『アマルフィ ～女神の報酬～』
監督：西谷弘
出演：織田裕二 天海祐希 佐藤浩市 ロッコ・パパレオ 他
主題歌：サラ・ブライトマン
鑑賞日：2009年８月２７日 （新百合ヶ丘）
鑑賞前の期待値：★★
織田裕二のファンでもなく、
イタリアが特別好きでもなく、
原作を読んだわけでもなく、
どちらかと言えば、「観なくてもいいか。」ぐらいにしか思っていなかったのに、
たまたま上映時間と暇な時間が合ったため観てみたという、超ネガティブな鑑賞。
（あっ！・・・天海祐希は好きです。）
物語としては、良～く出来ていて、
２時間飽きることなく最後まで見ることが出来ました。
（きっと、原作がしっかりしているからなんだろうな。）
クライマックスでは、危うく涙ぐんでしまうところでした。
ただ、事前に見ていた予告編の印象では、
アマルフィがクライマックスの舞台となるのかと思っていたのですが、
そうではなかったんですね。
事件の背景について色々と考えさせられる点もあったし、
事件そのものは解決しても、決してハッピー・エンドではないはずなのに、
エンド・ロールが流れ始めた途端、それまでの雰囲気が一掃。
すっかりお祭り気分に。
映像は綺麗だし、サラ・ブライトマンの歌声と相俟って感動的ではあったけれど、
上映が終わり、場内が明るくなったときには、
「ＢＥＬＬＡ ＩＴＡＬＩＡ！！」
「祝！フジテレビ開局５０周年！」
という印象の作品に、すっかり変わってました。
余韻に浸るという感じではなかったからか、終わると同時にみんな席を立ってました。
キャストに関しては、それなりに・・・といったところかな。
声だけの出演だった中井貴一は、続編への前フリなのかな？
ところで、女神の報酬って何だったんだろう？
織田裕二の目ヂカラ：★★★★★
天海祐樹の美ヂカラ：★★★★★
佐藤浩市の説得力：★★★★★
イタリアの魅力：★★★★★★
フジテレビのチカラ：★★★★★★★★★★★★★
鑑賞後の総合評価：★★★☆
２０１１年にTVドラマシリーズになると、誰が予想しただろう？
