どうもこんにちは。
桜の季節も終わろうとしていますが。
それでも毎年恒例の『霊場魔所の桜シリーズ』の第2回を始めたいと思います・・・が、私がオフ多忙でシリーズ更新を休んでいる間に、すっかり今年(2024年、令和6年)の桜の季節は終わってしまったようですので。
今年の残りの京都・霊場魔所の桜巡りを、まとめて一気に記事にしようかと思います。
まずは、本シリーズでも何度か紹介している霊場にして魔所(京都最大級の心霊スポットでもある!)、清水寺の桜を。
(※なお、清水寺が「霊場にして魔所」「京都最大級の心霊スポット」であるとはどういうことかについて詳細に興味ある方は、本シリーズの清水寺関連の記事)をご覧ください。
さる4月3日、清水寺で開催される予定であった「青龍会(せいりゅうえ)」という行事を、実に何年かぶりに観に行こうとしたのですが。
残念ながらその当日は、雨天により「青龍会」が中止となってしまいました。
しかしせっかく清水寺まで来たのだからと、せめて参拝だけでもと思って、拝観料を払い、清水寺を巡ります。
「青龍会」は観られませんでしたが、また見頃は少し過ぎていたようですが、桜の季節だったので、境内や音羽の谷などの桜を観て回ることはできました。
桜を見終わった後は、境内の「舌切茶屋」で一服。
帰りに通った産寧坂(三年坂)や夢見坂でも、少しの桜が。
次に東寺こと教王護国寺の、東門付近桜を。
そう言えばどこで、誰からだったか。
「かつて東寺では、あまりにも美しすぎて修行の妨げになるから」と、修行僧によって東寺境内の桜を切り倒したことがあったという話を聴いたことがあるのですが・・・。
本当ですかね?
私は、自分たちの生活や仕事、そして修行の場にも、桜や紅葉などの形で自然美を取り込み、愛でてきた先人たちの感性を、高く評価したいのですがね。
今回はあともう一箇所。
私がほぼ毎年訪れている、桜の美しい霊場をとりあげます。
それは、「菅原道真の霊が降臨した」と伝えられる霊石「登天石」が祀られている水火天満宮です。
京都市営バスの「天神公園前」停留所で降りて、まずは水火天満宮に隣接する「天神公園」へ。
この公園も桜名所のひとつですが、今年(2024年、令和5年)は桜の散る時期も早く、この時はもうピークを過ぎていたようですが。
天神公園から水火天満宮境内へ。
ピークを少し過ぎていたとはいえ、それでも見事ですし、また散った花びらに覆われた地面もまた良かったりします。
こちらが、菅原道真の霊がその上に降臨したという霊石「登天石」。
この「登天石」の伝承について詳細に興味ある方は、シリーズ第37回などの過去記事をご覧ください。
この「登天石」と垂れ桜の組み合わせを観る為に、撮る為に、毎年のようにこの古社を訪れているのです。
帰りに。
途中で目に着いた「金玉龍王の池」。
この小さな池が目にとまった、気になったのは、今年が辰年だからという理由だけではないような気がします・・・。
さて、ここまでざっと京都各地の霊場魔所の桜を紹介してきましたが。
霊場魔所の桜の画像の取り置きがまだまだありますので、シリーズ次回でも引きつづき紹介していきたいと思います。
今回はここまで。
また次回。
*清水寺のHP
https://www.kiyomizudera.or.jp/
*東寺(教王護国寺)のHP
*水火天満宮のHP
*『京都妖怪探訪』シリーズ