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『ロック・オブ・エイジズ』(PG12) じっとなんかしてられない“ glee! ロック・ヴァージョン”

2012年10月03日 | わくわくした映画

原題:ROCK OF AGES(PG12)
2012年・アメリカ(123分)
               
製作:マシュー・ウィーバー、スコット・プリサンド、カール・レビン、トビー・マグワイア
監督:アダム・シャンクマン
脚本:ジャスティン・セロー、クリス・タリエンゾ、アラン・ローブ
音楽:アダム・アンダース、ピア・アストロム
出演:ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボネータ、ラッセル・ブランド、ポール・ジアマッティ、
   キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マリン・アッカーマン、メアリー・J・ブライジ、
   ブライアン・クランストン、アレック・ボールドウィン、トム・クルーズ ほか


鑑賞日:2012年9月25日 (川崎)

 う、・・・・うう・・・・、クゥゥゥゥ…
だめだ、か、体が、勝手にリズムを・・・取り始めてしまう。
おとなしく観てるなんて、うぅぅぅぅ・・・やっぱり、で・き・な~い!!

<ストーリー>
時は、1987年。
歌手を夢見て田舎からハリウッドへと飛び出してきたシェリーは、
サンセット・ストリップに建つライブハウス『バーボンルーム]』で働きながら、
ロック・スターを目指すドリューと運命に導かれるように出会った。
ドリューの口添えで、シェリーもまた『バーボンルーム』で働き始め、
ふたりは次第に心を寄せ合う。

一方、
彼らがあこがれている人気バンド「アーセナル」のフロントマンであり、
ロックの神と呼ばれるボーカル、ステイシーが、
『バーボンルーム』にやってくることが決まった。
その前座に、ドリューもバンドとして出演することが決まった。

だが、その当日。
ステイシーの楽屋からシェリーが出てきた姿を見て、ドリューは誤解する。
彼女に裏切られた思いを胸に、ステージに立つドリュー。
“I wanna Rock !”

80年代のハリウッドを舞台にした、ボーイミーツガールのラブ・ストーリー。


シェリー役のジュリアン・ハフと、ドリュー役のディエゴ・ボネータ。

物語は、ヒーロー&ヒロイン2人の定番ラブ・ストーリーが中心。
だが、その二人をとりまく登場人物たちのアクが強いところが、本作の魅力!

ライブハウス『バーボンルーム』のオーナー、
デニス・デュプリーを演じた
アレック・ボールドウィン
ロックを愛し続けるオヤジっぷりがいい。

『バーボンルーム』のマネージャー、ロニーを演じたラッセル・ブランド
今年7月に、結婚14ヶ月でケイティ・ペリーと離婚したばかり。
MTVビデオ・ミュージックアウォードでの司会を見ていても、
際どくお下劣だったが、、
そのキャラのまま登場していたのがおかしかった。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、ワケありのキャラで登場。
『シカゴ』のときよりはるかに力の抜けた、ノリノリ加減がいい。

そして、トム・クルーズ演じるステイシー。
周りに女をはべらせ、酒とドラッグにおぼれているロックの神という、
およそ、まじめなトム自身のキャラからは程遠い役柄。
しかもミュージカルで濡れ場を演じるなんて、「どうした?トム?」って感じ。
だが、
ガンズ・アンド・ロ-ゼズのアクセル・ローズから指導を受けただけあって、

見事な歌とライブパフォーマンスは見応え聞き応えあり

ステイシーのマネージャー役、ポール・ジアマッティの手堅さに、
マリン・アッカーマンメアリー・J・ブライジ
そのほかカメオ出演していた・・・・・・・・・・・・・などなど。
“おとなの演出”に終始笑ってしまった。

だが、この作品最大の魅力は、やはりロックン・ロール。

Jukebox hero/I love rock'n Roll
ディエゴ・ボニータ、アレック・ボールドウィン、ラッセル・ブランド、
ジュリアン・ホフ
ANY WAY YOU WANT IT

メアリー・ブライジ、コンスタンチン・マロウリス、ジュリアン・ホフ
We Built This City/Were Not Gona Take It

ラッセル・ブランド、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

ノリ良く心地いいアレンジに、「どうも、glee!っぽいな~」と思っていたら、
ほんとに音楽担当はglee!のチームだった。


だからってわけじゃないだろうけど、
〆はやはり、ジャーニーの名曲「Don’t Stop Believin’」でキマリ!!

気分で、一緒に歌っちゃいまいました。

 

やんちゃ度:★★★★★★★★★★★★
エロカワ度:★★★★★★★★★★★★★★★★
え?バックストリート・ボーイズ度:★★★★
ロックン・ロール度:★★★★★★★★★★★★★★★
度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

鑑賞後の総合評価


ライブに来ているかのように、心躍らせた2時間。
おとなしく観てるなんて無理!
理屈抜きに楽しめる最高のジュークボックス・ミュージカル!!

余談1:ホントは離婚したくなかったトム・クルーズと、
     離婚して清々したラッセル・ブランドの
はじけ方の違いに納得。(笑)

余談2:昨年西川貴教島谷ひとみらで、
      日本版『ロック・オブ・エイジズ』を上演していたことは、
     まったく知らなかった。

  

 

ロック・オブ・エイジズ オリジナル・サウンドトラック

 日本版ボーナストラックも入って、
全24曲
 
SMJ


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