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difference of expression that English and Japanese
(
クミ
)
2005-01-10 16:00:12
こなふきんさん、こんにちは。
>日本語の文章で理解しようとすると、閉心術に長けた者は、嘘をついても見破られないのだから、心の中にはそのとき「嘘の感情」とか「嘘の記憶」を閉じ込めている状態ということで、ここでは「真実と裏腹な感情」「真実と裏腹な記憶」という事になるのではないかと思うのです。
■私的な考えですが「閉心術」とは、心の中で「嘘の感情」や「嘘の記憶」を閉じ込めるものではないと思います。
『真実を閉じ込めることができる』ので、続きの文章で、「帝王の前で虚偽を口にしても見破られることがない」となっているのではないでしょうか。
単純に、嘘の感情や記憶を閉じ込めてしまったら、嘘をつけないのでは?と思いましたが、どうでしょう。
この場合、日本語が複雑ですね。私も時折、日本語の表現方法で戸惑うことがあります。
>「Only those skilled at Occlumency are able to shut down those feelings and memories that contradict the lie,・・・」
■「are able to shut down」で「閉じ込めることができる」の意味ですね。
「those feelings and memories that contradict the lie」で「嘘を否定する感情や記憶」とありますので、日本語版では「嘘とは裏腹な感情」という訳になったのでしょう。
>「shut down those~」なので、「ついた嘘と矛盾する自らの中にある感情や記憶を」すべて消し去ることができる、あるいは相手の詮索から断ち切れる、というように読み取れます。
■微妙なニュアンスですが;「消し去ることができる」だと「erase」や「blot out」、また「断ち切る」だと「cut off」という表現をすると思います。
UK版で、「開心術」とは
「It is the ability to extract feelings and memories from another person’s mind」とあるので、「閉心術」では真実を閉じ込めておく必要があるのではないでしょうか。
出直します
(
こなふきん
)
2005-01-10 16:29:59
クミさん、コメントありがとうございます。
ちょ~バカな私の戯言におつきあいさせてしまい、申し訳ございませんでした(汗)。
どうやら、私は日本語も英語もサッパリ理解していないようです。。。出直します。(大恥)
>「are able to shut down」で「閉じ込めることができる」の意味ですね
「shut down」には「閉じ込める」という意味があるんですか。全然知りませんでした。。。
(ちなみに上記に私が書いた「消し去る」とか「断ち切る」という表現は「訳」として書いたわけではなく、私の理解したニュアンスという意味で書きました。誤解をまねいてしまったら申し訳ないので、念のため。。。)
>真実を閉じ込めておく必要があるのではないでしょうか
「真実」を閉じ込めるのですね。わかりました。ありがとうございました。
全然気にしなくて大丈夫です(^^)
(
クミ
)
2005-01-10 17:39:07
私も日本語や英語に関しては勉強中の身ですので、大丈夫です(*^^*)
私、こなふきんさんの鋭い捉え方にはいつも感心させられます。
私が気づきもしないところに、改めて発見できることがあるので、刺激があって楽しいです!
先程、『Yahoo!辞書』で調べたのですが、「閉じ込める」は「shut in」や「shut up」を使うみたいですね。
「shut down」は「閉鎖」と載っていました。
これまた微妙ですね(^^;)
あぁ、日本人ながら日本語は難しいです(汗)
蛇足的 補足
(
bellegrace
)
2005-01-12 13:36:01
はじめてこちらにお邪魔いたします。実はフラッシュ・ムービーを見て、初大笑いさせてもらい、バックに「happy Birthday」って ナレーションが入るので、スネイプの誕生日にあわせたのかどうか、疑問で、こちらを探検すれは、判るかしら、と参りましたが、やはり偶然なのですね。
で、本題ですが、
クミ様のご指摘に 追加して
a lie ではなく、the lie が使われている理由は、
すでに、閉心術師がついた嘘がある、ことを示しています。
よって、the lie に contradict (反する)
those feelings and memories (感情や記憶)いう事になります。
a と the の差を、感覚的に身につけておくと、こういう込み入った内容の時、重宝だと思います。
「shut down」のように、色々にとれそうな意味の時は、English-English の辞書を使うと、イメージし易い場合が多いので、お勧めします。我々の国語辞典ですが、英和とは、違う切り口であることが多いので、面白いですよ。
ちなみに 「shut down」⇒ (factory、workshop) stop work
ニュアンスからして、消したり、切ったり、するのではなく、今やっている事を「とりあえず止める」感じになろうかと思います。Yahoo はの「閉鎖」は、そこからでしょうね。
down、 in、 out、 off などは、相手との距離感や位置で、微妙に意味が異なるため、その言葉だけ抽出して意味を確定するのは難しく、もっと、気楽に構えたほうがよろしいかと思います。
これは私見ですが、ローリングさんは、シャッターを相手の前で、ガシャン、と降ろすイメージをもたせたかったのではないか、と思います。
訳者の感覚により、自分の内側のエリアに閉じ込める、と訳すも、相手から遮断すると訳すも、間違いではないので、千差万別の訳がありえるでしょうね。
extract のほうに、むりやり搾り出す、破壊してでも入手する ような語感があるので、それに対応する、強固なもの、のイメージ、ハリーワールドだと、中世っぽく、鎧兜をまとう、なんかも、よろしいのではないか、と思う次第です。
何時拝見しましても、こなふきん様の探究心には、只々敬服あるのみです
解説、ありがとうございました♪
(
こなふきん
)
2005-01-13 03:42:14
bellegraceさん、ようこそ♪
詳しい解説ありがとうございます(多謝)。
>フラッシュ・ムービー
スネイプのお誕生日の件ですが、私も分からなくてあれこれ検索をかけていました。結局偶然なんだろうな~と曖昧な結論しか得られず、お返事しあぐねていました。ごめんなさい。。。しかし、あれはヘンですよね(笑)
ついでなので、ちょっとご紹介。あの元ネタのあったサイトで、こんなのにも笑わせてもらいました。(ハリーとは関係ないです・・・)
●
http://www.weebls-stuff.com/toons/35/
●
http://www.weebls-stuff.com/toons/25/
>English-English の辞書を使うと・・・
そうなんでしょうね。。。昔からよくそう指摘されては来ましたが(汗)、ついつい英和に頼ってしまいます(情けない)。今後、心して英英辞典をひく努力をしなくては・・・(せっかく私の電子辞書にだって英英はあるんだからなぁ・笑)
>相手との距離感や位置で、微妙に意味が異なるため
それが、英語での生活の経験のない者にとっては最もやっかいなんですね。うぅ、つらい。。。
>シャッターを相手の前で、ガシャン、と降ろすイメージ
なるほど!そういうイメージなんですね。納得♪ さすがだなぁ~(感激)
>鎧兜をまとう
あまりに素敵というか、美しいというか、表現の仕方に感動します。やはり英語を英語のまま感覚としてつかめることのすごさを痛感させられますね(羨)。はぁ。。。
>探究心には
そんな。。。単なる「しつこい、ツッコミ姿勢」ということです(笑)
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
何度もすみません
(
bellegrace
)
2005-01-13 11:29:12
すみません、blogに不慣れなもので、投稿してしまうと、編集とか、できないんですね。
補足というには、舌足らずな解説で、も少し足したかったのですが…、消去も出来ず、あせりました。お怒りではないようなので、ついでに書き足りなかった分も追補させてくださいませ。
こなふきん様の原文の解釈は、もちろん合っていたので、出直すなんて、とんでもない!素晴らしい読解力です。辞書で細かい意味を拾わなくても、意味は合っていたと、自信をお持ちくださいませ。
で、追補ですが
もし不特定な嘘、lies,や a lie だったとすると、those feelings ~のthose は
むしろ最初のthose skilled at~を受けた形となり、
訳すと
『閉心術』に長けた者だけが、【 自分達の 総ての】感情及び記憶をシャットダウンできるので、もし、これから嘘をついたとしても、バレない…
原文とおりthe lieだと、ある決まった嘘、があるという事になり、
those はthat 以下で説明されるような、感情や記憶、だということになります。
『閉心術』に長けた者だけが【 自分がついた嘘 】と矛盾する、感情及び記憶をシャットダウンでき…
のように、ほんとうに微妙なのですが、このちっぽけな冠詞いかんで、随分意味が変ります。
嘘が特定されないと、総ての感情や記憶を常にコントロール出来る、という意味になりますが、
嘘を仮にでも、特定してあると、コントロール出来るのは、その嘘に対する感情や記憶だけ、という事になります。
ペンシーブが必要なワケ とか、も係わってくるかしら?と
こなふきん様の 今後の探求の一助になるかも?と、思って書き出したのですが、最初のだけだと、全然意味なしてなくて、ごめんなさいね。
こなふきん様の問題提起のスピードに付いてゆけず、なかなか感想も書けず、こんな事からで、嫌味かなぁ~と思ったのですが、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。拝
こんにちは
(
クミ
)
2005-01-14 15:08:04
bellegraceさん、はじめまして。
>もし不特定な嘘、lies,や a lie だったとすると、those feelings ~のthose は
むしろ最初のthose skilled at~を受けた形となり、
訳すと
『閉心術』に長けた者だけが、【 自分達の 総ての】感情及び記憶をシャットダウンできるので、もし、これから嘘をついたとしても、バレない…
■もしliesやa lieだったとしても、ちゃんと、「that contradict~」(~を否定する)という文章が入っていますので、上記のような訳にはなりません。
「the lie」の「the」は、名詞の単数形につく総称用法だと思います。
「閉心術」を使用している際には、「嘘を否定する、感情や記憶を閉じ込めること」ができますので、「特定の嘘」があるのではなく、全体的に嘘をつくことができるのではないでしょうか。
「閉心術」の練習で、ハリーがペンシーブを使用しないのもその為だと考えています。
追加です(^^)
(
クミ
)
2005-01-14 23:45:05
こんばんは。
■definite article(定冠詞)は「特定しているとき」に付けますね。
ただ、この場合「属しているものを総称するケース」で「定冠詞プラス名詞」の表現方法として使われていると思います。
例えば、嘘の種類は具体的に多数あるでしょうが、嘘としては全体を代表させる1つの単語しかなく、その意味では「特定している」と言えます。
本来「the」は指示性は弱く、日本語には訳さないことが多いですね。
そこで「嘘を特定してあると、コントロールできるのは、その嘘に対する感情や記憶だけ」の解釈に疑問を持ちまして、上記にて説明させて頂きました。
お詫び
(
bellegrace
)
2005-01-15 17:36:46
こなふきん様 クミ様
私の不用意な書き込みのせいで、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
クミ様のご指摘とおり
>「the lie」の「the」は、名詞の単数形につく総称用法だと思います
が、文法の説明としては、正しいと存じます。
私の中では、クミ様の説明と矛盾は、ないのですが、
私の舌足らずな説明と、マズイ例文のせいで、徒に複雑化させてしまったようで
申し訳なく、反省しております。
こなふきん様の blog を、心ならずも引っかき廻す事になりました。
どうぞ、お許しくださいませ。
今後とも、これに懲りず、宜しくお願い申し上げます。かしこ
I’m sorry
(
クミ
)
2005-01-15 18:56:20
bellegraceさん、こんばんは!
ごめんなさい、私が細かすぎるのです。
ですのでbellegraceさんが謝る必要などないのです。
私としては疑問を持ちますと、その事柄に対して知りたいという好奇心が押さえきれず、むしろこうして意見を得たり、事柄を探究したりすることが楽しくて仕方がないのですよ(^^;)
しかし説明の上で、私がbellegraceさんの言葉を誤解した様で、大変申し訳ございませんでした。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。
やんちゃ娘はしばらくおとなしくしております(汗)
ついてゆけず、申し訳ないです。。。
(
こなふきん
)
2005-01-16 03:33:43
bellegraceさん、クミさん、コメントありがとうございます。
いやいや、いろいろとスミマセン。
お二人のお話のレベルの高さにすっかり目を回してしまい、ただただおろおろしつつ、お返事のタイミングを逸してしまいました。
文法的なことはサッパリ「???」で、なんともふがいないのですが、これからも皆様とあれこれ、ハリー・ポッター・シリーズに関して議論していきたいと思っております。
どうか、今後とも忌憚なきご意見、よろしくお願いいたしますね♪
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>日本語の文章で理解しようとすると、閉心術に長けた者は、嘘をついても見破られないのだから、心の中にはそのとき「嘘の感情」とか「嘘の記憶」を閉じ込めている状態ということで、ここでは「真実と裏腹な感情」「真実と裏腹な記憶」という事になるのではないかと思うのです。
■私的な考えですが「閉心術」とは、心の中で「嘘の感情」や「嘘の記憶」を閉じ込めるものではないと思います。
『真実を閉じ込めることができる』ので、続きの文章で、「帝王の前で虚偽を口にしても見破られることがない」となっているのではないでしょうか。
単純に、嘘の感情や記憶を閉じ込めてしまったら、嘘をつけないのでは?と思いましたが、どうでしょう。
この場合、日本語が複雑ですね。私も時折、日本語の表現方法で戸惑うことがあります。
>「Only those skilled at Occlumency are able to shut down those feelings and memories that contradict the lie,・・・」
■「are able to shut down」で「閉じ込めることができる」の意味ですね。
「those feelings and memories that contradict the lie」で「嘘を否定する感情や記憶」とありますので、日本語版では「嘘とは裏腹な感情」という訳になったのでしょう。
>「shut down those~」なので、「ついた嘘と矛盾する自らの中にある感情や記憶を」すべて消し去ることができる、あるいは相手の詮索から断ち切れる、というように読み取れます。
■微妙なニュアンスですが;「消し去ることができる」だと「erase」や「blot out」、また「断ち切る」だと「cut off」という表現をすると思います。
UK版で、「開心術」とは
「It is the ability to extract feelings and memories from another person’s mind」とあるので、「閉心術」では真実を閉じ込めておく必要があるのではないでしょうか。
クミさん、コメントありがとうございます。
ちょ~バカな私の戯言におつきあいさせてしまい、申し訳ございませんでした(汗)。
どうやら、私は日本語も英語もサッパリ理解していないようです。。。出直します。(大恥)
>「are able to shut down」で「閉じ込めることができる」の意味ですね
「shut down」には「閉じ込める」という意味があるんですか。全然知りませんでした。。。
(ちなみに上記に私が書いた「消し去る」とか「断ち切る」という表現は「訳」として書いたわけではなく、私の理解したニュアンスという意味で書きました。誤解をまねいてしまったら申し訳ないので、念のため。。。)
>真実を閉じ込めておく必要があるのではないでしょうか
「真実」を閉じ込めるのですね。わかりました。ありがとうございました。
私、こなふきんさんの鋭い捉え方にはいつも感心させられます。
私が気づきもしないところに、改めて発見できることがあるので、刺激があって楽しいです!
先程、『Yahoo!辞書』で調べたのですが、「閉じ込める」は「shut in」や「shut up」を使うみたいですね。
「shut down」は「閉鎖」と載っていました。
これまた微妙ですね(^^;)
あぁ、日本人ながら日本語は難しいです(汗)
で、本題ですが、
クミ様のご指摘に 追加して
a lie ではなく、the lie が使われている理由は、
すでに、閉心術師がついた嘘がある、ことを示しています。
よって、the lie に contradict (反する)
those feelings and memories (感情や記憶)いう事になります。
a と the の差を、感覚的に身につけておくと、こういう込み入った内容の時、重宝だと思います。
「shut down」のように、色々にとれそうな意味の時は、English-English の辞書を使うと、イメージし易い場合が多いので、お勧めします。我々の国語辞典ですが、英和とは、違う切り口であることが多いので、面白いですよ。
ちなみに 「shut down」⇒ (factory、workshop) stop work
ニュアンスからして、消したり、切ったり、するのではなく、今やっている事を「とりあえず止める」感じになろうかと思います。Yahoo はの「閉鎖」は、そこからでしょうね。
down、 in、 out、 off などは、相手との距離感や位置で、微妙に意味が異なるため、その言葉だけ抽出して意味を確定するのは難しく、もっと、気楽に構えたほうがよろしいかと思います。
これは私見ですが、ローリングさんは、シャッターを相手の前で、ガシャン、と降ろすイメージをもたせたかったのではないか、と思います。
訳者の感覚により、自分の内側のエリアに閉じ込める、と訳すも、相手から遮断すると訳すも、間違いではないので、千差万別の訳がありえるでしょうね。
extract のほうに、むりやり搾り出す、破壊してでも入手する ような語感があるので、それに対応する、強固なもの、のイメージ、ハリーワールドだと、中世っぽく、鎧兜をまとう、なんかも、よろしいのではないか、と思う次第です。
何時拝見しましても、こなふきん様の探究心には、只々敬服あるのみです
bellegraceさん、ようこそ♪
詳しい解説ありがとうございます(多謝)。
>フラッシュ・ムービー
スネイプのお誕生日の件ですが、私も分からなくてあれこれ検索をかけていました。結局偶然なんだろうな~と曖昧な結論しか得られず、お返事しあぐねていました。ごめんなさい。。。しかし、あれはヘンですよね(笑)
ついでなので、ちょっとご紹介。あの元ネタのあったサイトで、こんなのにも笑わせてもらいました。(ハリーとは関係ないです・・・)
●http://www.weebls-stuff.com/toons/35/
●http://www.weebls-stuff.com/toons/25/
>English-English の辞書を使うと・・・
そうなんでしょうね。。。昔からよくそう指摘されては来ましたが(汗)、ついつい英和に頼ってしまいます(情けない)。今後、心して英英辞典をひく努力をしなくては・・・(せっかく私の電子辞書にだって英英はあるんだからなぁ・笑)
>相手との距離感や位置で、微妙に意味が異なるため
それが、英語での生活の経験のない者にとっては最もやっかいなんですね。うぅ、つらい。。。
>シャッターを相手の前で、ガシャン、と降ろすイメージ
なるほど!そういうイメージなんですね。納得♪ さすがだなぁ~(感激)
>鎧兜をまとう
あまりに素敵というか、美しいというか、表現の仕方に感動します。やはり英語を英語のまま感覚としてつかめることのすごさを痛感させられますね(羨)。はぁ。。。
>探究心には
そんな。。。単なる「しつこい、ツッコミ姿勢」ということです(笑)
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
補足というには、舌足らずな解説で、も少し足したかったのですが…、消去も出来ず、あせりました。お怒りではないようなので、ついでに書き足りなかった分も追補させてくださいませ。
こなふきん様の原文の解釈は、もちろん合っていたので、出直すなんて、とんでもない!素晴らしい読解力です。辞書で細かい意味を拾わなくても、意味は合っていたと、自信をお持ちくださいませ。
で、追補ですが
もし不特定な嘘、lies,や a lie だったとすると、those feelings ~のthose は
むしろ最初のthose skilled at~を受けた形となり、
訳すと
『閉心術』に長けた者だけが、【 自分達の 総ての】感情及び記憶をシャットダウンできるので、もし、これから嘘をついたとしても、バレない…
原文とおりthe lieだと、ある決まった嘘、があるという事になり、
those はthat 以下で説明されるような、感情や記憶、だということになります。
『閉心術』に長けた者だけが【 自分がついた嘘 】と矛盾する、感情及び記憶をシャットダウンでき…
のように、ほんとうに微妙なのですが、このちっぽけな冠詞いかんで、随分意味が変ります。
嘘が特定されないと、総ての感情や記憶を常にコントロール出来る、という意味になりますが、
嘘を仮にでも、特定してあると、コントロール出来るのは、その嘘に対する感情や記憶だけ、という事になります。
ペンシーブが必要なワケ とか、も係わってくるかしら?と
こなふきん様の 今後の探求の一助になるかも?と、思って書き出したのですが、最初のだけだと、全然意味なしてなくて、ごめんなさいね。
こなふきん様の問題提起のスピードに付いてゆけず、なかなか感想も書けず、こんな事からで、嫌味かなぁ~と思ったのですが、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。拝
>もし不特定な嘘、lies,や a lie だったとすると、those feelings ~のthose は
むしろ最初のthose skilled at~を受けた形となり、
訳すと
『閉心術』に長けた者だけが、【 自分達の 総ての】感情及び記憶をシャットダウンできるので、もし、これから嘘をついたとしても、バレない…
■もしliesやa lieだったとしても、ちゃんと、「that contradict~」(~を否定する)という文章が入っていますので、上記のような訳にはなりません。
「the lie」の「the」は、名詞の単数形につく総称用法だと思います。
「閉心術」を使用している際には、「嘘を否定する、感情や記憶を閉じ込めること」ができますので、「特定の嘘」があるのではなく、全体的に嘘をつくことができるのではないでしょうか。
「閉心術」の練習で、ハリーがペンシーブを使用しないのもその為だと考えています。
■definite article(定冠詞)は「特定しているとき」に付けますね。
ただ、この場合「属しているものを総称するケース」で「定冠詞プラス名詞」の表現方法として使われていると思います。
例えば、嘘の種類は具体的に多数あるでしょうが、嘘としては全体を代表させる1つの単語しかなく、その意味では「特定している」と言えます。
本来「the」は指示性は弱く、日本語には訳さないことが多いですね。
そこで「嘘を特定してあると、コントロールできるのは、その嘘に対する感情や記憶だけ」の解釈に疑問を持ちまして、上記にて説明させて頂きました。
私の不用意な書き込みのせいで、ご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした。
クミ様のご指摘とおり
>「the lie」の「the」は、名詞の単数形につく総称用法だと思います
が、文法の説明としては、正しいと存じます。
私の中では、クミ様の説明と矛盾は、ないのですが、
私の舌足らずな説明と、マズイ例文のせいで、徒に複雑化させてしまったようで
申し訳なく、反省しております。
こなふきん様の blog を、心ならずも引っかき廻す事になりました。
どうぞ、お許しくださいませ。
今後とも、これに懲りず、宜しくお願い申し上げます。かしこ
ごめんなさい、私が細かすぎるのです。
ですのでbellegraceさんが謝る必要などないのです。
私としては疑問を持ちますと、その事柄に対して知りたいという好奇心が押さえきれず、むしろこうして意見を得たり、事柄を探究したりすることが楽しくて仕方がないのですよ(^^;)
しかし説明の上で、私がbellegraceさんの言葉を誤解した様で、大変申し訳ございませんでした。
これからも、どうぞ宜しくお願いします。
やんちゃ娘はしばらくおとなしくしております(汗)
bellegraceさん、クミさん、コメントありがとうございます。
いやいや、いろいろとスミマセン。
お二人のお話のレベルの高さにすっかり目を回してしまい、ただただおろおろしつつ、お返事のタイミングを逸してしまいました。
文法的なことはサッパリ「???」で、なんともふがいないのですが、これからも皆様とあれこれ、ハリー・ポッター・シリーズに関して議論していきたいと思っております。
どうか、今後とも忌憚なきご意見、よろしくお願いいたしますね♪
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。