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原題:WAR HORSE(G)
2011年・アメリカ(147分)
製作&監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:リー・ホール、リチャード・カーティス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、エミリー・ワトソン ほか
鑑賞日:2012年3月10日 (川崎)
ドリーム・ワークスですよ!
スピルバーグ監督ですよ!
ジョン・ウィリアムズの音楽ですよ!
貧しくも純粋な若者ですよ。
利発で気高い馬ですよ。
凛々しい少佐ですよ。
浅はかだったけれど家族愛に倒れる若い兄弟ですよ。
愛らしい孫娘と実直な祖父ですよ。
戦場の奇跡ですよ!
運命の再会ですよ!
これで、アカデミー賞が取れない筈がない!!!
…あれれ?
6部門でノミネートされただけでしたね。
何も受賞ならず。オカシイですね。
せめて、ジョーイを演じた馬に何か賞を贈りたいところ。
それにしても 、王道をゆく作品を、ケレン味なく堂々と製作できる。
それもスピルバーグならではでしょう!
何ら懸念することなく、スクリーンに心を委ねれば、
最初から最後まで心地よく感情を揺さぶられる作品。
アルバートの純朴な芝居のウマさ度:★★★★★★★★★★★★
馬が芝居を?!と驚くほどのウマさ度:★★★★★★★★★★★★★★★★
ストーリー・テリングのウマさ度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
感情に訴えかける音楽のウマさ度:★★★★★★★★★★★★
全てがウマすぎる予定調和度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
鑑賞後の総合評価:★★★★☆
エンド・クレジットの最後で、
“この作品では、馬を傷つけていません。”
という内容の一文に目が止まった。
と言うことは、
登場した馬は、一頭たりとも死んでないってことだよね。
ジョーイの体に巻き付いた鉄条網は、ゴム製か何かだったんだね。
まぁ、そんなことは当然分かっているんだけど、
文言を見て安心するより、逆に興ざめしてしまった。
きっと、動物愛護団体とかの圧力があって、
動物が出演する映画で、こういうエクスキューズがされるようになったんだろうね。
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SMJ |