原題:ZOMBIELAND R15+
2009年・アメリカ (88分)
製作:ギャヴィン・ポローン
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:レット・ルース
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ、エマ・ストーン、
アビゲイル・ブレスリン、ビル・マーレイ ほか
鑑賞日:2010年1月12日(アメリカ)
この映画は笑った!!
大笑いさせてもらいました。
これまでも、ゾンビ映画をいくつか見てきましたが、こんなに笑ったのは初めて。
間違いなくゾンビ映画史に残る過去最高の傑作。
新型ウィルスのパンデミックで、ほとんどの人間が人喰いゾンビとなってしまったアメリカ。
わずかに感染を逃れた人間たちが、ゾンビがいないという夢の遊園地を目指す。
数々のゾンビ映画を参考に、
生き残るための32のルールを作った、引きこもり青年コロンバス。
(ルールひとつひとつを実例で紹介するところが、まず笑えます。)
彼が出会うのが、最強ハンターのタラハシー。
(マッチョなカウボーイというあたりがアメリカ人男性の典型。)
真逆どころか、まったく噛み合うことのないふたりが、ともに旅することに。
さらに、一筋縄ではいかない曲者美人姉妹ウィチタとリトルロックが加わることで、
旅の様相はさらに変化。
ホラー、サスペンス、アクション、ついでに青春ラブストーリーありと、
面白い映画の要素てんこ盛り。
引きこもっていたコロンバスにとっては、あまりに刺激的な旅。
ゾンビ映画の大ファンはもとより、
ジャンルを問わない映画ファン、
ゾンビ映画だけは見たことがない映画ファン、
さらには、ふらっと立ち寄った観客まで、
きっと笑えます!!
暑い夏のひととき、絶叫と大笑いで、ストレス解消できるかも。
とはいえ、一応、R15+の映画です。念のため。
ゾンビの恐怖度:★★★★★
ルールの説得力:★★★★★★★★★★★★★
パロディ度:★★★★★★★★★
アビゲイルの女優としての成長度:★★★★★★★★★★★★★
ストレス発散度:★★★★★★
総合評価:★★★★ (ゾンビ映画限定なら、満点。)
この映画に、本人役で登場しているビル・マーレー。
おなじみの彼が登場した瞬間、ぼくは思わず拍手をしてしまいました。
しかも、オイシイところはきっちりと持っていく、したたかな(やりすぎ?)演技。
最高です。
パート2は、3Dだそうです。
ビル・マーレイは本当大爆笑でしたね!
一番の見せ場なんじゃないかと思うくらい、印象に残っています。
他にもいいシーン沢山あるのに!(笑)
次回作は3Dとか★
今回は限られた劇場でしか公開しなかったので、3Dになったら沢山の映画館で上映されるといいですよね。
ゾンビランドの続編も気になりますが、
バイオハザードIVも、いよいよ3Dで公開ですね。(2010年9/10)
3Dカメラで撮影し、3Dで編集され上映される、本当のフル3D作品という意味でも、気になります。