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『ヒドゥン・フェイス』 超お薦め!!衝撃のコロンビア産サスペンス・スリラー!

2012年09月14日 | ドキドキした映画

原題:La Cara Oculta
2011年・コロンビア/スペイン(96分)
               
監督&脚本:アンドレ・バイズ 
出演:マルチナ・ガルシア、キム・グティエレス、クララ・ラゴ ほか


鑑賞日:2012年9月13日 (渋谷)

シアターN渋谷で、
“特集!コロンビアの迷宮”と銘打ち、
2週間限定で公開している南米コロンビアのパニック・スリラー
『スクワッド』 と 『ヒドゥン・フェイス』。
続けて2本観てきました。

まずは、
『ヒドゥン・フェイス』
面白かった~~~!!!

超お薦め作!
男性より女性にこそ、
このサスペンス・スリラーは、衝撃かもしれない!!

恋人とでも、女性同士でも、もちろんひとりででも、
渋谷に行ける人は是非!
観終わったあとは、すぐにでも感想を口にしたくなるはず。
いや、口に出さずにはいられないはず。 


ストーリー展開(編集)のうまさと、
明かされていく謎のハラハラ、ドキドキ感、
そして、女性ならではの究極の心理戦!!
男は美しい女性に目を奪われながらも、ただゾッとするしかない。

いや~~、こんな面白い映画があったなんて!!


もう、余計なことは言いません。
公開は9月21日(金)まで。(延長して欲しいくらい。)

観て損はなし。
是非、是非!
南米コロンビア産のエクストリーム(極限)・サスペンス・スリラーを、
ご堪能あれ。


もしかすると、自分自身の“隠された顔”に気づくことになるかも?!

アドリアンのモテ男ぶり:★★★★★★★★★★★★
ファビアンの魅力:★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ベレンの美しさ:★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ミステリー度:★★★★★★★★★★★★★★★★★
サスペンス度:★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

鑑賞後の総合評価:

レーティングがないけど、R15くらいの作品か?

もし、この作品を観るなら、

予告編は見ないか、見ても頭の中を白紙に戻して鑑賞することを、
お薦めします。

コロンビア産のサスペンス・スリラーという
新しい体験ができること請け合い!



もう少し詳しい感想が気になる方は、以下へ・・・
    ↓
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<物語>

残されていたのは、恋人からの別れを告げるビデオメッセージだけだった。

交響楽団に招かれたスペイン人指揮者アドリアンは、
最愛の恋人ベレンを連れて、コロンビアの地を訪れていた。
              
郊外にひっそりと建つ元ドイツ人の屋敷を借り
ふたりで暮らしながら演奏会の準備を進めていた。
全ては順調にいっているはずだった。
だが、
ベレンは忽然と姿を消し、音信不通となった

打ちひしがれ、悲しみに耐え切れず酒場を訪れたアドリアンは、
酩酊し醜態をさらす。
已むなく、店で働く若い娘ファビアナが介抱することになったが、
そのことをきっかけに、
互いに惹かれ合うものを感じ、ふたりの仲は急接近。
ついに、ファビアナはアドリアンの屋敷で一夜を共にした。

恋人が交響楽団の指揮者!
ファビアナは喜びを感じていた。
だが同時に、屋敷の中で、何かの気配も感じていた。
                        
洗面台の排水口から聞こえてくる何かの囁き・・・
バスタブの湯に広がる不自然な波紋・・・
勝手にお湯が熱くなるシャワー・・・
鏡をじっとみつめる犬・・・

いっぽう、捜索願いを受け、ベレンの行方を捜している刑事は、
恋人の失踪から間もないにもかかわらず、
若い娘を屋敷に引き入れているアドリアンに、疑いの目を向ける。

果たして、
アドリアンは、本当に恋人に捨てられただけの男なのか?
ベレンは、なぜ忽然と姿を消したのか?
屋敷内で感じる不気味な気配は、何なのか?
そして、床下に落ちていた鍵は、いったい?

不安を抱きながらも、ファビアナはアドリアンに抱かれる・・・
この作品は、 
ミステリーなのか?
 サスペンスなのか?
    オカルトなのか?

いずれにも舵を切れる要素が出そろったところで、
アンドレ・バイズ監督は突然、
コロンビアにやってくる前の、アドリアンとベレンの物語へと遡ってみせる。

面白いのは、冒頭はアドリアンの視点で描かれ、
ファビアンが屋敷に来てからは、ファビアンの視点で描かれ、
過去に遡ったら、ベレンの視点で描かれていくこと。

そして、3人の視線が屋敷の中で交差するとき、
観客は、衝撃の真実を目撃することとなる!!

「おおぉぉぉ、なんということだ~~~!!」

クライマックスの緊迫の展開、
明かされる真実。
驚愕の結末!

 『私が、生きる肌』の衝撃度、完成度には到底かなわないが、
同じスペイン語圏の映画としては、か・な・り・キテマス!

残暑厳しい折に、心胆寒からしめる1作!であることは、間違いなし。

なお、
この映画の教訓は、カレシの携帯電話は、決して盗み見ないこと!です。







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