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ちょっと気になった「ハリー・ポッター・ネタ」いろいろ
こなのつぶやき




ようやく5巻日本語の携帯版が発売されました♪
やはり小さいサイズは取り回しが便利でいいですよね。でも5巻からは携帯版も2分冊になっちゃいました。読むためには薄い方が軽くていいけれど、気になって前に戻ったり後ろを見たりするときはちょっと不便。あちらを立てればこちらが立たず。。。

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<5巻37章> 5巻ネタバレです。

ダンブルドアの説明によると、16年前にトレロニーからダンブルドアに向かってなされた「予言」は、あのガラス玉に記録され神秘部に保管されており、ヴォルデモートが赤ん坊のハリーを襲ったあとに、そのラベルが書き換えられ、ハリーの名が記されたということです。

ちょっと不思議に思ったのですが・・・
つまり神秘部の「予言の間」の管理者は、この予言の全貌を知っていた、ということですよね?
もちろん、神秘部の役人は「Unspeakable(無言者)」と呼ばれているくらいですから、決して秘密を他言することはあり得ないというのが前提なのでしょうけれど、少なくともダンブルドアや騎士団サイドの人間以外に、予言の全貌を知っている人物が存在していることになるわけです。(この人が騎士団の一員なら話は別ですが・・・)

となれば、ヴォルデモート側はこの人物を探しだして、真実を言わせるように強要した方が、夢などを使って神秘部にハリーを呼び出したり、ヴォルデモート自身があの場に姿を現したり、誰かを服従させて無理矢理予言を取らせたりするより、簡単なような気がするのですが・・・
ルックウッドがかつて神秘部に勤めていたのですから、予言を誰が管理していたかは、知っていたはずではないでしょうか?それとも、この管理者の方は、すでにお亡くなりになっているのでしょうか?

さらに、もうひとつ。予言のラベルというのは、棚から予言玉を取り出さなくても書き換えられるものなのでしょうか?まぁ、魔法だからできるのかな・・・?


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<5巻37章> 5巻ネタバレです。

37章のダンブルドアの説明によって、ハリーが何故、毎年ダーズリー家に帰らなくてはならないか、その理由が明らかにされました。
リリーがハリーのために残した犠牲の護りを、より強固なもの(最も強い盾となる血の絆)にするためにダンブルドアがハリーにかけた古い魔法を、唯一の血縁であるペチュニアが確固たるものにすることができる、からなのだそうです。

ですがペチュニアが、当然のことながら、ハリーを喜んで受け入れたとは思えませんし、ダンブルドアも「やむなくそうしたかもしれないし、いやいや引き取ったかもしれない」と述べています。
どうやら、その後のハウラーの話の部分から察すると、ダンブルドアとペチュニアの間には、ハリーを引き取ることにおいて、何か契約が結ばれたような雰囲気がしてきます。
「きみを引き取ることで契った約束を・・・」
「the pact she had sealed by taking you.」という部分。

ペチュニアはハリーを「生かす」という目的のために引き取る代わりに、ダンブルドアから何か見返りを受けているのでしょうか? もし、見返りを得ているのだとしたら、それはなんなのでしょう?

リリー・ペチュニア姉妹は若くして両親がいません。お亡くなりになったのはいつごろなのでしょう?そのこととダンブルドア(or魔法界)は何か関係があるのでしょうか?

リリーがハリーを生んだのが20歳の時、ハリーとダドリーが同い年ということから、年子としてもペチュニアは高校を卒業(?英国の制度は違うのかな?)してすぐさまヴァーノン(それもドリル会社社長!)と結婚してダドリーを生んだ計算になりますよね。親もいないのにずいぶんと手際がよすぎる気もするのですが・・・。

ローリングさんは、ペチュニアはスクイブでもなく完全なマグルだけれども、まだ何か秘密があるとほのめかしています。気になってしかたがありません。。。


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<5巻38章> 5巻ネタバレです。

ニックに、シリウスは帰ってこないだろうと言われ、傷心しきって落ち込んだハリーを、不思議な感情で満たしてくれたルナちゃん。彼女のもつこの不思議な力、なんだか今後の展開に深く関わってきそうな気配ムンムンです。今までジニーとも特別に親しかったわけでもないような雰囲気なのに、5巻になって突然、列車での同席、DA参加、神秘部での戦いと、ハリーの身近な存在になった彼女の登場の仕方、何か意図的なニオイ(*)を感じてしまいます。

そして、さらに気になるのが、彼女のお母さん。いったいどんな人だったのでしょう?
ルナちゃん曰く「とってもすごい魔女(a quite extraordinary witch)だった」ということですが、どんなところがどういうふうにすごかったのでしょうか?
実験好きで、ある時、自分の呪文で失敗してお亡くなりになったと・・・どんな実験をし、どんな呪文で、どんな死に方をなさったのか・・・もしその実験が成功していたら、どんなことが起こっていたのか?すごく気になります。(双子の悪戯実験などとはとんでもなくレベルが違いそうです。)

一般に、単に実験好きと言うだけで、魔法使いたちは命にも関わるような呪文の実験をするのでしょうか?もしかして、ルナちゃんのママは、神秘部のようなとても重要な機関で研究などをする特殊な人物だったのかな?と、ふと思いました。そしてもし、そんな有能な魔女であったのなら、生前ダンブルドアとも親交があったのかなぁ?などと思ったりして・・・

ルナちゃんが、母親の血を受け継いでいて、実はとても能力の高い魔女で、それを知っているダンブルドアが、今後彼女がハリーの一助となると判断し、敢えて彼女をハリーに近づけさせた・・・なんてね(笑)。

もう、妄想はどこまでもふくらみます~

ルナちゃんはセストラルを見ることができますから、彼女のママは確実に亡くなっているのでしょうけれど、彼女は「ヴェールの向こうに隠れているだけで、二度と会えないというわけではない」と言っています。彼女は死んだ人と交信するなんらかの手段があることを知っていたりするのでしょうか?・・・ん?それが6巻表紙のあの「Advanced Potion Making」?あり得ないか・・・(笑)

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(*)ルナちゃん登場に感じる意図的なニオイについて
もしルナちゃんの登場に、何らかの意図が働いているとしたら、ルナちゃんの父親とその編集するクィッブラー誌のとる立場から鑑みても、それはダンブルドア側の策略だろうな、と思うのですが、以前にこちらの記事にいただいたコメントにあったように、その策略がヴォルデモート側(デスイータ)あるいは魔法省側(アンブリッジ)のものであるという可能性だってあり得ることになりますね。そうなると、すごい実験をしていたお母さんは、もしや闇の魔術に手を染めていた・・・なんてこともあるのでしょうか?(う~ん、謎多き、ルナとルナ母・・・)

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<5巻1章・38章> 5巻ネタバレです。

調べものサイトの大御所、「レキシコン」の中をウロウロと眺めていて、ちょっと面白い記述を見つけました。
38章でドラコがハリーに向かって言った言葉と同じ言い回しが、1章のダドリーのハリーに対する台詞の中に出て来ているというのです。レキシコン内の記述はこちらです。

で、調べてみました。

1章:ダドリー
「Think you're a big man carrying that thing, don't you?」(UK,p18)
「あれを持っているから、自分は偉いと思ってるんだろう?」(日・上p25)

38章:ドラコ
「You think you're such a big man, Potter.」(UK,p750)
「何様だと思ってるんだ、ポッター」(日・下p668)

日本語訳では気づきにくい部分ですが、英語では確かに「you're a big man」と同じ語が使われています。単なる偶然、一般的な表現だと読み流してもいいのかもしれませんが、常々、ドラコの台詞には何かキーが隠されているのではないか、という気がしているので、ちょっとひっかかりました。(ダドリーの台詞には何も意味はないでしょうね・・・笑)

ローリングさんは、敢えてここでドラコに「big man」という言葉を言わせることで、1章と同じ語を38章で繰り返し、読者に対して「big man」に潜在的に意識を向けるように仕向けているのでしょうか?

「偉大な人」とか「(態度の)デカイヤツ」というような意味以外で「big man」といって真っ先に思いつくのは、やはり、巨人、ハグリッド、グロウプ、オリンペなどですが、何かこの辺と結びつく伏線が隠されているのでしょうか? ハリーはこのドラコの台詞の後、ハグリッドの小屋に向かいました。そこでちょっとだけグローピーのことが話題になりました。以前、ハグリッドが「巨人詣で」で留守だったとき、ハリーはシリウスへの暗号手紙の中で「our biggest friend」と書いています。ハグリッドの行方を心配するハリーたちに対する、ドラコの「too big」(巨大すぎるもの)発言もありました。「big」という単語、大きな鍵になるのでしょうか?(笑)

それとも、単にハリーが「ヴォルデモートと匹敵するほど(such)big man、力のある者」というような意味のかなぁ・・・? むむ。


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<5巻30章、38章など> 5巻ネタバレです。

ハグリッドはハリーとハーちゃんにグロウプを紹介するとき、もしアンブリッジに学校を追われたら、そのときは「ダンブルドアの手助けができる。騎士団の役に立つことができる。」と話しています。ハグリッドはもともと騎士団の一員ですから、このときダンブルドアがどこにいて、どのような計画を遂行しているも、ある程度は知っていたのでしょうね?

ところが、OWL・天文学の試験の夜にアンブリッジに追い出された後は、どこかで騎士団の任務を遂行していたという記述もなく、神秘部の戦いにも姿を現さず、ハリーには「山の中の洞穴に隠れていた」などと説明する始末。。。
彼はこの間、どこで何をしていたのでしょうか? まさか・・・あれだけダンブルドアを崇拝しているハグリッドが、本当に洞穴の中にこそこそ隠れていただけ、ということはないような気がするのですが。。。

それとも、シリウスもかつて隠れ場所に使っていたダンブルドアご推薦のあのホグズミート近くの洞穴は、何か特別な場所なのでしょうか?


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<5巻37章> 5巻ネタバレです。

ダンブルドアの説明によると、スネイプは、禁じられた森から帰ってこないハリーたちを案じて、騎士団のメンバーに連絡をし、この連絡を受けたシリウス、ルーピン、トンクス、ムーディ、キングズリーは、すぐにハリーたちを助けるために「魔法省に向かう」と決めた、ということになっています。

ということは、この連絡の時点で、ハリーたちが魔法省に行ってしまった(あるいは向かっている)ということは分かっていたことなのですよね? 分かっていたからこそ、すぐに彼らは「魔法省に助けに向かった」わけですよね?

スネイプは、ハリーたちがセストラルで飛んでいったことを知っていたのでしょうか?でも、もし知っていたなら、その後、禁じられた森にわざわざ彼らを探しに行く必要はないですよね?
となれば、スネイプも騎士団の他のメンバーも、ハリーたちがどうやって(どのような手段で)魔法省に向かうと考えていたのでしょう?

セストラルを使うという、一見偶然のように思える手段も、騎士団のメンバーにとっては予想していた範囲内(あるいは計画のうち?)、ということになるのでしょうか?


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<5巻32章、35章~> 5巻ネタバレです。

例のごとく、勝手な妄想が爆発しています(汗)。「考えすぎ」「勝手な憶測」を不快に思われる方は、どうか読み飛ばして(あるいはお読みにならないで)くださいませ。

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ハリーたちが魔法省に入り込んだとき、アトリウムにも9Fにも誰ひとりいなかったのは、明らかに誰か(騎士団かデスイータかは分からない)の策略のような気がしますが、それ以前に、神秘部に待機していたデスイータたちはどうやってあそこに入り込んだのでしょうか?

ルシウスは、日頃から我が物顔に出入りしているのでいいとしても、アズカバンを脱獄して魔法省がその捜索に躍起になっている面々を大勢連れて入り込むのは、そう簡単ではないでしょう?
神秘部の中に直接姿現しができれば問題はないのでしょうが、もしそれが可能なら、今まで騎士団が扉の前で見張りをしていた意味がなかったということになります。

全員が透明マントを使って入り込んだということも考えられなくはないですが、もし魔法省の内部の人物が手引きをしていたら、事はもっと簡単になりますよね。デスイータの息のかかった役人は少なからずいるでしょうから、それらの人々が陰で糸を引いていた可能性は大いにあり得ますが、騎士団側が手引きをしたという可能性はないかな?と考えてみました。

というのは、魔法省に勤めているトンクスやキングズリーが、スネイプからの警告を受けた段階で騎士団の本部にいたというのがどうも腑に落ちないからです。騎士団のメンバーがアンブリッジの暖炉よりもずっと確実な連絡手段をもっているのなら、トンクスやキングズリーはわざわざシリウス屋敷にやってきて状況を見極めるまで待機しているより、魔法省にいて、そのまますぐに神秘部をガードしにいった方がいいはずでしょう?

この部分の疑問をうまく説明する方法がないものか。。。とあれこれ考えていて、こんなことを思いつきました。あくまで妄想にすぎませんが・・・(笑)

騎士団側がデスイータたちを魔法省内に忍び込ませる計画だったとしたら、という仮定の下ではありますが、もしかしたら、デスイータたちが確実に魔法省に忍び込むための、透明マントなどよりずっと確実な方法として「忍び込むデスイータ本人たちが、魔法省の役人(トンクスたち)に化けた」ということはないでしょうか?
デスイータの中に騎士団側のスパイがいれば、忍び込ませる人物を(ポリジュースなどで)トンクスやキングズリーに化けさせるのは簡単なことでしょう。彼らの姿で魔法省を出入りするであれば、全く怪しまれることはないはずです。
もしも、こんなことが行われていたのなら、トンクスやキングズリーがその間シリウス屋敷で待機していたのも、何とか説明がつくかな・・・と。(かなり苦しいですが・笑)


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<5巻32章~> 5巻ネタバレです。

ハリーがシリウスの捕らえられた夢を見た時点から神秘部での戦いの場面までの、ハリー・サイドと騎士団サイドの一連の流れを時系列で整理していて、気になったことがあります。

ハリーたちは、アンブリッジに捕まったあと、禁じられた森に行き、そこでケンタウルスやグロウプと一悶着あり、それからロンたちと合流し、セストラルを見つけて、夜の空を飛んで魔法省にやってきます。この間、かなりの時間がたっているはずですよね?

一方、騎士団側。ハリーの謎のメッセージを理解したスネイプは、即シリウスの所在を確認します。シリウスの無事は確認できたけれど、ハリーたちが禁じられた森から帰ってこないことを案じ、スネイプは騎士団のメンバーにすぐさま警報を発したと、ダンブルドアが後に説明しています。そして、その時点で騎士団本部には、ムーディ、ルーピン、トンクス、キングズリーがいたと。

ハリーがアンブリッジの暖炉からシリウス屋敷をのぞいたときは、クリーチャー以外(シリウスは上階にいたらしい)人の居る気配はありませんでした。(もちろん別の部屋にいたのかもしれませんが、夕方の5時頃ですから、まだトンクスやキングズリーは通常なら職場にいると考えるのが自然ではないかと思います。)
それなのに、スネイプが騎士団に警報を発したときには4人(シリウスを含め5人)が本部で待機しているのと言うのは、どうも素早すぎる気がします。スネイプから最初の連絡を受けた時点で、シリウスがみんなを呼び集めていたのでしょうか?

また、ダンブルドアは、その後騎士団の面々はすぐに魔法省にハリーを助けに行くことを決めた、と言っています。となると、シリウス屋敷はロンドンにありますから、魔法省へはすぐにいけるはずです。それに、お尋ね者のシリウス以外は姿現しで瞬時に移動することもできたでしょう。
となると、騎士団のメンバーは、禁森騒動&セストラル夜空飛行のハリーたちよりは先に魔法省に到着できたのではないか?と思うのです。先に到着していれば、電話ボックスの前で張っているとか、神秘部の入り口でハリーたちを捕まえるとか・・・何か手が打てたのではないかな?と。

どうも、騎士団側に空白の時間があるような気がしてなりません。

それとも、スネイプが騎士団に警告を発したのが、そうとう時間が経ってから・・・つまり、ハリーたちがすでに神秘部に突入してしまった後だった、ということなのでしょうか?
でも、ダンブルドア曰く「スネイプはきみが言ったことをできるだけ早く騎士団に通報した」と。「できるだけ早く」が「何時間も経ってから」というのは、ちょっと納得しがたいのですが。。。

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<5巻32章> 5巻ネタバレです。

シリウスが捕らえられた夢が本当かどうか確かめるために、ハリーがアンブリッジの暖炉からシリウス屋敷の厨房に顔を出したとき、そこにいたクリーチャーは、両手をひどく傷つけたらしく包帯をぐるぐる巻きにしていた、と書かれています。

クリーチャーはどうして怪我をしたのでしょう?

バックビークに怪我を負わせようとした際に、反撃されたのでしょうか?当然、お辞儀もせず横柄な態度で近づいたでしょうから、バックビークだって怒り狂ったでしょう。
でも、何故怪我が両手だけなんでしょうね?バックビークに攻撃されたら、体の小さいハウスエルフなら、クチバシや、前足のかぎ爪などでコテンパンにやっつけられてしまうような気もするのですが・・・?

一方で、逆に魔力の強いハウスエルフですから、反撃されて怪我をすることなんてないのかもしれない・・・とも思ったり。。。それなら何故怪我をしたか?
ハウスエルフ特有の自傷行為でしょうか? 何かハウスエルフとしての掟に逆う行為をしてしまい、ドビーのように、罰として自らの手にアイロンをかけたり、オーブンの扉にはさんでみたりしたのでしょうか? う~ん、でも、クリーチャーがそんなことをするでしょうか? もしするとしたら、誰を主人と思い、誰に対してどんな逆らう行為をしたというのでしょうか? シリウスの言うことをきかない自分を自分でいましめたの???

どうもあの両手の怪我、気になります。

ところで、両手を包帯でぐるぐる巻き、って・・・ひとりで両手に包帯を巻くのってかなり難しいと思うのですが・・・(笑)。ハウスエルフだから魔法でできるのかな?

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<5巻32章> 5巻ネタバレです。

前々から気になっていたことなのですが、ハリーが見た「シリウスの捕らえられた夢」がヴォルデモートの策略だとしたら、ヴォルデモートは、ハリーがどうやって魔法省まで来ると考えていたのでしょう? 用意周到で頭のいいはずのヴォルデモートが、ハリーの移動手段を用意していないというのがどうも腑に落ちません。

ホグワーツからは姿現しも姿くらましもできませんし(もっとも、まだハリー自身ができませんけど)、まさかホグワーツ特急やナイトバスなんてマヌケな話はないでしょう? アンブリッジの暖炉から飛んでくるとでも思ったのでしょうか?

それに、もしあの夢を見てすぐに駆けつけてきたとしたら、あの時点で夕方の5時。どう考えてもハリーが堂々と魔法省(神秘部)の中に入れるはずはありません。もう少し人気のない時間を選んで夢を見させる方が賢くありませんか?(まぁ、夜中なら簡単に入れるというのもおかしな話ですが・・・)

こう考えると、アンブリッジに捕まって一悶着あって時間を無駄にしたあげく、セストラルを見つけ出すところまで(どうやって禁じられた森までたどり着くかは「謎」・・・ハーちゃんの思いつきはどこから来たのか?)、すべて計画的だったのかなぁ~?と疑いたくなります。で、そこまで計画できる人物といえば・・・ヴォルデモートではないような気がしてくるのです。


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

今月の魔法使いが、トロール研究で有名な「Gondoline Oliphant」さんでしたが、トロールがらみでちょっと気になってきました。

OWLの最後の試験、魔法史の設問の中に、10番「国際魔法使い連盟・・・云々」というものがありました。この設問についてぼんやり考えているハリーの脳裏に浮かんだものが、

・連盟の初代最高大魔法使い(the first Supreme Mugwump of the International Confederation of Wizards)は「ピエール・ボナコー(Pierre Bonaccord)」で、彼はトロール狩りをやめさせて、トロールの権利を保証しようとした

・リヒテンシュタインの山トロールは凶暴で、人々を手こずらせていたため、ボナコーとリヒテンシュタインは対立した

・連盟の第一回会合はフランスで行われた

・この会合に小鬼は出席を拒まれた

などです。
何がどう結びつくのか、実のところさっぱりなのですが(汗)、トロールの権利を認めようとした過去が、さりげなくここで引用されていることに何かの伏線があるのか?と思えてきました。単に試験の問題の記述にしては、なんだかやたらと詳しく書かれている気もしますし・・・
現在の国際魔法使い連盟の最高大魔法使いといえばダンブルドア(5巻で一時的に職を追われましたが)、第一回の会合があったフランスといえばマダム・マクシームのいる国・・・(関係ないか?)
う~ん、でもやっぱり、トロールは要チェックなのかな?これまでに出て来たトロール関連の記述を洗い直してみますか・・・


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

ハグリッドは、どうして、「ハリーがあの決定的な夢を見させられたOWLの最終日の前日」に、追い出されたのでしょう?

アンジェリーナも疑問を口にしていますが、このアンブリッジによる追い出し決行の日程が、どうも納得いきません。もともとハグリッドを追い出したかったのは分かりますが、それなら、もっと早く、例えばダンブルドアが逃亡した直後などに手を打ってもよかったのではないでしょうか?まさか、ニフラーごときのイタズラが、直接の引き金であったとも思えません。

それに、ハグリッド攻撃をやめさせようとしたマクゴナガル先生への、問答無用の攻撃もあまりに短絡的。それも、生徒たちの目の前での校長自らの卑劣極まりない行為です。いくらなんでも、ちょっとひどすぎます。でも、マダム・ポンフリーによると、本来ならマクゴナガル先生は、あのくらいの攻撃には反撃する力があるような雰囲気。ということは、敢えてやられた、ということもあり?

ハグリッドもマクゴナガル先生も、騎士団の一員です。この後に起こる、一連の騒動が、すべて騎士団の計画であったなら、試験も終わりかけたこの時期(授業に影響がなくなった時期)を選んで、学校から一時的に姿を消したと言うことも考えられなくもないですよね(笑)

ハグリッドを襲った人物のうちのひとりはドーリッシュでしたから、アンブリッジ以外の4人は魔法省のオーラーだったのかもしれません。となると、シャックルボルトさんのように騎士団サイドの人物があの中に紛れていた可能性もあり、この日を選んで、アンブリッジにハグリッドの追い出しを決行させるよう働きかけることもできたでしょう。

「見せられた偽りの夢」に誘われてハリーが確実に神秘部まで行くよう、ハリーが相談しようとするであろう騎士団関係者を予め遠ざけておいた・・・ということも考えられるのかな~と、相変わらず、あらぬ深読みをしてしまうのですが。。。(笑)


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

OWLの最後の試験「魔法史」の時間に、ハリーは決定的な例の夢を見ますが、その中でのヴォルデモートの台詞(ハリーは自分の口から発せられているように感じている)について。

「それを取れ。俺様のために・・・さあ、持ち上げるのだ・・・俺様は触れることができぬ・・・しかし、お前にはできる・・・」
「Take it for me ... lift it down, now ... I cannnot touch it ... but you can ...」

の部分です。
もちろんこれは、ハリーを誘き寄せるための虚像であるわけですが、内容的にはおかしなことを言っていますよね? ヴォルデモートは「予言に関わる者」ですから、あのガラス玉を「取る」ことができるはずです。もし、本当にあの場にヴォルデモートがいるのなら、何もシリウスを服従させる必要もなく、自分自身で取ればよいことになります。

ハリーは予言についてまったく知識がなかったので、この点に関し何も疑問に思わず、ただあのガラス玉を取るよう拷問されているシリウスを助けることしか考えていません。

でも、この時点でヴォルデモートは、ハリーが予言について何も知らないであろうとは思っておらず、ある程度の知識があり、自分に関する予言に興味を持っているだろうと考えていたようです。(後にルシウスが、ハリーが予言について知らないことに少なからず驚いていますから。。。)
もしもハリーが「ヴォルデモート自身ならあの予言玉を手に取ることができる」ということまで知っていたとしたら、あの拷問の虚像の中で「俺様は触れることができぬ」と言えば、ハリーがこの矛盾点に気づいてしまったかもしれませんよね? 何が何でもハリー自身をあの場に呼び寄せたいヴォルデモートとしては、かなり迂闊な発言のような気がします。

それとも・・・この虚像は「ハリーが予言はハリーとヴォルデモートだけが触れることができるものである、ということを絶対に知らない」という確信のもとに、見せられたものなのでしょうか?となると、ヴォルデモートのその時点での認識とは少々矛盾するような気がするし・・・

どうも、この辺にトリックが隠されているような、すっきりしない感覚が残るのですが。。。


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<5巻31章> 5巻ネタバレです。

DADA(闇の魔術に対する防衛術)のOWL(実技試験)に関して気になったこと。

★実技試験にはボガート追放も課題だったようですが、このときのハリーのボガートは、どのような姿になったのでしょうか?
もう、ディメンターは完璧に退散させる術を身につけていますから、このときはきっと違う物になったのでしょうね?かといって、復活したヴォルデモートの姿でもなかったようですね。。。もし、ヴォルデモートだったら試験会場も騒然としてしまって、きっと収拾がつかなくなったのではないでしょうか。

★ハリーは守護霊を作り出して、ボーナス点をもらっていますが・・・
これは、トフティ教授が、オグデンさんから、たまたまハリーが守護霊を作り出せることを聞いていたためにありついたご褒美ですが、他のDAメンバー(例えばハーちゃん)も守護霊を作り出せる子がいたはず。どうでもいいことですが、ハリーだけがボーナス点というのはちょっと、ずるいなぁ・・・と思うのですが(笑)。

★DAのメンバーでなかった5年生は、このDADAの実技をどうやって切り抜けたのでしょう?
とりあえず試験に出そうな呪文だけは、みんな寮などでこっそり練習していたのでしょうか?
スリザリン生を選んでアンブリッジが結成した「尋問官親衛隊」は、実は彼らのDADA実技試験の実地練習の目的も兼ねていたり・・・なんてことはないでしょうねぇ?(^^ゞ


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