心したと思っていても、オレはおまえの本性を知っているぞ。(ルシウスとまだつるんでいるんだろう?)どうだ、最近は?おまえがホグワーツにいることで、だいぶ仕事がしやすいと喜んでいるんじゃないのか?」というような感じに解釈すればいいのでしょうか?(でも、スネイプがホグワーツで教え始めたのは「最近(these days)」ではないですよねぇ?)

皆様はどう解釈なさいましたか?


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<5巻24章> 5巻ネタバレです。

シリウス屋敷で過ごしたクリスマス休暇の最終日、ハリーに閉心術の授業の件を告げにスネイプがやってきます。

ハリーがキッチンに降りていくと、めちゃくちゃ険悪な雰囲気のシリウスとスネイプの前に1通の手紙が置かれていると書かれているのですが・・・

これ、何の手紙なのでしょうか? その後、一言もこの手紙について触れられていないのですが、誰から誰に宛てた手紙なのか、どういう内容の手紙なのか、すごく気になります。
ダンブルドアからスネイプ宛ての、閉心術の授業に関する指示書のようなものなのでしょうか?(もしそうなら、スネイプは帰り際にその手紙を持ち去るはず。)
それともダンブルドアからハリーの名付け親であるシリウス宛ての、特別授業に関する許可依頼書のようなものなのでしょうか?(シリウスがしまうとか、サインをしてスネイプに渡す、などというアクションが必要では?)

どうでもいい手紙なら、ここで敢えてローリングさんが言及するはずがないので、きっとなにがしかの意味があると思うのですが、それを推測するキーが見つけられません。。。



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<5巻23章> 5巻ネタバレです。

クリスマスの日、ハーちゃんがクリーチャーにプレゼントをあげるというので、ハリーとロンと一緒に、クリーチャーの巣穴をのぞきに行きます。

クリーチャーは不在でしたが、そこには屋敷の中からくすねてきた、ブラック家の人々の写真がたくさん。中でも大切そうにしていたベラトリクスの写真。ハリーはダンブルドアの部屋でペンシーブをのぞいてしまったので、ベラトリクスの顔を見てすぐに彼女と認識し、イヤな気分になります。ですが、ハーちゃんはこの時点では、それらの写真がブラック家のものであることは分かったかもしれませんが、一番上にあったその写真の魔女がベラトリクスであることまでは認識できていなかったはずです。

ハリーも、ダンブルドアとの約束(ネビルの秘密を誰にも言わない)がありますから、いくら相手がハーちゃんやロンであっても、この人物がベラトリクスであることは軽々しく説明はしないでしょう。

ところが、そのあと病院でネビルと会い、ハリーが「ベラトリクスがアズカバンに送られたのは、ネビルの両親を気が狂うまで拷問したからだ」と言ったとき、ハーちゃんはすぐさま「あのクリーチャーが持っていた写真の魔女?」とききます。何故、彼女はすぐにベラトリクスがあの写真の魔女だと分かったのでしょうか?

ベラトリクスの写真を見たとき、ハーちゃんもなにか不吉なものを感じていたのでしょうか?
それとも、単に写真にサインがしてあった・・・なんてことはありませんよねぇ(笑)

それにしても、何故、ベラトリクスがクリーチャーの一番のお気に入りの人物だったのでしょう?
ベラトリクスは、その後の展開にも大きく関係してくる「重要デスイータ」なだけに、あれこれ気になってしまいます。



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<5巻23章> 5巻ネタバレです。

クリスマス休暇に入り、本来なら両親とスキーに行く予定だったハーちゃんも、ハリーやウィズリー兄弟妹を追ってシリウス屋敷にやってきます。ハーちゃんは、シリウス屋敷にやって来るなり、鬱ぎ込んでいるハリーを元気づけようとしますが・・・

この一連の場面ですが、どうもハーちゃんの行動が素早すぎないか?と気になっています。

ハーちゃんは、シリウス屋敷にやってきた際に玄関の呼び鈴を鳴らし(この音はハリーも聞いている)、その数分後にハリーのこもっているバックビークの部屋をたたきます。この時点でハーちゃんの髪にはまだ融け残った雪がついているくらいです。コートも脱いでいないし、本当に外からやってきたままの出で立ちです。

ところが、このあとロンとジニーを交えて話をする際には、
●前日、アーサーのお見舞いから帰ってきた時点から、ハリーがみんなを避けていること
●聖マンゴ病院での伸び耳での盗み聞きのこと
など、一部始終をみんなから「聞いて」知っているのです。

これだけの話をみんなから聞き出すだけでもかなりの時間がかかると思うのですが、その間に髪についた雪も融けていないって、ちょっと不自然じゃありませんか?どうも、理解が素早すぎると思うのです。

彼女はナイトバスでやってきたと言っているので、おそらくシリウス屋敷の比較的近くまでバスに乗ってきたはず。それなら、いくら外が猛吹雪だったとしても、雪だるま状態になってしまっていたとは思えませんし、仮にそんな状態なら、まず先に雪を落として、体を温めて、それからみんなの話を聞くでしょうし・・・ねぇ?

本当に、シリウス屋敷にやってきてから、すべての事情を知ったんでしょうか?
それとも・・・予め(来る前に誰かから)ハリーの様子を聞かされていたのでしょうか?
どうもひっかかって仕方ありません(笑)



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<5巻23章> 5巻ネタバレです。

クリスマスの日、ハリーたちが聖マンゴ病院のロックハートの病室にいたとき、同室に入院中だったボードさんのもとに、鉢植えの植物が届けられます。

このときハリーたちは、それが「悪魔の罠(Devil's Snare)」だとは気づきません。あとから新聞でボードさんが鉢植えに触れて殺されてしまったという記事を見たとき(25章)に、何故それに気づかなかったのだろうか?といぶかっているくらいです。

でも、不思議ですよね。。。
聖マンゴ病院は「病院」ですから、それなりに教養も知識も豊富なヒーラーたちがたくさんいるでしょうに、どうしてその植物が「悪魔の罠」であると、誰ひとり気づかなかったのでしょう?
それに、もうひとつひっかかるのは、1巻で「悪魔の罠」に襲われたとき、ハーちゃんは、「悪魔の罠」は闇と湿気を好み火(映画では「日」だったような・・・)の光を嫌う、ということで上手くやっつけていましたよね。ということは、この「悪魔の罠」は明るいところが苦手なはず。どうしてこんな明るそうな病室でも問題なく生育できたんでしょう?

これ・・・本当に「悪魔の罠」だったんですかね?(笑)



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<5巻22章・23章など> 5巻ネタバレです。

あくまで「こな流のひとつの仮説」として考えてみたことです。
原作に関して、書かれている以上のこと、その裏側のこと、種々の憶測などを嫌う方やそれらを不快に感じられる方もいらっしゃると思います。「考えすぎ」をよしとしない方は、どうか読み飛ばして(あるいは読まないで)ください。よろしくお願いいたします。

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そもそも、このハリー・ポッター・シリーズはすべてとは言わないまでも大方はダンブルドアの計画(企て)が根底にあるのではないかと考えています。それは、「打倒ヴォルデモート計画」であり、そのためにはハリーすらもひとつの「持ち駒」として「利用」しているとさえ思えます。あまりに冷徹な考え方ですが、もともとはダンブルドアはそう考えていて、自らの計画にハリーをはめ込んでいた。ところが、ホグワーツにやってきたハリーを見守っているうちに、冷徹な計画のみのつもりがだんだんとハリーを愛する気持ちが芽生え、あの5巻の最後の涙につながったのではないかと思うのです。

そこで、アーサー・アタックについてですが、上記のような考えから、これもダンブルドアの「打倒ヴォルデモート計画」のひとつのステップではないかと・・・。結論から言うと、あのアーサー・アタックは「幻」ではないかと思うのです。つまり、アーサー・アタックは「実際にはなかった」、アーサーは「実際に怪我をしたわけではない」という仮説です。
ダンブルドアと騎士団、さらには聖マンゴ病院も協力しての大芝居ではないかと考えてみました。

ダンブルドアはヴォルデモートの思考をハリーが感じ取ることを知っていたが、その逆(ハリーの思考をヴォルデモートが感じること)をヴォルデモートが気づいていないことも知っていた。
ダンブルドアが「その後の計画遂行のため」あえてヴォルデモートにこのことを気づかせたかったとすれば、ハリーに強烈な感情の高ぶり起こさせ、それを共有したことをヴォルデモートに「感じさせる」必要があった。そこで、ハリーにあのクリスマス直前の時期を選んで、アーサー・アタックの夢を見させる。これは、ダンブルドアがハリーの心の中に入り込んで(ダンブルドアならそれくらいの「開心術」はできると思う)一連の描写を見させたのではないかと思うのです。

神秘部の扉の前を舞台にしたのは、ヴォルデモートが最も興味を持っている場所であること。ヴォルデモートは、ハリーも予言には興味を持っているだろう考えていたので、あの場面を見ることに何ら疑問を抱かないはず。ヘビを選んだのは、おそらくヴォルデモートにとって一番なじみにある動物だからでしょう。(ヴォルデモート自身もヘビのアニマガスなのかもしれませんし。)

もし、アーサー・アタックが幻であったとしたら、22章、23章の数々の疑問が、上手く説明できてきます。
アーサー・アタックの直後子供たちをすぐに病院に行かせなかったのも、病院側の準備が整うまで待つ必要があっただろうし、アーサーが元気すぎるのも、本当は怪我をしていないから。アタックの対象にアーサーが選ばれたのも、クリスマスにハリーとウィズリー兄弟妹がシリウス屋敷に滞在するいい口実になるから。ヘビが消えてしまったのも、もともと魔法省にヘビなんていなかった。
アタックの夢を見た後の、マクゴナガル先生やダンブルドアのゆっくりした対応も納得がいきますし、あのときダンブルドアの部屋から聞こえたガヤガヤも肖像画たちとの打ち合わせだったのではないかと思えます。
23章については、アーサーのマグル療法も真っ赤なウソで、単にあの場からハリーたちを廊下に出させるための夫婦げんかを演出するためのアーサーらしいひとつのネタに過ぎず、ヒーラーによってロックハートの部屋に連れ込まれたのは、ネビルの両親について、ロンやハーちゃんに認識させること、今後(おそらく)頑張ってもらわなくてはならないネビルに、両親のことを誇りにして「立ち上がる」きっかけをつくること、といった、これも計画の一部。もちろんネビルのおばあちゃんとヒーラーはダンブルドア計画に手を貸している。だからこそ、おばあちゃんはハリーたちを一目で彼らと認識して話しかけている。。。という感じになります。

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もちろん上記の仮説が「正しい」と主張するわけではありませんし、ぼこぼこ穴もあると思います。ただ、こんな風に考えると面白いな、と思うのです。反論、お怒り、お叱り、多々あると思います。コメント欄や、あしあとメッセージでご意見をお聞かせいただければ幸いです(あんまり怒らないでくださいね(^^ゞ)。皆様といろいろ議論ができたら嬉しいです。



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<5巻・おもに23章> 5巻ネタバレです。

昨日に引き続き、アーサー・アタックをとりまく疑問点(23章中心)をあげてみます。(23章には直接アーサーとはつながらないと思われる部分での疑問点も多々あるのですが、それはここでは省略。)

●シリウス屋敷の寝室で、ひとりイライラしているハリーに話しかけるフィニアス。「ホグワーツの校長が、自分の企てをいちいち詳細に明かさないのは、・・・」。やはりダンブルドアは何かを「企てて」いる。この「企て」は何か?

●クリスマスのお見舞い時。アーサーは自ら「スメスウィック癒師に会わなかったか?」とモリーにたずねる。もし本当にマグル療法に手を出したことを知られたくなければ、自分から墓穴を掘るようなことをわざわざ言い出さないのでは?

●もし、なかなか解毒剤が見つからず、本当に効果的な治療法が見つからない状態なのであれば、仮にそれがマグル療法であろうと、試してみることは「バカなこと」ではないはず。なぜ、モリーはそんなにもムキになって怒るのか?

●聖マンゴ病院の階段にかかっている肖像画は、なぜあんなにロンのソバカスをやり玉に挙げてしつこくあれこれ言うのだろうか?(しかも、かなり怖ろしい治療法・笑)

●ロックハート担当のヒーラーは、明らかにハリーたちがロックハートをお見舞いに来た客ではないと分かっている様子(数年前まで有名人だったことなどは、もし本当の見舞客なら当然知っているはずなので説明の必要はない)なのに、なぜ(半ば強引に)病室に連れ込んだのか?

●ネビルのおばあちゃんが、ハリーたちを一目見ただけで、彼らであると認識できたのちょっとすごすぎるのでは?(しかもハーちゃんまでフルネーム!)たとえネビルがいつも家で話しているとしても、初対面なら一応ネビルに「こちらが、いつも話してくれているハリー君かえ?」などと確認するものでは?

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あれこれとひっかかる部分を挙げてみました。思いっきり独断と偏見に突っ走っておりますが(笑)どうも裏に隠されていることがあるよう思えてなりません。皆様はどう思われますか?考えすぎでしょうか。。。



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<5巻・おもに22章> 5巻ネタバレです。

はっきり言って、考え過ぎなのかもしれません。何でもかんでも疑ってかかるクセがついてしまったが故の、大きな誤解なのかもしれません。でも、どうしても気になるのです。。。全くの見当違いかもしれない、ということを予めお断りしておきますね(汗)。

ハリーが夢で見たアーサー・アタックと、その後のダンブルドア、アーサー、その他騎士団の面々の振る舞いに関して、多くの疑問が湧き上がってきます。私なりの解釈の仕方は保留にして、とりあえずひっかかった点を、いくつかかいつまんで列挙してみます。

●ハリーが、アーサーはひどい怪我だと言っているのに、ネビルに呼ばれてきたマクゴナガル先生は急ぐ様子もなく「歩いて」ダンブルドアの元までハリーを連れて行く。

●ダンブルドアの部屋では、真夜中にもかかわらず(おそらく肖像画たちが)ガヤガヤと話をしている。ノックするとその声はスイッチを切ったように静かになった。
ダンブルドアは(真夜中なのに)起きていて、マクゴナガル先生とハリーの来訪にそれほど驚いた様子もない。

●アーサーの怪我がひどいといっているのに、ダンブルドアも最初は、やたらとのんびりした対応。あわてる様子もない。アーサーの状態を把握するよりハリーの視線を問う質問の方が優先されている。

●魔法省には夜勤の人がたくさんいるのか?

●エバラードとディリスがもどるまでに数分かかる(逆に言ったら数分しかかからない)。本当にこんな短い時間でアーサーは魔法省から聖マンゴ病院まで運んでもらえたのか?

●フォークスは、この場で特に命令されたわけではないのに、何故「アンブリッジを見張る」、その後「モリーに連絡する」などという任務をわきまえていたのか?
さらに、ダンブルドアからの手紙などを持たされているわけではないのに、どうやってモリーにことの次第を伝えることができるのか?

●ダンブルドアはフィニアスに「あなたの別の肖像画を、もう一度訪ねてほしいのじゃ。また伝言があるのでな。」と言っているので、その直前にも伝言を頼んでいるはず。どこにどんな伝言を持っていったのか?

●ハリーとウィズリー兄弟妹をポートキーで送り出す前に、ダンブルドアはフィニアスの報告を待っている。「きみたちを送り出す前に、安全の確認をしておきたいのでな」と説明するが、いったい「何の安全」を確認しているのだろうか?シリウス屋敷に何か危険なことがあるのだろうか?

●今まであれほどハリーと目を合わすことを避けていたダンブルドアが、ポートキーで送り出す直前ハリーと目を合わす。偶然なのか?意図的なのか?

●シリウスは直前にフィニアスから連絡をもらっただけのはずなのに、なぜ、アンブリッジに邪魔される前に子供たちを逃がすことが、モリーに連絡することより重要だった、などとという段取りまで知っているのか?

●モリーは、真夜中にアーサーが神秘部の前にいたことを「言い繕う話」をダンブルドアがしたと言っているが、どうやってこの怪しい状況に対して申し開きをしたのか?
ダンブルドア自ら出て行ってしまったら、アーサーが(魔法省に盾突いている)ダンブルドアの計画でそこにいたことが明らかにばれてしまうのではないか?

●お見舞いに行ったときのアーサーの様子。前の晩に生死をさまようほどの大怪我をしたのに、次の日の昼過ぎには、ベッドに座って新聞を読むほど元気になっている。信じられないほどの回復。それに、同室の入院患者の病状まで詳しく知っている。午前中にそうとうベラベラおしゃべりをしていた様子。元気すぎでは???

●フレッドの質問に対して、アーサーはどうも煮え切らない返事をする。騎士団の任務だから言えないのかもしれないけれど、なにか裏がありそうな気がする。。。

●アーサーを襲ったヘビはどこに消えたのか?

●ムーディは、扉の外で子供たちが「伸び耳」で盗み聞きしている様子が見えているのではないか?

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疑問点はさらに23章へと続き、それらの疑問をすべて包括してあるひとつの「こな流の仮説」を考えているのですが、それはまた後日ということで。。。



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<5巻22章・23章> 5巻ネタバレです。

聖マンゴ病院は、ロンドン中心部の地下鉄の駅からさほど遠くない町中の、煉瓦造りの大きな建物でした。壊れかけたようなみすぼらしい外観のために、道行くマグルは気にかけない、ということですが・・・

ここには、どう考えても異常としか言いようのない姿形の魔法使いや魔女が出入りするのですよね?
例えば、胸から象の鼻や毛が生えている人、ホイッスルのような甲高い音を出しながら口から湯気をはいている魔女、背中につばさが生えている子供、鼻の穴にみかんが詰まった魔女など。いくらなんでもこんな方々がウロウロしたら、どんなに鈍感なマグルでも気づくと思うのですが・・・本当にマグルは気づかないのでしょうか?こうなったら意地でも入り口で構えていて、「見てやりたい!」という気持ちになります(笑)。
それとも、お見舞いに来た人と、外来患者さんなど(特に姿形が異常な場合)の入り口は別になっているのでしょうか?(そんな気もするなぁ~ 例えば重傷の患者さんが担架などで運び込まれるときなども、デパートのショーウィンドウからというのでは都合が悪いですよね。。。)

ところで、みすぼらしいショーウィンドウを通り抜けて病院の中に入ったら、立っていたマネキンも、マネキンの立っていた場所も無くなっていました。ということは・・・帰りはどうやって帰ってくるのでしょう?入口と出口は別の場所に設置されているのでしょうか?お帰りの際の記述はどこにもないので、不明です。。。



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<5巻22章> 5巻ネタバレです。

アーサー・アタックの後、ハリーとウィズリー兄弟妹がシリウス屋敷に送られる直前、フィニアスの肖像画がダンブルドアに頼まれて、シリウス屋敷に伝言に行く場面。

フィニアスは、嫌々でしたが伝言を伝えに行き、(イメージとしては)それほど時間をかけずに戻ってきて、シリウスの返事を報告します。

ハリーたちがシリウス屋敷に到着したとき、夕食の食べ残しがあったくらいですから、おそらくシリウスはこのとき地下のキッチンにいたと考えられますよね。
ところが、フィニアスの肖像画は、ハリーたちが寝室として使っていた2階の部屋にあるはず。どうしてこんなに離れたところにある肖像画の伝言を、シリウスはすぐに聞くことができたのでしょうか?

まさか、シリウスが2階の寝室でスタンバって伝言を待ち受けていた、というわけではないでしょう・・・?

フィニアスは一度寝室にある自分の肖像画に戻れば、そこからは屋敷内の他人の肖像画の中を駆け回ることができて、シリウスに聞こえるように騒ぎ立てた、ということなのでしょうか?まぁ、シリウス・ママの肖像画の中に飛び込んだりできるのなら、それこそ大騒ぎになって、すぐに気づいてはもらえるでしょうけれどね・・・



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5巻ネタバレです。

ツッコミたくなった、小さな疑問たち・パート3です。
今回は「謎の生き物」特集♪

★腰板の裏を走る生き物(4章)
ハリーがシリウス屋敷に到着した直後、中にはいると腰板の裏側を何かがガサゴソ走っていく音が聞こえています。これは何なのでしょう?

★階段を上がってきた生き物(6章)
ハリーがシリウス屋敷に到着した日の夜、モリーが様子をうかがいに来て、その後階段を下りていったあと、何か別のものが階段を上がってくる音が聞こえたと書かれています。肢が何本もある生き物で、カサコソと寝室の外を駆け回っている。。。この謎の生き物は?その後、どこかで出てきましたっけ?上の4章で腰板の裏を走っていたものと同一?
それともこれはハリーの夢の中なのかな???

★ドクシー・キラー(6章)
シリウス屋敷のお掃除シーン。みんな覆面(?)をして、並んでドクシー退治(様子を想像するとかなり笑えます)。しかし、なんで魔法使いのみなさんが「ドクシー・キラー」(Doxycide)なんてスプレー式の、まるでマグルの殺虫剤みたいなものを使っているんでしょう?かなりマヌケな光景のような気がします。これ、2巻でハーちゃんがピクシーの後始末をしたときのように「縛り術」(Freezing Charm)でもかければよかったのでは???
そもそも、参考にしていたのがロックハートの本なので、こんなことになってしまったのかしら?(笑)

★噛み噛み白菜(16章)
「噛み噛み白菜」(Chinese Chomping Cabbage)ってなに???
白菜が噛みつくんでしょうか? それともガムみたいに噛んでも噛んでも噛み切れないような白菜?

★ルナちゃん由来の謎の生き物(13章・16章・21章)
※ブリバリング・ハムディンガー(Blibbering Humdinger)・・・なんですか、これは???
※しわしわ角スノーカック(Crumple-Horned Snorkack)→これは6巻で夏休みの話を聞くのが楽しみですね(笑)
※へリオパス(Heliopath)の軍隊って???ファッジはそんな軍隊をどこに持っているの???
※ナーグル(Nargle)って、ヤドリギの寄生虫みたいなものなのかしら?それとも、誰かさんがキスするのを盗み見るような悪戯な妖精の一種とか?



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<5巻23章> 5巻ネタバレです。

アーサー・アタック翌日の夕方、ハーちゃんがシリウス屋敷にやってきた場面です。

ハーちゃんは「ダンブルドアが昨日の朝一番に何があったかを教えてくださったわ(日本語版)」と言っています。この時点で「昨日の朝」ですから、アーサー・アタックのあった夜があけてすぐの朝という意味ですね。
ところが、UK版(ハードカバー)ではこの部分「Dumbledore told me what had happened first thing this morning,・・・」となっているのです。つまり「this morning」、ハーちゃんがシリウス屋敷にやってきた日の朝、ということです。明らかに日本語版と1日ずれがあります。

英語では「first thing」という言葉が入っているので、感覚としては、事件があったすぐあとに「何よりも先に」ハーちゃんに起こったことを知らせてくれたのだろう、と解釈するのが自然のような気もします。となると、やはりここはオリジナル版の「this morning」がミスで「yesterday」が正しいのか?と思えてきます。(たぶんそうなのでしょう・・・ね?)

でも、ちょっと考え方をかえて、あくまで「this morning」が正しいとしたらどうでしょう?
この場合、ダンブルドアは、ハリーたちがお見舞いに行ったこと、そこで大人たちの会話を盗み聞きしたであろうこと、その後ハリーがふさぎ込んでいること・・・などもすべてひっくるめてハーちゃんに話して聞かせることが可能になります。
ハーちゃんに、ハリーの慰めのために、スキーをやめてシリウス屋敷に行かせる決意をさせるようなことだってできたかもしれません(あくまで推測!)。

たった1日の違いで、状況はずいぶん変わってくると思うのですが・・・
実際のところはどうなんでしょう。やっぱり単純な「yesterday morning」のミスだったのかなぁ?

※ちなみに、今調べてみましたら、US版(ペーパーバック)は「yesterday morning」になっていました。もし「US版(ハードカバー)」あるいは「UK版(ペーパーバック)」をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どちらになっているか教えてくださると嬉しいです♪



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<5巻5章・16章・17章など> 5巻ネタバレです。

ハリーが最初にシリウス屋敷にやってきた晩の夕食時、マンダンガスがヒキガエルのアヤシイ商売話をしていますが、このときに名前の出てきた「ウィル」という人物は、後にホッグズヘッドでのDA初会合の一部始終をアンブリッジに報告した「ウィリー・ウィダーシン」と同一人物なのでしょうか?
マンダンガスは「ダング」と呼ばれていて、ウィリー・ウィダーシンは「逆流トイレの犯人」。なんとなくつながりをほのめかされているような気がしますよね(笑)

もしそうだとしたら・・・16章でホッグズヘッドにいた両者は互いを認識しあっていたのでしょうか?
マンダンガスが、最初から(ハリーより先に)ホッグズヘッドにいたことは大いに謎ですが、ウィリー・ウィダーシンがそこにいたこともさらに大きな謎。単なる偶然とは考えにくいですよね・・・(これで彼は逆流トイレの件を不起訴にしてもらったのですから)。

ウィリーは、魔女がマンダンガスだと知っていて、さらに彼の任務がハリーの見張りだと言うことも承知の上でマンダンガスを付けてきたのでしょうか?
それとも、また商売の話でマンダンガスとウィリーはホッグズヘッドで会う約束などをしていたのでしょうか?でもそれじゃ、あんまりですよね。それに、ウィリーの密告は教育令24号の元凶になっているわけですが、それについてシリウスはマンダンガスを責めているようなそぶりは見せませんでした。ということは、ウィリーがあの場にいたことは、マンダンガスの落ち度ではなかった解釈していいのかな?
やはり、魔女の変装と包帯ぐるぐる巻きですから、お互いを認識しあっていなかったと考えていいのでしょうか?

結局、よく分かりません。でも、なんだかひっかかります。。。



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5巻ネタバレです。

フレッドとジョージが開発した優れもののひとつ、「伸び耳(Extendable Ears)」。
マグルの盗聴器よりはその存在が目立ちそうですし、扉に「邪魔よけ呪文」がかけられていると忍び込めない、などという難点もありますが、なかなか便利な代物。騎士団の大人たちの会話を盗み聞きするのに、かなり役立っていたようです。

しかし・・・騎士団にはムーディがいますよね。。。
「伸び耳」自体は細い糸のようなもの(?)ということなので、見えにくいのかもしれませんが、子供たちが盗聴している怪しげな姿や様子は、壁や扉、部屋の天井などを通して、ムーディには丸見えじゃないのでしょうか?

シリウス屋敷ばかりではなく、聖マンゴ病院のアーサーの病室から子供たちを追い出して、大人たちが話しているシーン(22章)でも、扉の外で子供たちが盗み聞きしていることは、ムーディには分かるはず。
ということは、これらの大人たちの会話は「子供たち(ハリー)に知られること」を前提にした会話だった、ということなんでしょうか?(・・・う~ん、どんどん疑わしくなってくる・笑)

ゼッタイに聞かれたくないときだけ、シリウス屋敷にハリーが到着した晩のように、扉に邪魔よけ呪文をかけるのかしら?


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5巻ネタバレです。

ツッコミたくなった、小さな疑問たち・パート2です。

★シリウス・ママの肖像画(4章)
シリウス・ママの肖像画が大騒ぎをはじめると、モリーは他の肖像画たちに失神術をかけて回ります。が、そんなことができるなら、最初からシリウス・ママの肖像画自体に失神術をかけてしまうことはできないのでしょうか?

★ダンブルドアとマンダンガスの関係(5章)
初めてシリウス屋敷に行った日、ハリーがシリウスに「なぜマンダンガスが騎士団のメンバーなのか?」とたずねたとき、「マンダンガスはダンブルドアに危ないところを救われた。だから忠実だ。」と答えます。マンダンガスとダンブルドアの間に、どんなことがあったんでしょう?
この「危ないところを救われた」というのは、ハリーとピーターの間に(3巻の最後で)できたという特別な関係と同じようなものなのか?

★ロンの大鍋(9章)
ロンに向かって、監督生になったご褒美に何を買ってあげようか?というモリー。新しい大鍋なんてどう?と提案しますが・・・それまでロンの大鍋はチャーリーのお古で錆びて穴があいていた???そんな大鍋でスネイプの授業を受けていたんですか???(笑)
大鍋なら、マンダンガスから譲ってもらえばいいのに・・・(あっ、盗品だからダメ?)

★ハリーのDADAの成績(15章)
ハリーに対して、あなたのDADAの成績は学年トップだったのよ!と力説するハーちゃん。なんでそんなこと知っているんでしょう?先生にわざわざみんなの成績をききに行ったんでしょうか???

★ハリーのパトロナス(16章)
ホッグズヘッドでの初のDA会合の時、リーは、ハリーが守護霊を作り出せることなんて全然知らなかった、というのですが・・・
3巻でのクィディッチ「対レイヴェンクロー戦」の時、ドラコたちの「いんちきディメンター」に対して「立派な(ルーピン先生談)」守護霊を作り出しています。これはみんなが注目していた試合中のことですし、実況中継していたリーも見ていたのではないか?と思うのですが・・・



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